ノルウェイの森(下) の商品レビュー
突然の死、沈黙、模索、セックス 今自分の置かれている場所が わからなくなる そんな感覚 最後の数行で春樹は何を伝えたかったのか どうしても孤独な群衆という言葉しか 見当たらない。
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この本って87年出版だったんですね。随分昔でびっくり。 でも時がたっても色褪せていない小説だと思います。 純粋に面白いだけでなく、ある種の衝撃をうけるような、そんな話です。 村上作品を読むのはこれが初めてだったのですが他のも読んでみたくなりました。
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愛と死とセックスの物語。フィツジェラルドも忘れちゃいけない。 上記四つは実は同価値で同一のものだ。どれも世界になくちゃいけないもの。 僕はこの作品を読み終わると、野菜ジュースに氷を入れて飲んだ。 とても冷えてておいしい。空を見ると月は出ていなかった。 ノルウェイの森は「こ...
愛と死とセックスの物語。フィツジェラルドも忘れちゃいけない。 上記四つは実は同価値で同一のものだ。どれも世界になくちゃいけないもの。 僕はこの作品を読み終わると、野菜ジュースに氷を入れて飲んだ。 とても冷えてておいしい。空を見ると月は出ていなかった。 ノルウェイの森は「こころ」の奥底に確かになにかをはたらかせる。 穴に堕ちるように放心する。キレイであたたかな、けれどアンビバレンツな矛盾した悪ともいえるしこりかなにかも同時に吐き出される。 村上は述べる。「個人的な小説である」と。少なくとも僕の心は愛撫された。 僕はこの小説を読んで何か変われるのだろうか?脳に何か布置されるのか? 今日は、ぐっすり眠れそうだ。電気を消そう。
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感想の難しい小説である。 非常にココチヨク読み進んで行ったのだが、何が面白いのか表現出来ない。 ・全体を通す浮遊感が心地よい。良い意味で生々しさを感じない。 ・性描写も多くあり、電車通勤時には回りの目が気になりもするが、私は好き。 ・恋愛感情、生死感、他社への依存性、社会との関わ...
感想の難しい小説である。 非常にココチヨク読み進んで行ったのだが、何が面白いのか表現出来ない。 ・全体を通す浮遊感が心地よい。良い意味で生々しさを感じない。 ・性描写も多くあり、電車通勤時には回りの目が気になりもするが、私は好き。 ・恋愛感情、生死感、他社への依存性、社会との関わり、エゴと自己犠牲…そんなものが頭に思い浮かぶが、そんなものでなく、凄く残酷なことを美しいメロディで聴いている感じ。 ・ビートルズは大好きだがノルウェーの森がどんな歌だったか思い出せない。昔からノウホエア・マンと混同してしかたない。小説とは全く関係ない。
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うーん えろえろ描写と 彼女が死んじゃったことしか印象に残らなかったけど 比喩表現と地の文の比喩がけっこうすきかも‥? 「春の熊くらい君がすき」とか (春の野原を君が一人で歩いているとね、向うからビロードみたいな毛なみの目のくりっとした可愛い子熊がやってくるんだ。そして君に...
うーん えろえろ描写と 彼女が死んじゃったことしか印象に残らなかったけど 比喩表現と地の文の比喩がけっこうすきかも‥? 「春の熊くらい君がすき」とか (春の野原を君が一人で歩いているとね、向うからビロードみたいな毛なみの目のくりっとした可愛い子熊がやってくるんだ。そして君にこう言うんだよ。『今日は、お嬢さん、僕と一緒に転がりっこしませんか』って言うんだ。そして君と子熊で抱きあってクローバーの茂った丘の斜面をころころと転がって一日中遊ぶんだ。それくらい君がすき) 「世界中のジャングルの虎がみんな溶けてバターになってしまうくらい好き」とか 実際言われたらばかみたいだけど^^ ビートルズすきだけど「ノルウェイの森」はどんな曲かわかんなかったので母にハミングしてもらったけどやっぱりわからないので ようつべできいてみた「NORWEIGIAN WOOD」 ああ~これか~ ってかんじ
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すみません、食わず嫌いでした。他のもたくさん読んでみます。偶然、映画のロケ地の神崎郡にも仕事で行ってきたしね。
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なんとも言えない終わり方が、すごく印象に残っています。 最近映画化されましたが、まだ見ていません・・・
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結末が衝撃。というか驚愕というか…あまりにも色々な謎を残したまま終わられてしまい思わず慌ててしまった。しかし、意外にも後味は悪くなくこれが俗に言う村上ワールドなのかと実感。
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はじめてタイトルをみたとき、ビートルズのというより、ジョン・レノンの「Norwegian Wood」のメロディが頭をよぎってしまい、ちょっとズルイと思ってしまいました。 この小説までは、とんでもなく有名な曲と同じタイトルの物語はなかったように思います。 最近では、明らかに意識して...
はじめてタイトルをみたとき、ビートルズのというより、ジョン・レノンの「Norwegian Wood」のメロディが頭をよぎってしまい、ちょっとズルイと思ってしまいました。 この小説までは、とんでもなく有名な曲と同じタイトルの物語はなかったように思います。 最近では、明らかに意識していると思っているのですが、「ゴールデンスランバー」が有名です。 恩田陸氏にもかなり多くの名曲と同一のタイトルがあります。 それが普通に「アリ」と認識させてくれた最初の小説だったと思います。 ときおり、性描写が多いといった意見を目にしますが、それは当然だろうと思います。 オリジナルの楽曲がそれを意図していて、それに触発されて書かれたのだろうと思いますから。 わたくしにとって、これから先もおそらく、最高の小説です。
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