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海辺のカフカ(上) の商品レビュー

4

1238件のお客様レビュー

  1. 5つ

    378

  2. 4つ

    416

  3. 3つ

    269

  4. 2つ

    54

  5. 1つ

    17

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2009/10/04

漂々とした中、物語が進んでいきます。 物語は少年が家出をしてそこで人々に出会い成長していくんですが来たるべき事件に巻き込まれていくという話です。 この事件というのがとても不思議で言葉で説明できません。 感覚で理解するという感じです。それに視覚や聴覚、嗅覚、触覚なども刺激してくれま...

漂々とした中、物語が進んでいきます。 物語は少年が家出をしてそこで人々に出会い成長していくんですが来たるべき事件に巻き込まれていくという話です。 この事件というのがとても不思議で言葉で説明できません。 感覚で理解するという感じです。それに視覚や聴覚、嗅覚、触覚なども刺激してくれます。 とても不思議な作品ですが、ちょっと読み始めるとどっぷりとはまってる自分がいました。 おすすめの本です。

Posted byブクログ

2009/10/04

3/8完読 村上春樹の本、皆好きだって言うけれど、父も好きだって言うけれど。母は一人称が「僕」であることが気に入らないらしいけれど。 私には、私に決定的に欠けているモノを突きつけられているようで、ちょっと読んでて憂鬱になってしまったなぁ。 私自身で考える理由はとても簡単で、...

3/8完読 村上春樹の本、皆好きだって言うけれど、父も好きだって言うけれど。母は一人称が「僕」であることが気に入らないらしいけれど。 私には、私に決定的に欠けているモノを突きつけられているようで、ちょっと読んでて憂鬱になってしまったなぁ。 私自身で考える理由はとても簡単で、それはあまりにファンタジーだから。私には、そのままの文章を頭に思い浮かべたり想像することは出来ても、巧妙な暗喩に隠された本当の意図を読み取るのはとても難しい。 それは誰の本を読んでもそうなんだろうけれど、「とても現実的、でも本当は?」と「表現自体もとても常識外、さてこれはどういう事でしょう?」では違うと思う。前者ならば私のような人間にもせめてもの救いがあるというものだ。なぜなら、私みたいに想像力に欠ける人にも想像できるものがあるから。 まだ最初から最後まで訳分からない設定であればいいのだが、氏の作品は何の変哲もない日常のシーンの中に唐突に非常識が顔を覗かせるのだから困ったもんだ。 私には全然理解できてないんだろう。 世の中のすべてのものがメタファーであるという事も。 カラス meets ジョニー の意味も。 神も子どもはみな踊るのかしら? 大公トリオは生で聴いてかなり好きになったよ。そんな私は、TSエリオットの「うつろな人間たち」を読んでみようかしら。またこういうイタイ感想になるのかな。なんでスプートニクはすんなりと受け入れられたのだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

先ず始めに言ってしまおう。 私は彼の作品の中で此の物語が一番好きである。 一般的な作品とは違い、様々な角度から時間は進行していく。 一見不必要な事項一つ一つが全てはラストへのコンダクターとなる。 意味の無い事なんて、この世には無い。 忘れ去る事なんて、人にはできない。

Posted byブクログ

2009/10/04

いろんな引用が多くてそれが私には難しかった。知識不足でしょうか…(汗)一見相反したような2つの物語が、どこで繋がるのかがすごく気になりました。ナカタさんのキャラがとても好きです。

Posted byブクログ

2009/10/04

村上春樹サン(^-^;これまでの村上サンの作品の中でも何度もキーワード的に登場してきた「図書館」がこの作品の中でも出て来ちゃったりして。春樹ファンにとってはもぉーたまりません・・的な話運びだったりしますが。 まぁ、中味の事はさておき。 この本(文庫じゃない方)を手にとった時、本文...

村上春樹サン(^-^;これまでの村上サンの作品の中でも何度もキーワード的に登場してきた「図書館」がこの作品の中でも出て来ちゃったりして。春樹ファンにとってはもぉーたまりません・・的な話運びだったりしますが。 まぁ、中味の事はさておき。 この本(文庫じゃない方)を手にとった時、本文の中で使われてる紙が、ずいぶん特殊な感じだなーとは思っていたのですが。 それ、作者の村上サン自身がお選びになったものだとか。ページ数が多くなりそうだから、出来るだけ軽くして、ベッドで横になって読むとしても腕が疲れないように・・とかいろいろ考えていらっしゃった、とか(^-^; それをなにかで読んだ時には、ちょうど自分が印刷業の仕事に就いて間もなくだったこともあって。 そっかー創り手っていうのは、そこまで考えないといけないものなんだなーとすごく感心しちゃった覚えがあります。 結果として、「思ったように軽くはなかった(笑)」と書かれていたように、実際の本はものすごいボリュームで(^-^; ずしっと来る感じ(笑) これ・・読み切れる?(^-^;と思わず不安になっちゃうぐらい、ですけど・・もちろん、ぺろーっと読ませていただきましたが(笑) 村上春樹サンは、やっぱり初期の頃の作品と比べると・・たぶん、何かが大きく変わってるんだよな・・と感じるところは多いのですが。 でも。 彼の持つ言葉の綴り方、というのはやっぱり独特で。 言葉になってない声、みたいなものがぎっしり詰まっているような、感じ。 村上サンの本を読む時。 行間を読む、ということがいつも頭をよぎります。 彼が書こうとしていること、伝えようとしていることを、私はきちんと受け止められているんだろうか?と、背筋がぴきーんと伸びるような、気がします。

Posted byブクログ

2009/10/04

恋人ができると必ず村上作品が読みたくなります。まぁ男心がよく描かれているから・・なんて偏見かもしれないけどね!面白いんだけど、なんかだめだな〜。苦しすぎます!なにが苦しいかというと・・・言葉がそっちょくすぎるんです。父親との母をめぐる葛藤。魂の存在とは。人生とは。いろいろ考えさせ...

恋人ができると必ず村上作品が読みたくなります。まぁ男心がよく描かれているから・・なんて偏見かもしれないけどね!面白いんだけど、なんかだめだな〜。苦しすぎます!なにが苦しいかというと・・・言葉がそっちょくすぎるんです。父親との母をめぐる葛藤。魂の存在とは。人生とは。いろいろ考えさせられる言葉やシーンがもりだくさんで・・・。今の私には重たい限りです。私の器じゃよみきれなかったというのもあるけれども、読者をひきこめない村上春樹の文章の限界もあると思う。ここは相性の問題かもしれませんが、とにかく私はしばらく下は読みませ〜ん!!ときが来たらまたもどります。

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2009/10/04

06/01/18読了 読書の面白さを知った本。 2つのストーリーが交互に展開し、先が読めない。下巻に急げ!!

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2009/10/04

「捨てる」という友から譲り受けた本でよかった。金払って買ってたら怒りまくりだった。なんとキザなおっさんだ、この筆者。題名のダシになったカフカさまにあやまれっ!

Posted byブクログ

2009/10/04

途中途中の話は好きだけど、全体として見た時に、読んだ後も謎が残る話はあまりすきじゃない。どこかで繋がると思ってた話が繋がらない。関係性が謎。1回読んだだけじゃだめなんだな、たぶん。

Posted byブクログ

2009/10/04

村上春樹ワールド、としか表現しようのない世界。どっぷりと浸りたい、といいつつ、私の中では『世界の終わり〜』が相変わらず彼の最高傑作であるが。

Posted byブクログ