カンガルー日和 の商品レビュー
これはコーヒーくらいの短い話が詰まっています。読んだのは高校一年生の時だけど、今でも喫茶店でちゃちゃっと読む事があります。 中でも、100%の女に出会う物語は最近になってよくわかります。 ただ、相手に取って僕が100%な訳がないのだけれど…。
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あわせて18作のショートショート?短篇小説?が収められてる。…ショートショートなのかな。。 うーん、最初の三作は面白かったんだけどな。後になるとちょっと鈍ったかも?羊男の登場や井戸、スパゲティー、孤独。いかにも春樹。。 でも文体とかが大分軽やかだったし、短くてテンポよく読めたのは...
あわせて18作のショートショート?短篇小説?が収められてる。…ショートショートなのかな。。 うーん、最初の三作は面白かったんだけどな。後になるとちょっと鈍ったかも?羊男の登場や井戸、スパゲティー、孤独。いかにも春樹。。 でも文体とかが大分軽やかだったし、短くてテンポよく読めたのは良かった。私が春樹に慣れてきたのかな?ただ、読解するならもうちょっと長さのある短篇じゃなきゃきついかな。
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村上春樹の短編ですので、相変わらずわけがわからない(わかる人もいるんでしょうけど)ですが、雰囲気いいですね。「4月のある晴れた日に100パーセントの女の子と出会うことについて」とか特にいい。読んだ後、ぽわーんとした気持ちになります。
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村上春樹の短編集。。 淡々と男女関係が描かれながらそこにさらっと流れる シリアスさ。哀愁・・・。 大学の授業で読んだため思い出になっている本。
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この短編集に入っている、「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」がお気に入り。
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春樹の短編集は長編に比べれば面白かったです。特に、一番最後の話が面白かった。きっと地下へ下ったり、また上ったりというのは、フロイトの意識・無意識の考えや夢の思想が絡んでくるんだろうなと思いました。脳みそを吸われるという事は、記憶がなくなるつまり過去の喪失です。此の行為の意味する所...
春樹の短編集は長編に比べれば面白かったです。特に、一番最後の話が面白かった。きっと地下へ下ったり、また上ったりというのは、フロイトの意識・無意識の考えや夢の思想が絡んでくるんだろうなと思いました。脳みそを吸われるという事は、記憶がなくなるつまり過去の喪失です。此の行為の意味する所は、アイデンティティの喪失の危機ではないかと思います。今の日本の社会を見ても、「出過ぎた杭は打たれる」からなのかもしれないですが、人と同じ、周りに同化してしまっていると思います。無個性の時代。ファッションにしろ音楽にしろ生き方にしろ、自分を殺して生きている人が多い様に感じます。春樹は此の作品を通して、個性の喪失の危機を訴えたかったんではないかなと感じました。本当に研究するにはもってこいの人物ですよね。でも私はあんまり好きではない・・・。
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シュールな内容の短編集。 シュールではあるけど、独特のリズム感のおかげですいすいと読みすすめることができます。
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http://d.hatena.ne.jp/gantyan821/20080224/1203864621
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村上春樹の短編集。 非日常的、具体的な名称が出てこないなど、星新一のショートショートによく似てます。 気負いせずにサラッと読めます。
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忘れた頃にまた手に取って読んでしまう。3年置きくらいに。どれもサラッとした短編で、ジンを飲みながら読める本です。
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