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闇の守り人 の商品レビュー

4.5

442件のお客様レビュー

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2024/12/05

シリーズ2作目、バルサの故郷カンバルでの話。 昔に読んだ頃は、シリーズの中では暗い方の昔話って印象やったけど、今再読すると、とても深くて複雑な話に思えたのは、私の年齢なんやろな… 人の心と葛藤を丁寧に扱った良い物語。改めて好き。

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2024/11/08

バルサの過去と、彼女に波乱の人生を押し付けた元凶が明かされるストーリーです。 チャグムとの冒険とは異なる印象で、「9つの氏族」が緩やかに結びついているカンバル王国が舞台であることから氏族内の諍いや、王位をめぐる陰謀など政治的な色合いもある作品です。 大人でも楽しめるファンタジ...

バルサの過去と、彼女に波乱の人生を押し付けた元凶が明かされるストーリーです。 チャグムとの冒険とは異なる印象で、「9つの氏族」が緩やかに結びついているカンバル王国が舞台であることから氏族内の諍いや、王位をめぐる陰謀など政治的な色合いもある作品です。 大人でも楽しめるファンタジー、というよりも大人だからこそ楽しむことができる物語と言えるかもしれません。

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2024/11/12

よかったす 闇の守人はザイールをイメージしてたけど 多分違ってた ファンタジー書く人ってホントすごい 全く存在しないものなのに細かい描写をして そのものの感触や歴史まで考える いくつもいくつも まあ上橋さんがすごいのか

Posted byブクログ

2024/10/21

バルサも誰も彼も生きていると思わせてくれるファンタジーの世界に興奮するのに、根底にあるのは私たちと同じ怒りや懺悔だったりで、遠くとも近い不思議な世界 読むほど人も世界も好きになるのに近づくのがちょっと恐ろしい不思議な世界だから、バルサが案内してくれるのに身を任せ、3巻を読み進め...

バルサも誰も彼も生きていると思わせてくれるファンタジーの世界に興奮するのに、根底にあるのは私たちと同じ怒りや懺悔だったりで、遠くとも近い不思議な世界 読むほど人も世界も好きになるのに近づくのがちょっと恐ろしい不思議な世界だから、バルサが案内してくれるのに身を任せ、3巻を読み進める

Posted byブクログ

2024/10/01

たまにはどっぷりファンタジー作品に浸るのもいいかな 前作精霊の守り人でファンタジーの面白さに気付く(今頃) ジグロ兄弟の過去が明らかになりその闇に立ち向かうバルサ。敵討ちの構図…結構好みです。

Posted byブクログ

2024/08/31

精霊の守り人が面白かったので、シリーズで購入。 チャグムを守り抜いたバルサは、養い親ジグロの生き様を故郷に伝えるため、25年ぶりにカンバル国に戻る。しかし、昔の陰謀に再びバルサが巻き込まれる。 バルサの大活躍!という話ではないが、郷愁的でじんわり沁みるストーリーで面白かった。

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2024/08/13

守人シリーズ第2作 精霊の守人たるチャグムの用心棒をつとめあげ、大仕事のあと、ふと25年ぶりに故郷カンバルに行くことを思い立つバルサ。 ヨゴとカンバルを結ぶ秘密の洞窟を抜けて、ひっそりと入国するつもりが思わぬアクシデントで公になってしまう。 カンバルではなぜか悪名を轟かすジグロの...

守人シリーズ第2作 精霊の守人たるチャグムの用心棒をつとめあげ、大仕事のあと、ふと25年ぶりに故郷カンバルに行くことを思い立つバルサ。 ヨゴとカンバルを結ぶ秘密の洞窟を抜けて、ひっそりと入国するつもりが思わぬアクシデントで公になってしまう。 カンバルではなぜか悪名を轟かすジグロの育て子である、バルサ自身も宝石盗掘の罪人として追われる立場となる。 闇とは洞窟の奥のことであり、心の奥の闇でもある。 本編はジグロとジグロに殺された王の盾たちの魂を浄化する、そしてバルサ自身の魂も浄化する物語である。

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2024/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バルサの故郷と過去への旅 最初から最後までずうっと面白い 前作ではチャグムに母のような思いを抱き闘ったバルサが、今回は娘としてジグロと向き合い過去に折り合いをつけようとする ジバルサを守って過ごした日々に後悔は無いけど、もしバルサがいなかったらとバルサを恨むジグロの気持ちが心に沁みた それを申し訳ないと思っていたけど、でもどうしようもなかった!とやっと言えたバルサの叫びを聞いてきっとジグロは笑っていたのではないかと思う 残ぺージでこの話畳めるの?と、思うほど展開が厚いのにキレイに収まるのに脱帽

Posted byブクログ

2024/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ラストシーンでバルサのジグロへの思いが伝わってきてとても印象に残りました。 小さい頃に読んだ時はバルサはいつも冷静で強くてかっこいい武人だと思っていました。けれど今読み返してみると、冷静で強くてかっこいいのももちろんだけれど、恩人を大切に思ったり大変な人生に苦しんだり怒ったりという感情がたくさん書かれていて、前よりもバルサを近くに感じました。もっと大きくなったらまた読み返したいです。

Posted byブクログ

2024/07/30

シリーズ2作目です。 前作で、皇子を助けた女用心棒のバルサは、今度は生まれ故郷で陰謀に巻き込まれます。 今回は、育ての親のジグロの過去と向き合います。 どこまでも深い物語でした。

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