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すべては一杯のコーヒーから の商品レビュー

4.1

218件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2017/10/08

著者が育った環境、 家族のこと、 大学卒業後、銀行で働いた時代、 そして、銀行を退社後タリーズ一号店を作るまでの話、 一号店から今までの成長の歴史、 今後の展望 などが書かれている。 活力に溢れた人生を送るためには、「夢」と「目標」が必要。 何事にも「目的」と、それを達成させ...

著者が育った環境、 家族のこと、 大学卒業後、銀行で働いた時代、 そして、銀行を退社後タリーズ一号店を作るまでの話、 一号店から今までの成長の歴史、 今後の展望 などが書かれている。 活力に溢れた人生を送るためには、「夢」と「目標」が必要。 何事にも「目的」と、それを達成させたいという「情熱」、そして、それを達成するための「仲間(タリーズでいうフェロー」が大切である、ということがよくわかった一冊であった。 普段ノンフィクション小説やビジネス小説はあまり読まないが、 大変面白く読めた。

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2017/01/15

よく行くタリーズのことをもっと知りたく、積読だった一冊。タリーズ愛を抱かせる内容かと思ったら、ビジネスを興し開拓して行く際にその障害になることが何なのか細かく書かれており、勉強になる内容だった。 しばらく休もうかと思っていたけれど、一緒に会社を大きくしたい、多くの人にこの取り組...

よく行くタリーズのことをもっと知りたく、積読だった一冊。タリーズ愛を抱かせる内容かと思ったら、ビジネスを興し開拓して行く際にその障害になることが何なのか細かく書かれており、勉強になる内容だった。 しばらく休もうかと思っていたけれど、一緒に会社を大きくしたい、多くの人にこの取り組みを知ってほしい、と思える会社に、新たに出会いたいなという気持ちになった。

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2017/01/05

コーヒーショップのタリーズ社長・松田さんによる自身の生い立ち、タリーズの日本進出について書かれた本です。読んだ後は、勿論タリーズに行きたくなります。松田さんの「食」へのこだわりが分かる一冊です。

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2016/09/11

 掻き立てられる。 動きたくなる。 自分の夢について、ちゃんと考えたくなる。  紙もペンも要らない。 誰かに宣言しなくてもいい。 ただ、自分ひとりが常に忘れない夢を、ゆっくりぼんやりじっくりしっかり考えてみようと思った。 コーヒーでも飲みながら。  それにしても、経験は雄弁だ。...

 掻き立てられる。 動きたくなる。 自分の夢について、ちゃんと考えたくなる。  紙もペンも要らない。 誰かに宣言しなくてもいい。 ただ、自分ひとりが常に忘れない夢を、ゆっくりぼんやりじっくりしっかり考えてみようと思った。 コーヒーでも飲みながら。  それにしても、経験は雄弁だ。 そして、熱と汗が無いとやっぱり心は動かない。 ちゃんと覚えておこう。

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2016/08/14

10年以上前にタリーズで売られているのを見かけたが、若い起業家のサクセスストーリーと思って特に興味ももたずにきた。 だが、最近、偶然手にとる機会があり、読んでみると、想像していたのとは違った。松田公太さんご本人も幼少期から海外赴任で日本人の枠に当てはまらない人間に育ったゆえの力強...

10年以上前にタリーズで売られているのを見かけたが、若い起業家のサクセスストーリーと思って特に興味ももたずにきた。 だが、最近、偶然手にとる機会があり、読んでみると、想像していたのとは違った。松田公太さんご本人も幼少期から海外赴任で日本人の枠に当てはまらない人間に育ったゆえの力強さと同時に生きづらさを抱えていて、起業、人生観の背景に、弟さんやお母様の死が色濃くあった。 死までの時間を意識した、母国に居場所を見つけられない若者が、人間、食、経済といったチャンネルでいかにこの世と関わったかという記録としておもしろかった。 幼少期からの海外経験が豊富ということもあろうが、自分もせっかく生きて体も自由がきく今、松田氏みたいに、人、社会、この世にかかわりたいが、方法がわからない。 今度、この本の若者がつくった店だ、という意識で改めて、タリーズにコーヒーを飲みにいってみたい。

