たぶん最後の御挨拶 の商品レビュー
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たぶん,10年に1度のご挨拶になるのではないかと思う。 あの頃ぼくらはアホでした。 ちゃれんじ さいえんす 夢はトリノをかけめぐる と合わせて5冊がエッセイ集という位置づけとのこと。 みんな面白い。 こんなに面白いものを,以降出さないなんてありえない。 10年に1回は必ず出して欲しい。 小説を書かなくなっても。 文学賞に落選したことを強調しているが, 多くの作家からすれば,最初の賞が早かったと感じるだろう。 経済的にきついときもあったのかもしれない。 現在との落差が面白い。 上の5冊からは,まだまだ東野圭吾の書ききれていないように感じている。 自伝的自叙伝を期待している人は多いと思う。
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にわか東野圭吾ファンとして 東野さんがどんな人で どんな作品を生み出したのか・・・etc 今後の作品選びに役立ちます。 作品についての作者ならではの秘蔵話・・・ 映画化にあたっての作者の気持ちなどが興味深かったです。
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【再読】2011.9.28 年譜・作品解説が、3年前とはまた違った視点で楽しむことができた。 p214~の「極意」は、 中高の国語科の教材としても使えるなぁとしみじみ・・・ こういった感じの講義を最近受講したばかりなので・・・
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エッセイ、生まれてからの生い立ちや作家を目指すようになった背景等が描かれている。簡単な作品解説もあり東野ファンなら特に楽しめると思う。 映画にまつわるエピソードは特に必見。
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東野圭吾づくしの一冊。 パッと見分からないけど、よく見るとカバー全体に猫の絵が書かれていて、イラストの才能まで見せてくれてます。 東野圭吾のエッセイは「あの頃ぼくらはアホでした」を読んで爆笑した記憶がある。 このエッセイはあらゆるメディアに寄稿した作品の寄せ集めなため、特定された...
東野圭吾づくしの一冊。 パッと見分からないけど、よく見るとカバー全体に猫の絵が書かれていて、イラストの才能まで見せてくれてます。 東野圭吾のエッセイは「あの頃ぼくらはアホでした」を読んで爆笑した記憶がある。 このエッセイはあらゆるメディアに寄稿した作品の寄せ集めなため、特定された話題(演劇、野球、スポーツ、映画など)について書かれたものなので、「あの頃~」のような100%実生活の様子について書かれたものではないのがちょっと残念。 でも東野さんの人柄については充分よく分かる。ほんと外見、内面ともに魅力的な人だなぁ。 「ファンはこんなエッセイ読みたくないだろう」「エッセイは多分最後」「エッセイ書いてる暇あったら小説を書けと言われるだろうからそうする」とのことだけど、そんなことない!エッセイ読みたい!小説も読みたいけど! 一ファンの声としては 「スノボーしてる暇あったら小説&エッセイ書いて!」 鬼ですか?(笑)
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「白夜行」「容疑者Xの献身」など人気小説作家の東野 圭吾氏。某自動車メーカー勤務を経て作家になったんで すね。一流作家になれた要因は量稽古。とにかく書いて 書いて書きまくったそうだ。自分の勉強不足を痛感した。 サラリーマンしてるけど夢をあきらめたくないあなたへ! -----...
「白夜行」「容疑者Xの献身」など人気小説作家の東野 圭吾氏。某自動車メーカー勤務を経て作家になったんで すね。一流作家になれた要因は量稽古。とにかく書いて 書いて書きまくったそうだ。自分の勉強不足を痛感した。 サラリーマンしてるけど夢をあきらめたくないあなたへ! --------------------------------------------------------------------------------------- ▼3 つの共感ポイント▼ ■「なんや、乱歩賞というても落ちるやつはたいしたこと ないな」というのもだった。これなら少しがんばればな んとかなるかも、と急に夢が現実味を帯びてきた(P28) ■最初は無理矢理に関心を持とうとしていたのだが、勉強 するうちに次第に面白くなってきた(P186) ■私は、自分の作品を読者がどのように誤解して読んでも 文句はいわない。誤解されたのは自分の書き方が悪いか あるいはその読者との相性が悪かったせいだと思うから だ(P234)
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この人はエッセイを書かせても 形になるのだと感激。 ストイックになりすぎていなくて いい具合に力が抜けている感じな人柄が好きだな。 昔の作品も読んでみよっと。
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東野圭吾さんが自分の本を解説してくれています。 その他、エッセイも書かれていて楽しいですが、本人曰くもうエッセイは書かないとおっしゃっているのでとても残念です。
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本に対して、本を書く人に対して、お金で報いたいのではなく、可能なら、私は祈りで報いたい。 だから、例えば、図書館の入り口あたりに、小さなスペースをつくっておいてくれたら、私は図書館に足を運ぶごとに鶴を折って祈って、一羽一羽を借りる本のかわりに置いていきたい。
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図:これも読んだ記憶が曖昧…。 内容(「BOOK」データベースより) 打たれ弱かったら作家になんかなってない。下手なエッセイ書く暇あるなら、もっと小説書かんかい!文学賞落選記録15回!―「押し続けていれば壁はいつか動く」と信じ続けた20年の日々。
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