1,800円以上の注文で送料無料

not simple の商品レビュー

4.3

167件のお客様レビュー

  1. 5つ

    86

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/11/19

初めて読んだ時はまったく頭に内容が入ってきませんでした。 半年ぐらい経って二回目読んだ時泣いてしまいました。

Posted byブクログ

2010/10/23

ひどい話だ。 作品に対する暴言ではない、この作品の主人公の人生についてである。 運もツキも無い男の話。本当に、これでもかというぐらい、運もツキもない。救いがない。 主人公の男だけではない。周りの人間も、誰もが不幸の影を纏っている。 だが、たまに本棚から取り出して、男のひどい人生を...

ひどい話だ。 作品に対する暴言ではない、この作品の主人公の人生についてである。 運もツキも無い男の話。本当に、これでもかというぐらい、運もツキもない。救いがない。 主人公の男だけではない。周りの人間も、誰もが不幸の影を纏っている。 だが、たまに本棚から取り出して、男のひどい人生を聞きたくなる。 何故だろう。

Posted byブクログ

2010/10/17

相変わらず絵が苦手。 ストーリーも「おもしろい」という言葉が適当かわからないけど 引き込まれる作品であったことは確か。

Posted byブクログ

2010/09/03

読み終わった後のやるせなさといったらない。 冒頭でイアンの未来は見えているけど、 どうしてもイアンの幸せを願わずにはいられなかった。

Posted byブクログ

2010/08/10

このブクログに紹介されていて、古本屋に売っていたので、即買い。 実は、90円で買ったのですが、安すぎた。絵柄のせいか、ページをめくる手は重くならないが、後で、じわじわとくる喪失感、涙、痛み。 タイトルの通り、シンプルに行きません。人生も、対人関係も…。 切ない……

Posted byブクログ

2010/07/20

先に、現在のストーリーを持ってきて、 そこから過去に一気にさかのぼり、物語を追っていく手法や、 出てくる人々の佇まいが、まるで映画を思わせる雰囲気。 泣ける。

Posted byブクログ

2010/09/06

「家族だから,側にいたい」青年・イアンがひたむきに想う,ありふれた願い。しかし与えられた人生は,いたずらのように,複雑にもつれ,からみあい,すれちがう。彼の稀有な旅路と,それを見つめるひとりの男――深く静かに綴る,衝撃の長編物語。

Posted byブクログ

2010/06/12

悲しい、切ない話はたくさん読んできたけれど、こんなに哀れな話があっていいのか!と思うくらい、衝撃的。 生まれた時から不幸の星の元にある主人公が、明るく純粋でまっすぐなところに救われます。 話がどろどろにならずに済んでいるのは、前に歩き続けようとする彼のおかげですが、そんな彼に容赦...

悲しい、切ない話はたくさん読んできたけれど、こんなに哀れな話があっていいのか!と思うくらい、衝撃的。 生まれた時から不幸の星の元にある主人公が、明るく純粋でまっすぐなところに救われます。 話がどろどろにならずに済んでいるのは、前に歩き続けようとする彼のおかげですが、そんな彼に容赦なく不幸が襲い掛かるところが、さらに悲しさを増幅させます。 一番呪われているのは、そんな主人公を横で観察していただけの小説家でしょう。 オノ ナツメ の外国を舞台にしたコミックは、ささやかで暖かいものばかり読んできたので、まさかこんなガツンとしたやるせない作品があるとは思いませんでした。 今連載中の「さらい屋」で興味を持った作家さんですが、この分だと、こちらの話も単純に幸せな大団円では終わらないような予感がして、なんだか心配になってしまいます。 日常生活では味わえない感情を引き出してもらいたい人、自分より不幸な人はいないんじゃないかと嘆いている人に、お勧めです。

Posted byブクログ

2010/06/03

願うことも思うことも、描かれていることも、すべてが単純で真っ直ぐだというのに、それらは生きていく過程で色んなものにぶつかり、形を変え、複雑化していく。 そんなことが淡々と、だが確実に私たちに喪失感を与えながら紡がれていく、そんな漫画だった。 台詞も絵もsimpleだからこそ、かえ...

願うことも思うことも、描かれていることも、すべてが単純で真っ直ぐだというのに、それらは生きていく過程で色んなものにぶつかり、形を変え、複雑化していく。 そんなことが淡々と、だが確実に私たちに喪失感を与えながら紡がれていく、そんな漫画だった。 台詞も絵もsimpleだからこそ、かえってその中に潜む大事な部分が浮き出てきて、それが突き刺さる。 久々に良い漫画に出会った。 最後の最後にジムの姿が飛び込んできて、息を呑んだよ。 ジム、お前ってやつはなんて不器用なんだ。 ずっとジムが言わんとしていることと、冒頭で彼がイアンの血に塗れて、彼の身体を抱こうとしているコマとが重なり合わなくて悶々としていたが、引用文(2つ目)と巻末の姿に彼が如何にイアンを理解したいと願い、救おうとしていたかを目の当たりにしたような気がした。 ああ、ちゃんと読み込めているのだろうか…… 言いたいことはとってもシンプルなことなのに、上手くいえない(笑) とにかく、最後の台詞が好き。 イアンはあのひとときの中に、やってこなかった未来を見て、幸せを一瞬でも感じただろうか。 そうならいい。 壮絶な人生の幕がおりる瞬間まで、自分の、シンプルだけれど真っ直ぐで純粋な思いを、曲げたり壊したり失ったりせずに大事に持ち続けたイアンを、私は尊敬する。

Posted byブクログ

2010/09/05

不運な男の人の話。 絵柄はさらっと読めるけど、内容はどろっとしてる。 いろいろと哀しいけど、ちょこちょこあったかい。

Posted byブクログ