闇の守り人 の商品レビュー
今回も面白かった。氏族の名前とか固有名詞がたくさん出てきてなんだっけこれ?となるところはあったけど、物語に没頭できた。最後までドキドキして読んだ。
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カタカナの訳の分からない名前が沢山出てきて。 だからまず最初に読み始めるまでに、なんだか躊躇ってしまう。 でも読み始めると、後は一気呵成。 卑怯な「大人」。 卑怯であることに無自覚でさえあって、だからこそ世間からも称えられ続けるということ。 そうしたことに、最後は決着をつけること...
カタカナの訳の分からない名前が沢山出てきて。 だからまず最初に読み始めるまでに、なんだか躊躇ってしまう。 でも読み始めると、後は一気呵成。 卑怯な「大人」。 卑怯であることに無自覚でさえあって、だからこそ世間からも称えられ続けるということ。 そうしたことに、最後は決着をつけること。 物語はこうでなくっちゃ、と思う。
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うん、かっこよかった。兄弟の関係性が悲しいほどにどろどろに… 最後のシーンは圧巻。映像が浮かんだ。続き買わねば。
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※このレビューにはネタバレを含みます
バルサの過去やジグロの逃亡の真実が明らかにされ、その決着がつく、温かく心躍る冒険活劇であると共に、前作とは異なり大きな力に対するバルサの無力を感じる物語でもある。 最後は上手くまとまるが、大きな力関係(カッサの身分の壁や王位の周り)は解決されない。 氏族と王の関係もかつてと変わってしまったままだろうし、カンバルの国が貧しいのも変わらない。 相変わらずの優しい物語(かつての師と同じ年頃になったバルサとジグロが一瞬であっても心を通わせることができたのは非常に良いシーンだった)ではあるが、すべてが都合良く解決するわけではない。
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再読。欲深い人間の末路がよく描かれている。文章を読んでいるだけで、主人公と一緒に旅をしている感覚になる。集団の意志と個人の意志、どちらも大切だけど、どこまで、どちらを優先するか、これは永遠のテーマだな。
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スペインはカタルーニャ地方を代表す「ラ・リーガ」のサッカーチームFCバルセロナ通称バルサの物語です バルサと言えば永遠のサッカー小僧大空翼くんが所属したプロチームとしても有名ですよね 中学卒業と同時にブラジルに渡りサンパウロFCに所属しエースとして活躍、またワールドユース日本代表...
スペインはカタルーニャ地方を代表す「ラ・リーガ」のサッカーチームFCバルセロナ通称バルサの物語です バルサと言えば永遠のサッカー小僧大空翼くんが所属したプロチームとしても有名ですよね 中学卒業と同時にブラジルに渡りサンパウロFCに所属しエースとして活躍、またワールドユース日本代表キャプテンとして日本代表を優勝に導いたあと、幼馴染の早苗となんと19歳で結婚、そしてヨーロッパに渡り所属したのがFCバルセロナでした 最初は同じポジションに世界有数のトッププレイヤーのリバウールがいたこともあり苦労しますがて長いわ!長過ぎるわ! はい、短槍使いの女用心棒バルサの物語です まぁ、例によって話しの中身についてはもう何百人て方がレビューしてるので端折るとして、もうあれですよ、旅の途中バルサが事あるごとに幼なじみの薬草師タンダを思い出すところでずっとニヤニヤしてました そしてバルサの過去を清算する旅が終わりを告げ、タンダの元に帰る決意をするバルサにもうニヤニヤ通り越してニタニタしてました(ニヤニヤの最上級ってニタニタなん?) どうせあれでしょ?二人結婚すんでしょ?幼馴染の翼くんと早苗みたいに(ここで繋がるか!) うーん、こんなんばっかり書いててよくシルバー賞とか、巾着とかくれるよなー ブクログ見る目ないなw
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守り人シリーズで一番好きな作品。何度も読み返したが、バルサと養父ジグロ、それぞれの人生と想いが胸に突き刺さり、真に迫る心理描写に毎回涙が止まらなくなる。名作。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
精霊の守り人が面白すぎて、チャグムやタンダが出てこないこの第二巻は面白いのかな〜?と疑いながら読んだけどしっかり面白かった。 精霊の守り人では詳しく語られていなかったバルサとジグロの過去とそれにまつわる色々な陰謀と不思議な世界との関わりとが全部綺麗に交わって、どんどん明かされる謎に読む手が止まらなかった。
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守り人シリーズの中で一番好き。ジグロとバルサの思いが暗闇の中で交差する。また、カンバル国の成り立ちのドラマでもある。ため息がでるほど良くできてる。
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