ラスト・イニング の商品レビュー
瑞垣君、相変わらずめんどくさい奴。でも、まあこういう形で後日談を書いてくれたので、その試合がどんな風だったのかを知ることが出来て、私は満足。なるほど、そういう試合にしたかったんだね。今さら、さらに後日談はないだろうな。でも、読んでみたいものだ
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『バッテリー』のその後の物語。 『バッテリー』では主人公コンビのライバル校の先輩であった瑞垣を中心に、野球(と野球仲間)に対して愛憎にも似た気持ちで向き合う高校生たちの心情を描く。 たかが野球、されど野球、というか。 大人の視線で見れば、「もっと上手な生き方もできるだろう」と思...
『バッテリー』のその後の物語。 『バッテリー』では主人公コンビのライバル校の先輩であった瑞垣を中心に、野球(と野球仲間)に対して愛憎にも似た気持ちで向き合う高校生たちの心情を描く。 たかが野球、されど野球、というか。 大人の視線で見れば、「もっと上手な生き方もできるだろう」と思ってしまう、聡い子どもたちが、それでも叶えたい欲望があると、不器用な道を選んでいく様に、もどかしさと羨ましさを感じる。 そんなにも焦がれる野球という存在、そして、原田巧というピッチャーと出会ってしまったことは、果たして彼らにとって幸福なのか、不幸なのか。 ただ「天藍」の空のように、青く美しいことは確かなのだろう。
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バッテリーの番外編。 瑞垣が好きなキャラではないので、本編ほど入り込めなかった。本編では描かれなかった試合の結末が分かってスッキリしたような、分からない方が良かったような。 本編を読んでいる時から思っていたことだが、難しい言葉が多用されていて、自分の無知にガッカリしました。一...
バッテリーの番外編。 瑞垣が好きなキャラではないので、本編ほど入り込めなかった。本編では描かれなかった試合の結末が分かってスッキリしたような、分からない方が良かったような。 本編を読んでいる時から思っていたことだが、難しい言葉が多用されていて、自分の無知にガッカリしました。一方で、中高生の心情を表現するには難しすぎて違和感があり、それが余計に「こんなに大人な中高生はいない」と感じさせたような気がします。 本をたくさん読むことで語彙力が増え、それによって自分の言いたいことを多彩に表現できるようになる、とは「読書のススメ」的な本にはよく書かれていて、作者の中ではそれらの言葉がピンポイントで状況や気持ちを表現できる言葉だったのかと思います。語彙力があるってすごいことだなぁ。日本語でも英語でも色んな言葉を使いこなせたらカッコいいけど、今から覚えらる気がしないし、覚えられても使いこなせさそうです。
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「バッテリー」屈指の人気キャラクター瑞垣の目を通して語られる、彼らのその後の物語―。 (アマゾンより引用) 私、この主人公キライ。 あまりにも子供すぎる。 読んでてイライラするくらい
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バッテリーのスピンオフ 瑞垣のその後、横手2中、永倉、原田のバッテリー、横手2中の新バッテリー その後を知りたいのは私だけか?
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『バッテリー』をけなした割に続編にも手を出してしまった。(意外に好きなのか?) 『バッテリー』でもそうだったが、やはりキャラクターが物語の進行に都合のいいように動くなあというのと、肝心の試合についてきちんと描けていないんじゃないか、というのが印象。 しかしながら、無気力で痛々し...
『バッテリー』をけなした割に続編にも手を出してしまった。(意外に好きなのか?) 『バッテリー』でもそうだったが、やはりキャラクターが物語の進行に都合のいいように動くなあというのと、肝心の試合についてきちんと描けていないんじゃないか、というのが印象。 しかしながら、無気力で痛々しかった瑞垣が道筋を見出せたのはよかった。(2008.5.30)
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おもしろかった。 とゆーか、試合結果がはっきりしてすっきりした。 しかし、その後の門脇くんの決断には驚き。 この巻はすっかりメインが横手になっている。 なんだかシリーズ通して、大人の存在感とゆーか まあ青春小説なんであたりまえっちゃーあたりまえなんだが その頼りなさみたいなもんばっかり前面にでてた感ありなものの、最後の最後で瑞垣の背を押したのが大人であったことにたまには役に立つじゃん、みたいな気になる。 まあ、負けて悔しいという身も蓋もない感情からくるもんではあるところがちょっと笑えるケド。 巧の球を巧だけは決して受けることができない。 とゆーことに豪が言及していたが、 ラスト瑞垣が巧の球を受けに行ったことが意味深ではある。 攻略の端をみつけるか? 結局のところ、2人の天才とその才能に対する2人の反応のお話だった、といえなくもない。 これは野球だったが、いろんな分野でいえる話かもなあっと。 門脇と瑞垣との関係はまた新たなステージに進んだ感あり。巧と豪の関係もまた、これから変わったりもするんだろうか?そのときバッテリーはどう変わるんだろう? 結局最後らへんの心情的なもんは横手ばっかりだったんで、巧たちのバージョンも読んでみたかったなあっと思う。
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さらさらっと。 10年前にシリーズ読んだ時は(もうオトナだったが)もうちょっと感動したもんだったが、なんだか今はダメだ。汚れっちまったぜ。
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秀吾、おまえにはわからんやろな。あいつは逃げずに留まった。留まったことで、変質した。その変質を意識しているのか無自覚なのか、そこんとこは、おれにもちょっと解けないけどな。 ー瑞垣俊二
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バッテリーⅥまでのもここで。 結局、この本もバッテリーの続きだし。 この本だけでは何も成立しないし。 あさのさん、ちょっとぉー。 これ、バッテリーの中でまとめた方が よかったんじゃない?かな。 Ⅵの終わり方の表現でもいいかなって思ったけど、 結局、これ出してこ...
バッテリーⅥまでのもここで。 結局、この本もバッテリーの続きだし。 この本だけでは何も成立しないし。 あさのさん、ちょっとぉー。 これ、バッテリーの中でまとめた方が よかったんじゃない?かな。 Ⅵの終わり方の表現でもいいかなって思ったけど、 結局、これ出してこれでセット!?って感じが ちょっと感じ悪い…かな。 でもバッテリーから通して。 良かった。 面白かった。 わくわくした。 人の気持ちのブレ方とか。 もう、途中から瑞垣くんの話しになって 巧くんが布石だったんだって感じる。 巧くんもブレがあったけど 他の人たちのブレが余計に共鳴できて 面白かった。 ありがとでした、あさのさん。
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