海辺のカフカ(上) の商品レビュー
(上)(下)主人公の強さと弱さが好き。猫と話せるナカタさんが登場したときはもう心奪われた。でも猫殺しの場面はいまだに思い出すのも辛い…。
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どこまでも細かいとこに注意して読まないといけないのでつらかったりする。ジグゾーパズル100ピースで良いところが1000ピースくらいになっている感じ?お徳感を感じる人は多いのだろうか?
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これはすごいです。 まさかここまですごいとは…。 これまたキャラクターに魅力ありすぎ!! って春樹さんのは全部キャラクターに魅力があるな。 冒頭からトップギアで入っていけるでしょう。 しかし、猫好きには直視できない場面も…。
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文体が不思議でした。 全ての出来事が繋がってリンクしていて、読み進めば進むたびに。どんどん読み進めます。
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15歳のカフカ少年が旅に出る話なんですが。 もし、僕が十五歳の時にこれを読んでいたら、間違いなくカブれていたと思います。 村上春樹さんの小説の中でも、謎の残り方が尋常じゃないです。 改めて考えてみると、色々な点がつながって、謎解きをするのも面白いです。
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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」 15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。 家を出るときに父の書斎から持ち出したのは、現金だけじゃない。 古いライター、折りたたみ式のナイフ、ポケット・ライ...
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」 15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。 家を出るときに父の書斎から持ち出したのは、現金だけじゃない。 古いライター、折りたたみ式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。 小さい頃の姉と僕が二人並んでうつった写真。。。 (下)巻よりは読みやすい。 物語のクライマックスはやはり(下)巻。
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上下巻とも読了。ロールシャッハテストを文字で読んでいるような感覚。物語内の出来事がひどく抽象的で、象徴的な出来事が日常的な出来事に散りばめられているってのが、村上作品みたいだと「ねじまき鳥クロニクル」とこれを読んで思う。時間が掛かり過ぎたことと、こういう作品に慣れていないからかも...
上下巻とも読了。ロールシャッハテストを文字で読んでいるような感覚。物語内の出来事がひどく抽象的で、象徴的な出来事が日常的な出来事に散りばめられているってのが、村上作品みたいだと「ねじまき鳥クロニクル」とこれを読んで思う。時間が掛かり過ぎたことと、こういう作品に慣れていないからかもしれないけど、読了後に残るものが漠然としていて感想が書きづらいやね。まあ、自身の文章力の無さに起因しているんだろうけど(笑)世界で1番タフな15歳『カフカ』くん。思慮深くて理解力が高いけど、自分では前進できない受動的なキャラクターだったなと感じたけど、自分のことを考えると「誰でもそうか」と想えてくるね。
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はじめて読んだ村上春樹さんの作品、普段あまり本を読んでいなかった自分には訳が解らなかったりするが不思議と引き込まれる。
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15歳で家出して旅に出て、図書館通い生活という設定が好き。でもストイックで可愛げのない主人公(毎日ジムと図書館に通う15歳…)より、人間味のあるナカタさんや大島さんに好感。
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4/24 この人書こうと思ったら結構何でも書けるよね…自然に囲まれた山小屋でのびのび暮らす少年の描写からおよそ現実離れした猫の魂を集めるジョニー・ウォーカーさんの奇行まで。 57歳の彼が書く15歳の少年は、21歳の私より強く、賢く洞察力に優れててヘコむ。彼もこんなに年だったのだろ...
4/24 この人書こうと思ったら結構何でも書けるよね…自然に囲まれた山小屋でのびのび暮らす少年の描写からおよそ現実離れした猫の魂を集めるジョニー・ウォーカーさんの奇行まで。 57歳の彼が書く15歳の少年は、21歳の私より強く、賢く洞察力に優れててヘコむ。彼もこんなに年だったのだろうか。 上巻はカフカの話ぼ方が面白い。
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