天と地の守り人(第三部) の商品レビュー
シリーズの良い終わり方でした。読後がとても良いのね。古いものを一掃し、前向きに若い人が再生し始めて終わるというのは、この作者の話の終わらせ方なんでしょうか。
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泣いても笑っても、シリーズ最終章となりましたっ! 敵はとおとお新ヨゴ国に攻め入って来ました・・ これまで神の国として戦いもなく平和に暮らしてきた新ヨゴ国の戦法は古臭く、読まれ放題で敵の思うつぼ・・ 見たこともない投擲機により最前線の草兵はどんどんやられていきます。 そんな...
泣いても笑っても、シリーズ最終章となりましたっ! 敵はとおとお新ヨゴ国に攻め入って来ました・・ これまで神の国として戦いもなく平和に暮らしてきた新ヨゴ国の戦法は古臭く、読まれ放題で敵の思うつぼ・・ 見たこともない投擲機により最前線の草兵はどんどんやられていきます。 そんな中にはタンダも( ̄^ ̄°) 負傷しても手当てすらされずに捨て去られる草兵たち・・ もう負けは決まったようなもの・・ そんな時、神々しい光の軍団が現れる・・・・ 17歳になったチャグムはロタ国・カンバル国の兵士とともに帰還します。 17歳とは思えない姿に変貌して・・ 顔には古い刀傷、肩には新しい血の跡が・・ 神の子として宮から出たことの無い帝の目に映った我が子の変貌は脅威の他の何者でもなく、そこにはやっと帰って来た我が子に対する愛を感じるものはなく、またまた傷つくチャグム・・ そして父帝にチャグムが伝えたことは・・・ 終っちゃいました・・・ チャグムと帝・・バルサとタンダ・・そして女呪術師トルガイの働き・・ 最終章は本を閉じるのが惜しいほど、早く読み終わりたいのに、そうするのがとても勿体無く残念なほど、のめりこんでしまいました・・ 実に素晴らしいシリーズです! 11歳から17歳に至る少年から青年への心や思考の変容が、とても丁寧に描かれています。 作家:上橋 菜穂子が10年かけて書き上げたシリーズ10作! ほんと読み応えがありました・・ あまりの素晴らしさにさらに彼女の作品、獣の奏者:上下巻、買ってしまい、読み始めました^_^; 私の中で上橋ワールドは、さらに続きます・・・
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最終巻です・・・・成長したチャグム、生死をさまようタンダ、攻めて来る敵からだけでなく洪水からも非難しなくてはならない。この終わり方しかないやろというピッタリ収まった感。様々な国々を描き出し、そこに生きる人々の暮らしや内情をリアルに表現。そこへ異世界も絡むのにこの読みやすさ。いい仕...
最終巻です・・・・成長したチャグム、生死をさまようタンダ、攻めて来る敵からだけでなく洪水からも非難しなくてはならない。この終わり方しかないやろというピッタリ収まった感。様々な国々を描き出し、そこに生きる人々の暮らしや内情をリアルに表現。そこへ異世界も絡むのにこの読みやすさ。いい仕事してます!
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2007年にアニメ化もされ、その人気もヒートアップしている‘守り人’シリーズの最終巻。荒唐無稽でありながら、リアルさを感じる筆力は見事です。図書館予約数は68(07/08/18現在)です。
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2007.08. ついに、読み終わってしまった。なんと圧倒的なトロガイ氏の技。チャグム、本当に立派に成長してお姉さんは涙がちょちょ切れるよ。あなたなら、立派な王になれる。そしてバルサ。タンダを探し見つけ、凄絶な手当て・・・どこまで強いのかと思う。平和にふたりで暮らしてほしい。 小...
2007.08. ついに、読み終わってしまった。なんと圧倒的なトロガイ氏の技。チャグム、本当に立派に成長してお姉さんは涙がちょちょ切れるよ。あなたなら、立派な王になれる。そしてバルサ。タンダを探し見つけ、凄絶な手当て・・・どこまで強いのかと思う。平和にふたりで暮らしてほしい。 小学生の頃から連綿と読み続けてきた守り人シリーズが、幕を降ろしてしまった。淋しくて、しかたないよ。私の心の中で、バルサはチャグムはタンダはトロガイは生き続けるよ。
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それぞれがそれぞれの目的のために、役目をこなしていった印象です。平和に向けて荒波をなだめていきます。 避難民と連合軍が出会うシーンは震えが。 バルサがやっとタンダに逢えたとき、苦しくてまた涙が……! 父との決別を超えて、チャグムは完全に独り立ちしたといえるでしょう。 十年には及ば...
