ISOLA の商品レビュー
多重人格を持つ少女とエンパス・・・ストーリーは面白かった そしてこの多重人格の人格それぞれについている漢字で 人格そのものを表しているところと等が面白かった それでいて最後の人格を持つ13番目の人格… ちょっとこじ付けた感が… 多重人格系の話ではありきたりな終わりだけども 人物...
多重人格を持つ少女とエンパス・・・ストーリーは面白かった そしてこの多重人格の人格それぞれについている漢字で 人格そのものを表しているところと等が面白かった それでいて最後の人格を持つ13番目の人格… ちょっとこじ付けた感が… 多重人格系の話ではありきたりな終わりだけども 人物動作などは違和感無くすっきり読めた… ただ これの映画版・・・ それだけは許せない・・・ この作品の良さが全然 表現しきれていない・・・
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人格の名前の付け方が面白かったです。綺麗に思える漢字にもこんな意味が隠されてるんだなぁと。 ストーリーは詰め込んだ感があります(ホラー?ミステリー?ファンタジー?)が、読みやすかったです。 ラストが怖い! ホラーのベタなラストの一つではありますが…。
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多重人格者の女の子が、殺人を犯していく物語。 最後は、一件落着したかのように見えて、多重人格は残っている。 多重人格というモチーフが強烈なので、ほかの作品との際立った違いが感じられず、 それならば、24人のビリーミリガンのほうが、作品としてはインパクトがある。 多重人格の本をはじ...
多重人格者の女の子が、殺人を犯していく物語。 最後は、一件落着したかのように見えて、多重人格は残っている。 多重人格というモチーフが強烈なので、ほかの作品との際立った違いが感じられず、 それならば、24人のビリーミリガンのほうが、作品としてはインパクトがある。 多重人格の本をはじめて読むならば、おもしろかもしれない。
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多重人格やテレパシーや幽体離脱など、さまざま出てきたがそれはただのアクセントで、現実世界のホラーという感じ。 少し怖かった。 で、ラストに救いがなかった。 やはりハッピーエンドが好きなので、いかんせんなんともいいようがないが。 読みごたえはあった。
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ストーリーとしては面白かったです。が…真部の存在意義無さ杉。真部って自分に好意を抱いてる高野弥生を知っていて利用して、危険をわかっても実験を止めずにいただけの人なんですけど…しかも由香里へは切欠がただの美人うまーなナンパ。どこがいいのか理解不能。エピローグもかなりやっつけ感。2と...
ストーリーとしては面白かったです。が…真部の存在意義無さ杉。真部って自分に好意を抱いてる高野弥生を知っていて利用して、危険をわかっても実験を止めずにいただけの人なんですけど…しかも由香里へは切欠がただの美人うまーなナンパ。どこがいいのか理解不能。エピローグもかなりやっつけ感。2とか書きたかったのかこの人?
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貴志祐介氏の作品で、何故か唯一読んだ作品。 何故12人も人格を作らなければならなかったのかがわかりませんでしたが、 ラストはやはりゾッとしました。
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主人公は人の強い感情を読み取ることが出来るエンパス。 そして多重人格障害の少女と出会う やがて、一人一人の人格との 「会話」を行うようになる そして、十三番目のペルソナ 「ISOLA」に出会ってしまう 人は顕著にならないだけで 色んな角度がある。
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第3回日本ホラー小説大賞の佳作 。『パラサイトイブ』以降、叙情よりも客観的描写を論文のように積み重ねる理系ホラーが流行した。こちらはその流れを汲んで一見客観的描写の積み重ねで物語に惹き込むのが巧みなんだけど、最終的には、気づかぬウチに心理的な部分、叙情的な部分の怖さに誘導されて...
第3回日本ホラー小説大賞の佳作 。『パラサイトイブ』以降、叙情よりも客観的描写を論文のように積み重ねる理系ホラーが流行した。こちらはその流れを汲んで一見客観的描写の積み重ねで物語に惹き込むのが巧みなんだけど、最終的には、気づかぬウチに心理的な部分、叙情的な部分の怖さに誘導されてたりする。理系ブームをふんでのアウフヘーベンってわけで、今の世代のホラーの完成されたスタンダードだと思います。 そしてこの作家の原石的部分に興味を持ったなら『ISOLA』を、その後の作家としての展開を知りたければ『クリムゾン』を読めばいいでしょう。『ISOLA』は多重人格をまっとうに扱って、ちゃんと「ホラー」に昇華できた稀有な例。「多重人格ホラー」と聞いて普通の人が思い浮かべるイメージと、最終的にはまったく違うところで怖がらせてくれる。『クリムゾン』は『黒い家』の後だというのにイイ具合に肩の力が抜けて活動できているなぁと妙な感心の仕方をしてしまいました。どちらも『黒い家』と比べると小粒感はありますが、決して読んでも損にはならない佳作です。
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人間の怖さを追い続けた「黒い家」もそうだったが、作品の中身が単純なホラーとしての怖さだけに終わらないのが著者の魅力。この作品でもそうした期待に反することなく、ホラー小説に相応しい怖さ、どちらかと言うと私たちに身近である怖さ、二つの面から私たちに「怖さ」を提供してくれている。
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おもしろかったけど、多重人格とかエンパシー超常現象とか好きじゃないかな。 なので★2.5くらい。 2009.5.14
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