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2015/07/30

夢・情熱があればどんなことも乗り越えられる。普通のサラリーマンが、食文化の架け橋になることを夢に、米系コーヒーチェーンを全国規模にまで大成長させた話。身近な食ビジネスは、個人的にも非常に興味をそそられる。

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2015/06/13

若い頃の異国で生活した話、いじめやケンカ、様々な逆境をはねのけ、創業した話。エプロンした社長というのが、下から這い上がってきたそんな社長。アルバイトも大切しているそんな、話がとてもいい。肩書きだけじゃなく、言葉に情熱、血が通っているような経営者という印象をこの本を読んで受けた。今...

若い頃の異国で生活した話、いじめやケンカ、様々な逆境をはねのけ、創業した話。エプロンした社長というのが、下から這い上がってきたそんな社長。アルバイトも大切しているそんな、話がとてもいい。肩書きだけじゃなく、言葉に情熱、血が通っているような経営者という印象をこの本を読んで受けた。今は国会議員だそう、もっと大きな括りで、夢を持ってるのかな? これからも日本を、食文化を、若い人を引っ張ってくれるんじゃないかと期待。

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2015/05/19

実は、古本屋で偶然見つけた一冊であります。一杯のコーヒーから。霧島昇さんとミス・コロムビアさんの歌でありましたね。しかしあの歌、何度聴いても「一杯の公費から」と聴こえます。皆から集めた税金は、例へ一杯あつても節約して効果的に使つていただきたいものです。 いや、さういふ話ではありま...

