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小さき者へ の商品レビュー

3.9

154件のお客様レビュー

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2009/10/04

またまたステキな出会いでした。6話から構成されているのだけど、どの話もお父さんが子供の子育てとかそういうものに悩んで葛藤するお話。小学生の長男だけがなぜか自分の母と上手く行かなかったり、離婚したお父さんとお母さんをやり直させようと友達と右往左往しちゃう小学生、特に印象的だったのが...

またまたステキな出会いでした。6話から構成されているのだけど、どの話もお父さんが子供の子育てとかそういうものに悩んで葛藤するお話。小学生の長男だけがなぜか自分の母と上手く行かなかったり、離婚したお父さんとお母さんをやり直させようと友達と右往左往しちゃう小学生、特に印象的だったのが引きこもりの家庭内暴力を引き起こしちゃった息子をどうしようもなく思って手紙を書き綴って自分と自分の父親のことを思い出すそしてもがき苦しむお父さん、高校を辞めるという娘に悩める応援団(元)の父、ピザやが失敗して家族が大事だと分かった父、娘と妻より?野球少年の監督として精を出して、ちょっと少年の深くまで首を突っ込んじゃうお父さん・・・どれもこれもハッピーエンドじゃないんだけど、なんだかこうやって悩んでいろいろ考えるそして愛情は溢れんばかりに家族へ与えられているんだけどなんだか空回りしてる・・・・こんなに愛が溢れていても上手くいかないことってやっぱりあるんだなという気がしたり、大事なものをどの主人公も見失っていないから大丈夫、きっと将来は幸せになるよってエールを送りたい、そんなお話でした。良かった〜

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2009/10/04

重松清のあったかいジャンルのほう。 短編集。 読んだの結構前だから、思い出せないけど、お父さんが子供に充てた手紙のような話がよかった気がする。 私も子供に読ませたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

70ページ程の中篇が6つ。 家族や父親がテーマに書かれている。 どれも、考えさせられるテーマが深いところにある話。読む人の立場によって、まったく感じ方が違うと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

何も問題が解決していないと言ってしまえばそれまでだけど、意味が無いわけじゃない。実際は親子関係だのイジメだの、そうそう簡単に改善したりはしないんだから、試行錯誤で失敗続きの話にこそリアリティを感じる。『海まで』の祖母と孫が泣けた。

Posted byブクログ

2009/10/04

現代の父子を描いた全6編の短編集。 重松清はやっぱり長編のほうが好きだな。全体的に読むのが疲れてしまう作品ばかりだった。でも「団旗はためくもとに」なんかは、結構好き。

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2009/10/04

29冊目になったのは、重松清著「小さき者へ」でした。 この本は6つの短編が収められています。その全てのテーマが「父親」と「子供」の関係です。 自分も昔は「子供」だった父親と、色んな壁にぶち当たる子供のお話。 6編とも全て素晴らしかったのですが、中でも、「団旗はためくもとに」高...

29冊目になったのは、重松清著「小さき者へ」でした。 この本は6つの短編が収められています。その全てのテーマが「父親」と「子供」の関係です。 自分も昔は「子供」だった父親と、色んな壁にぶち当たる子供のお話。 6編とも全て素晴らしかったのですが、中でも、「団旗はためくもとに」高校を中退するという娘にとまどう元応援団長の父親の話。 子供を応援するとは・・・を考えさせられた、思わず不覚にも涙してしまった一冊です。 最近、文庫でも出されたのでこれは「買い」です!!

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2009/10/04

子供を思う親の気持ちがじわじわと沁み込んできます。登場人物全てがいい人ではないところに、現実を感じました。

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2009/10/04

胸にぐっとくるわけではなかったのですがなぜかぽろりと涙がこぼれました。 これを読んだら父の子ども時代の話を聞きたくなりました。

Posted byブクログ

2009/10/04

短編集です。 そしてかっこ悪い父親が何人も出てきます(・∀・) 昔は同じ子供だったのに、子供のころ嫌いだった 大人になってしまうのは何故なんだろう。 2冊続けて重松作品をよんだせいかちょっと お腹イッパイって感じになってしまった(;ーωー) ちょっと失敗。いい話な...

短編集です。 そしてかっこ悪い父親が何人も出てきます(・∀・) 昔は同じ子供だったのに、子供のころ嫌いだった 大人になってしまうのは何故なんだろう。 2冊続けて重松作品をよんだせいかちょっと お腹イッパイって感じになってしまった(;ーωー) ちょっと失敗。いい話なんだけどね。

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2009/10/04

こういう本は結論が決まっている。前提は「生きることが正しい」ということ。まったく、LN以上につまらん。

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