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ノルウェイの森(下) の商品レビュー

3.9

183件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2011/05/12

はじめてタイトルをみたとき、ビートルズのというより、ジョン・レノンの「Norwegian Wood」のメロディが頭をよぎってしまい、ちょっとズルイと思ってしまいました。 この小説までは、とんでもなく有名な曲と同じタイトルの物語はなかったように思います。 最近では、明らかに意識して...

はじめてタイトルをみたとき、ビートルズのというより、ジョン・レノンの「Norwegian Wood」のメロディが頭をよぎってしまい、ちょっとズルイと思ってしまいました。 この小説までは、とんでもなく有名な曲と同じタイトルの物語はなかったように思います。 最近では、明らかに意識していると思っているのですが、「ゴールデンスランバー」が有名です。 恩田陸氏にもかなり多くの名曲と同一のタイトルがあります。 それが普通に「アリ」と認識させてくれた最初の小説だったと思います。 ときおり、性描写が多いといった意見を目にしますが、それは当然だろうと思います。 オリジナルの楽曲がそれを意図していて、それに触発されて書かれたのだろうと思いますから。 わたくしにとって、これから先もおそらく、最高の小説です。

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2013/06/19

2011/05/09:借り本。 2011/05/12:途中で後の展開が読めてしまい、後半読みすすめるのがやや面倒でした。読んだことないですが『ライ麦畑でつかまえて』に大きく影響を受けていると感じました。

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2011/04/28

初めて読んだ村上作品です。 高校生の時、友達が貸してくれました。 実のところあまりに昔に読んだせいで、内容は曖昧にしか覚えていません。 ただ、高校生の私には性的描写がとても恥ずかしかったことだけは記憶しています・・・^^; あと、村上作品はとても読みやすいです。

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2011/04/26

これを読んだ友達で、誰が好きかとアンケートをとったところ、みどりと答えたひとの意見が面白かった。唯一の太陽だからと言っていた本人は、少し内気気味な人だったので、求めてるものがあるのだなぁと思った。ちなみに私はみどりは苦手。

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2011/09/14

初期の作品では意図的に書くまいとしていた死とセックスについての小説。人は誰しも病んでいて、誰しも不完全で、それに対していかに寛容に生きていけるか。久々に読み返したら緑のエロさにいちいち笑った。

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2011/04/19

大変評価の高い本、人気作家なので「私も好き」と言ってみたいものだが。 おそらく、私に足りてないのものが多すぎなのでしょう。 残念ながら身の丈に合っていないのかも。 クドイ。 自己陶酔が激しく、お洒落っぽい雰囲気が更に拍車をかけておなかいっぱい。 多分今までで一番読み終わるのに時...

大変評価の高い本、人気作家なので「私も好き」と言ってみたいものだが。 おそらく、私に足りてないのものが多すぎなのでしょう。 残念ながら身の丈に合っていないのかも。 クドイ。 自己陶酔が激しく、お洒落っぽい雰囲気が更に拍車をかけておなかいっぱい。 多分今までで一番読み終わるのに時間がかかったのではないかと思う。読むのに苦労した。 20年前、まだ若い時に読んだというのもあるだろうが、読み直したいとも思わない。 高級で、有名人気レストランに行ったけど、貧乏舌なのか濃厚なだけでおいしく感じることができなかった。折角だから、無理して全部食べたけど胸やけが凄いっていう・・・感じ。 私はもうおにぎりでいいです。

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2011/04/08

映像化される前に読みました。 映画を見た時「全然違うじゃん!」と思ったけれど あれはあれで監督自身の「ノルウェイの森」であったのだと思います。 もっと多くの人が映像化してくれたら、 わたしの「ノルウェイの森」に近い映像がみれるのになー

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2017/11/03

緑ちゃんが仏壇で股を広げるくだりは、女性では思いもつかないことなのではないだろうか。そこかしこに、男性目線の理想の女性像なるものがちりばめられている。もてない男の妄想だとしても、全てにおいていちいち素敵なのだ。ここまで自由を満喫しているにも関わらず、ワタナベ君は悩むことを選択し、...

緑ちゃんが仏壇で股を広げるくだりは、女性では思いもつかないことなのではないだろうか。そこかしこに、男性目線の理想の女性像なるものがちりばめられている。もてない男の妄想だとしても、全てにおいていちいち素敵なのだ。ここまで自由を満喫しているにも関わらず、ワタナベ君は悩むことを選択し、それをまるで楽しんでいる風に見える。映画はまだ見ていない、読む前に配役を知ってしまい役者の顔がちらついて辟易した。もう少し早く読むべきだった。

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2011/03/20

村上さんの作品は好きだ。 何が好きなのかと聞かれたら、やはり村上さん独特の文体が好きなんだろうと思う。彼の文体から醸し出されるあの独特の世界観。 読んでいいると、心がしんと静まり返るあの感覚が大好きだ。 この小説は、村上さんの作品の中でも特に、心が鎮まる話。 読んだ後、しばらくは...

村上さんの作品は好きだ。 何が好きなのかと聞かれたら、やはり村上さん独特の文体が好きなんだろうと思う。彼の文体から醸し出されるあの独特の世界観。 読んでいいると、心がしんと静まり返るあの感覚が大好きだ。 この小説は、村上さんの作品の中でも特に、心が鎮まる話。 読んだ後、しばらくは余韻から抜け出せずに誰かと話すのが億劫になったくらい。 なんて形容すれば正確に言い表せるのかわからないけど、この話を一言で表すなら、「切ない」に限るような気がする。

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2011/03/11

とっても切ない。人生はビスケット缶、わかる。地面に足がきちんと着いてないように感じるときってけっこうあるよ。

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