not simple の商品レビュー
ふと立ち寄った本屋で数冊平積みされていた本書。 なんとなく買ってみたら、じんわりした人間ドラマに泣きました。 彼も彼のお母さんもお姉ちゃんも彼氏もママも娘もあの人もこの人も、みんなみんなのドラマ
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貸してくれた友人は「映画のような漫画」と表現していた。 しかしオノさんの書く食べ物はおいしそうだ…。 ツナ・モルネー食べたい。
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初めて読んだオノ・ナツメ作品。主人公の不運な一生が、他のオノ作品に手を出すのためらうくらいに暗かった。
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3年前に購入して 何度も何度も読み返していた。 なんだかよくわからない話だなーと 思いつつ びっくりしたのは この間3年目にしてようやくこの本の内容に気がついたこと ジムの気持ちは 人を好きになって初めて分かった気がする ただのBLなんかじゃない
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オノさん好きな友達に借りてはじめて最近読んだ。 読み終わった後は、なにかB級ロードムービーを見終わったあとみたいな、重たい充足感があった。 そして一番最初に戻って 「あぁ…そういうことだったのか」 と。 映画化してほしいと思ってしまう一冊です。
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とにかく悲しくて悲しくて悲しくて、それだけです。 自分なんか幸せじゃないかと思わされます。悲しいなあ。
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私は最近の漫画でこんな映画みたいなものに出会ったことがありませんでした。 すごくすごく哀しくて、 すごくすごく愛しくて、 あぁ美しい。 ほんとうに一生とっておきたい漫画です。
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主人公のイアンが一生を終えるところから物語は始まる。 友人のジムが小説にした彼の人生とはどんなものだったのか。 あらかじめ提示された終わりに向かって、回想が始まる。 どこまでも救いようがない展開は、普通なら人を泣かせにいくためにあるが、 イアンはその悲惨な状況を前にして...
主人公のイアンが一生を終えるところから物語は始まる。 友人のジムが小説にした彼の人生とはどんなものだったのか。 あらかじめ提示された終わりに向かって、回想が始まる。 どこまでも救いようがない展開は、普通なら人を泣かせにいくためにあるが、 イアンはその悲惨な状況を前にしてほとんど感情を揺らさない。 だからこそ余計にこのマンガは印象的だ。 この読後感をあらわす言葉が見当たらない。 「お前の人生を小説のネタにするんじゃなくて、お前を小説にする」 そう言ったとき、ジムはどんな気持ちだったんだろう。 分からないけど、ずしんと腹の奥に残って消えない。
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主人公の青年が命を落としたことからその物語は始まった。 ゲイの小説化が彼の一生を一冊の小説にし、失踪。 主人公が欲しかったのはとてもとても、単純で当たり前のことだった。 それが手に入らない、主人公の一生。 それでも、彼と出会った人は心になにかを残される。 小さな小さな単純な絵...
主人公の青年が命を落としたことからその物語は始まった。 ゲイの小説化が彼の一生を一冊の小説にし、失踪。 主人公が欲しかったのはとてもとても、単純で当たり前のことだった。 それが手に入らない、主人公の一生。 それでも、彼と出会った人は心になにかを残される。 小さな小さな単純な絵に、映画のようなコマ割とストーリー。 オノ先生の本全部ありますが、一番一番大好きです。
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家族からの愛が欲しかった・・・ とてつもなく暗くて悲しくて、でも何度も読みたくなる。妙味の名作。
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