たぶん最後の御挨拶 の商品レビュー
烏兎の庭 第六部 9.14.21 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/diary/d2109.html#0914
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裏話、特に前半の年譜で、東野さんの考えていたことがよく分かって興味深く読む。今ではドラマ化や映画化多数の人気作家だけれど、初期のころの苦労されていたことがよく分かる。私はわりと初期のころからずっと読んでいるので、業界や読者の無関心さがそれほどだったとは知らなかった。初期のころのト...
裏話、特に前半の年譜で、東野さんの考えていたことがよく分かって興味深く読む。今ではドラマ化や映画化多数の人気作家だけれど、初期のころの苦労されていたことがよく分かる。私はわりと初期のころからずっと読んでいるので、業界や読者の無関心さがそれほどだったとは知らなかった。初期のころのトリック重視の(でも少しずらしているみたいな)作品が好きだったので、最近の人間ドラマが主の作品にはあまり手が伸びていなかったが、また読んでみようと思う。未読の積読本がまだ結構残っているんだよなぁ。
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東野圭吾さんのエッセイは初めて(かな?)読みました。 さすがに関西人、自虐エピソードが面白い。 2006年ということは当時48歳で「自分にはエッセイは向いていない気がするから、 これからは小説に専念するのだ!」と宣言をするための作品だったのですね。 でも、人間って変わりますよね。...
東野圭吾さんのエッセイは初めて(かな?)読みました。 さすがに関西人、自虐エピソードが面白い。 2006年ということは当時48歳で「自分にはエッセイは向いていない気がするから、 これからは小説に専念するのだ!」と宣言をするための作品だったのですね。 でも、人間って変わりますよね。 あれから14年と少し。 もしかしたら、気が変わって「やはり書くことにしました」ってならないかな? ひとつ、素敵だなぁと思ったところがあります。 お父様にちょっと深刻な決断を伝えた時のエピソード。 ずっと黙って聞いてくださった後、お父様が最初に発したお言葉が 「ふう~ん」。 そして「まあ、ええがな・・・」 ☆お父様、最高です。
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著者が小説を書くことが実に向いている人なのだということがよく分かるエッセイでした。25歳主婦の私は中学生の頃、物書きの真似事をやっていましたが会社員時代の彼のように次から次へと無我夢中に書けるようなことはなく、物を書くことの難しさはわかっているつもりです。なので、その才能が本当に...
著者が小説を書くことが実に向いている人なのだということがよく分かるエッセイでした。25歳主婦の私は中学生の頃、物書きの真似事をやっていましたが会社員時代の彼のように次から次へと無我夢中に書けるようなことはなく、物を書くことの難しさはわかっているつもりです。なので、その才能が本当に羨ましいと感じました。 エッセイはこれで最後とのことですが、これからの彼の生み出すフィクション小説を楽しみにしていようと思います。
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図書館読了。私は「秘密」から嵌まった口なので、初〜中期の作品に未読のものが多い。著者自らがエッセイとして年譜や作品紹介を示してもらえると、ありがたいですね
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以前に読んだ『あの頃ぼくらはアホでした』の続きのようなエッセイです。 やっぱりおもしろかった~ 東野さんの著書を、少しずつ、 長~い期間をかけてオール制覇することが 私の夢です。
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小説家のエッセイは、読むことで、作者の素の姿、生の考えや意見などを直接的に知ることになる。それがいいことか、どうなのか、自分はちょっと微妙にためらう感じがある。小説というフィクションの世界を楽しむ時に、作者の「生身」が邪魔に思えるときがたまにあるからだ。 さておき。このエッセイ...
小説家のエッセイは、読むことで、作者の素の姿、生の考えや意見などを直接的に知ることになる。それがいいことか、どうなのか、自分はちょっと微妙にためらう感じがある。小説というフィクションの世界を楽しむ時に、作者の「生身」が邪魔に思えるときがたまにあるからだ。 さておき。このエッセイを読んでの感想はふたつ。まず、氏の作品の作り方が丁寧に解説されているのがとても興味深いこと。中にはストーリーが自然と湧いて来たというような作品もあるようだが、多くの作品が、トリックはこれ、結末はこう、それでストーリーはこれを描いてみたい、と、まるで工業製品のように、部品があって、それを組み立てて行くような格好で書かれた、というのがとても興味深い。氏が作家になる前にエンジニアだった、というのはさもありなんという気がする。 もうひとつは、すごく真面目な人なんだなということ。読者をものすごく大切にしていて、変わったタイトルは、エッセイはもう書かないという読者への挨拶とおわびになっていて、内容はここには書かないが、その理由は読者のためである。いちファンとしては共感するし、まだこれからも面白い作品を読み続けたい。
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東野さんはエッセイが苦手なようだけど、私はもっと読みたいなぁ。そんなもん書いてないでさっさと小説書けよ、と思う読者もそりゃあいるだろうけど…。私がぜひまた読みたいのは、自著についてのコメント。こんなに赤裸々にコメントしていいのかと思うような内容で大変笑わせていただきました。こうい...
東野さんはエッセイが苦手なようだけど、私はもっと読みたいなぁ。そんなもん書いてないでさっさと小説書けよ、と思う読者もそりゃあいるだろうけど…。私がぜひまた読みたいのは、自著についてのコメント。こんなに赤裸々にコメントしていいのかと思うような内容で大変笑わせていただきました。こういう東野さんを見ると、〇笑小説シリーズには納得。ほんと、もっと読みたいなぁー!
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たぶん最後の、なんて言わないでほしい また気が向けばエッセイも書いてほしいなと思います でも正直、エッセイは苦手だと著者が言うので言いますが 正直、東野圭吾のエッセイはめっちゃオモロイとは言えません でも一つ一つ真摯に書かれたエピソードは読む人の心に届いています 食べ物の話とかも...
たぶん最後の、なんて言わないでほしい また気が向けばエッセイも書いてほしいなと思います でも正直、エッセイは苦手だと著者が言うので言いますが 正直、東野圭吾のエッセイはめっちゃオモロイとは言えません でも一つ一つ真摯に書かれたエピソードは読む人の心に届いています 食べ物の話とかもっと読んでみたいかも あと出版界の裏話とか、書店に対して思う事とか 図書館で本を借りて読むことについてもっと論じてほしい 正直、図書館で本を借りて読むことは私もあります でも書店で正規の値段で本を買う人がいるから作家は本を出すことができる、それは本当に忘れてはいけないことだと思います 私もできるだけ正規の値段で書店で買うようにします あと猫好きらしいので、もっと猫エピソードも書いてほしいです これからも一読者としてずっと応援しています
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自伝のような感じですね。 東野圭吾は好きだが、自伝は好きではないな。 小説の裏側をしれていいのかもしれないが、作品をそのまま楽しみたいので、私は特に読まなくてよかったなぁーっと思う。 東野圭吾さんが好きなら、読んで得するかも。
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