実は、古本屋で偶然見つけた一冊であります。一杯のコーヒーから。霧島昇さんとミス・コロムビアさんの歌でありましたね。しかしあの歌、何度聴いても「一杯の公費から」と聴こえます。皆から集めた税金は、例へ一杯あつても節約して効果的に使つていただきたいものです。 いや、さういふ話ではありませんね。コーヒーショップ「タリーズ」の創業者の話であります。 「タリーズ」は、わたくしが居住する街にもあり、豊田市駅前の商業ビル「GAZA」に入つてゐます。GAZAにはしばしば訪れ、タリーズにも買物のついでに立ち寄つたりします。わたくしはコーヒーは嫌ひではないが、いはゆる通でもなく、「コーヒーなら○○ぢやないといけません」などといふ薀蓄も皆無であります。だからどこで飲んでも大差無いと思ふのですが、我が連れ合ひは何故かタリーズへ行きたがるので、まあお付き合ひする訳です。 タリーズの本家が誕生したのは米シアトル。あのスターバックスと同じださうであります。日本進出にあたつては、さぞかし力のある有名企業と手を組んだのであらうと思ひきや、まだ二十代の銀行員が個人でタリーズと交渉し、日本で営業する権利を得たのといふことです。 その熱血漢こそ、本書の著者・松田公太さんでした。 松田氏は友人の結婚式に出席するために来てゐたボストンで、初めて「スペシャルティコーヒー」に出合ひ、目覚めてしまつた。元々起業志向を持つてゐた松田氏は、「タリーズ」の商業者であるトム・オキーフといふ人物に苦労の末何とかコンタクトを取り、日本でタリーズの店を開きたいと直談判するのでした。しかも、ブランドイメエヂを確立するために、立地は「銀座」にこだわつたのであります。 トム・オキーフの承諾を得た松田氏は、大借金をした上で念願の「タリーズコーヒー」一号店を銀座に開店、始めの数か月は赤字であつたさうです。平凡なる経営者ならば、座して死を待つところでせうが、彼はぢつとしてゐませんでした。如何なるマイナス要因も言ひ訳の材料にせず、それを解消するために、あらゆる努力を惜しみません。 かういふ姿を、日本の商店街のおやぢたちに見せてあげたいと思ひました。 話は変りますが、日本の地方都市の商店街はおしなべて瀕死の状態であります。彼らに吹く逆風は、自らの力ではどうにもならないやうにも見える。旅に出たりすると、買物でもして応援しやうかしらんと思ふのですが、いざ店内へ入ると、やる気のない店主がぼーつとレジに座るだけで挨拶もなく、商品棚は荒れ放題でほこりまるけ。そして常連客が来ればお喋りに興じ、自分がいかに不遇を託つてゐるかを切々と訴へる......これでは買ふ気も失せるといふものです。 また別の商店街では、訪問日がちやうど地元のお祭りの日に当たり、これは稼ぎ時かなと思つたら、商店街は軒並みシャッターを下ろし「定休日」の看板が。せつかく集客が見込める日に、定休日はしつかり取る。それで嘆いてゐては、どうしやうもないではありませんか。 それはそれとして。 その後の松田氏の歩みもまことにドラマティックであります。失敗を重ねながらも順調にビジネスを進めますが、好事魔多し、母親の死といふ現実が待つてゐました。この主治医は怪しからん喃。病院名・医師名を公表しちやへと思つたものです。行員時代に弟も病で亡くし、続いて母まで、早過ぎる逝去。 さういふ悲しみを乗り越え、タリーズコーヒージャパンは上場を果たすまでになります(後に上場廃止してゐる)。サクセスストオリイとして、読物としても中中読ませる一冊と申せませう。 本書は10年前に出てゐますので、その後の政界進出についての心境は分かりません。まあ本人のブログや公式サイトを覗けば分かるのでせうが。松田氏の夢の一つといふ「食文化を通じて世界中の国々がお互いを理解し、尊重し、そして一つになる」(本書より)はどうなつたか。やはり食文化を通じては無理だと思つたのか、それとも夢は実現したと判断したのか、またあるいはもつと別の夢がムクムクと頭を擡げてきたのか。 魅力的な人物でも政界進出すると、たちまち色褪せ、表情まで「彼方側の人」になるのは何故でせうか。恐ろしい世界なのでせうね。 余計な事まで述べてしまひました。他意はございません。ではまた。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-546.html

Posted byブクログ

2015/02/27

特殊な境遇あるがその人生の軌跡からはやる気と情熱が満ち溢れているのがわかるまた過去を振り返るのは自分の奇跡の確認であり常に未来を見ている姿勢がものすごい共感できる成功者に言えることだが思い立ったらすぐに行動する前向きな姿勢を忘れない家族を大事にするこの3点が医者からはよく見える

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2022/01/19

書評を読んで 読む気になった。 早い時期から 飲食店  それも 寿司屋をやりたい とおもっていた。 銀行にはいって、その後 独立して、 タリーズコーヒーを 創業する。 スペシャリティコーヒーという物にひかれたのがきっかけ。 確かに、仲間への目線や 弟の死に対する 悔恨などがあ...

書評を読んで 読む気になった。 早い時期から 飲食店  それも 寿司屋をやりたい とおもっていた。 銀行にはいって、その後 独立して、 タリーズコーヒーを 創業する。 スペシャリティコーヒーという物にひかれたのがきっかけ。 確かに、仲間への目線や 弟の死に対する 悔恨などがあるが、 意外と コーヒーに対しては さっぱりしていて、執念があまりないような そんな気がする 不思議な 創業の本。 コウロギチョコレート がおもしろかった。 それにしても、 2006年には 伊藤園に 株を売却して、 社長を退任。 そのあと、国会議員になってしまったのですね。 なぁるほど。 と言う感じであった。 しかし、なぜ と言わざるを得ない。 コーヒーを通じて 文化の違いを 互いに理解しあう。 男子の志は コーヒーではないということか。

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