海辺のカフカ(上) の商品レビュー
大きな大きな伏線たちがじっくりと交わってくる感覚。究極的にタフに生きようとするカフカ。目が離せなかったです。
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世界一タフな15歳を目指す(目指さなくてはならない)カフカ君の成長を描いた物語。 彼は形而上的な物事を形而下で経験するという稀な経験をして父親にかけられた「呪い」を振り払い大人になっていく。
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オーストリアの作家、フランツ・カフカを彷彿させる作品?? 読みやすくて先へ先へ読み進めたけど、イマイチよくわからん・・・。
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運命。それは呪いなのか? 自分の人生を見極めるため旅立った少年。人生の歯車は一寸の狂いもなくまわっていく。カチカチと時間を刻む音を立て、ストリーは進んでいく。
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やっぱり村上春樹は村上春樹でした。 でも「ノルウェイの森」と違って最後が清々しかった。 人物造形が好き。ホシノ青年とか、ナカタさんとか、大島さんとか…。 メッセージ性強いなとも思った。
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読み終えた後に、 15歳のカフカ少年は、本当に世界で一番タフな少年だと思えてしまう。 お母さんが佐伯さんかどうかということはどうでもいいんだ。 お姉さんがさくらかどうかということはどうでもいいんだ。 「海辺のカフカ」=生きていくためのメタファー ではないでしょうか...
読み終えた後に、 15歳のカフカ少年は、本当に世界で一番タフな少年だと思えてしまう。 お母さんが佐伯さんかどうかということはどうでもいいんだ。 お姉さんがさくらかどうかということはどうでもいいんだ。 「海辺のカフカ」=生きていくためのメタファー ではないでしょうか。 この小説には、多くの問題がありすぎて読み終えてすぐにその感想を述べられない。 それくらい深い余韻を遺す小説だったことは確かだ。
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村上春樹作品を読むのは、ノルウェイの森に続いて2作目。 文章がうまい。 世界感が独特。僕は好き。また、違う作品も読んでみたいと思う。
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うまいこと言ったつもりの表現にこだわっているような。。哲学者を目指すな春樹。Worldは自然と形成される(された)ものであって、創ることを目指していると、それが伝わってきてしまう。
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初めて読んだ村上作品です。土地も年齢も異なる2人のストーリーが交互に語られ、いずれ交錯するまでの物語です。単純にストーリーラインをたどるだけでも面白いが、抽象的な描写や哲学的なフレーズが想像力をかきたて、読めば読むほど深い話。
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受験期にこっそり読んだ本。タフになるため旅に出た男の子と図書館と記憶の話。他の村上春樹のに比べるとあんまりだった気がします。作品ってどんどん変わっていくんだなって思った。
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