それぞれがそれぞれの目的のために、役目をこなしていった印象です。平和に向けて荒波をなだめていきます。 避難民と連合軍が出会うシーンは震えが。 バルサがやっとタンダに逢えたとき、苦しくてまた涙が……! 父との決別を超えて、チャグムは完全に独り立ちしたといえるでしょう。 十年には及ばないものの、小学生の頃からずっと共にあった守り人シリーズ。彼らは私の大切な仲間です。 全ての旅の思い出がよみがえって、満たされた気持ちになりました。 天と地の守り人を8時間かけて一気に読みほしましたが、いっそ精霊の守り人から全部通して読みたい。 2007.06.21 21:01
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ついに完結!! この作品が出始めたころからずっと追いかけてきたので、感慨深いです。 約十年。こんなに長い間、楽しませてくれた上橋さんには本当に感謝しています。 これまでの話がすーっと繋がり、収まるべきものは収まるところに還り、とってもすっきりしました。 なによりも!タンダ&バルサ...
ついに完結!! この作品が出始めたころからずっと追いかけてきたので、感慨深いです。 約十年。こんなに長い間、楽しませてくれた上橋さんには本当に感謝しています。 これまでの話がすーっと繋がり、収まるべきものは収まるところに還り、とってもすっきりしました。 なによりも!タンダ&バルサおめでとう!! バルサは、あの生き方を完全にやめることはできないかもしれないけれど、それでも、タンダと生きていく、帰る場所がある、このことを受け入れてくれたことがとっても嬉しい!! あああ、木陰のシーンでは発狂するかと思ったよ。 この二人の関係がいつまでもいつまでも続きますように。 あとは、えーっと、戦争と戦略のシーンがちょっと多いか?と思いましたけど、それを上回る濃密さで人間関係の交錯がなされているのでよし!
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見事同盟を結んだチャグムはバルサと別れ、騎馬隊1万5千を率いて新ヨゴ皇国へと舞い戻る。そこに待ち受けるのは攻め入ってきた大国・タルシュの軍隊、その数3万。果たしてチャグムは故国を救えるのか。 そしてバルサは戦に倒れたタンダを救えるのか。 天と地の守り人、遂に堂々の完結。
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大団円〜ロタとカンバルの連合軍が新ヨゴ皇国の危機に救援軍を差し向ける。チャグムは3万の兵を与えられていた。一方,温暖な気候のため万年雪が解け都が土砂に埋め尽くされそうとしている。タルシュ帝国では皇帝が死去し,次の皇帝は宰相の判断に委ねられることになった。タルシュ兵は川の氾濫で敗走...
大団円〜ロタとカンバルの連合軍が新ヨゴ皇国の危機に救援軍を差し向ける。チャグムは3万の兵を与えられていた。一方,温暖な気候のため万年雪が解け都が土砂に埋め尽くされそうとしている。タルシュ帝国では皇帝が死去し,次の皇帝は宰相の判断に委ねられることになった。タルシュ兵は川の氾濫で敗走し,皇帝は土砂に流され,和平の道が開かれた。バルサは傷ついたダンダの左腕を切り落とし,ダンダの故郷に帰る〜予想した通りの展開。絵の二木(ふたぎ)真希子はジブリの原画を描いている。そうだ・・この絵だ
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え?なんで5点以上つけられないの?10点つけたいぐらい。どれだけ感動したのか、言葉で言い表せないぐらい今の私は感動している。全てはこの結末のためにあったのね、、、、。ご都合主義という人がいるかもしれないが、でももしそうであったとしても、チャグムがチャグムであるかぎり、こうなるこ...
え?なんで5点以上つけられないの?10点つけたいぐらい。どれだけ感動したのか、言葉で言い表せないぐらい今の私は感動している。全てはこの結末のためにあったのね、、、、。ご都合主義という人がいるかもしれないが、でももしそうであったとしても、チャグムがチャグムであるかぎり、こうなることは必然としか思えない。もう、すご〜〜〜〜く良かった。じーーーーーーーーん(感涙)。 読書の際は、箱ティッシュを忘れずに。ぐすん。さほど待たされずに、上橋さんの心に<物語の種>が降ってきますように。そう祈らずにはいられません〜。
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