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現実入門 の商品レビュー

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97件のお客様レビュー

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2016/12/15

ああ、情けない男の、何とも人情味溢れるエッセイだ。 そう思って読み進めたら、最終章でびっくり。 あとがきまで読んで、久しぶりに「騙された!」という気分になった。 軽く読めて、深く考えさせられる1冊。

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2016/12/13

自分が感じる違和感の、数倍の強さの違和感を持っているこの人を見ると、少し安心する。 ほむほむがちゃんと生きているのだし、もう少し頑張れる。きっと。

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2016/04/28

こつこつとトイレのなかで読み続け、ついに読了。現実にたいしてレベル1程度の筆者が現実社会の様々な難問(普通の人には普通のこと)を体験してレベルを上げていくリアルドラゴンクエスト。一番最後の章で、本当なのか嘘なのか全くわからないが、えっ!と驚かされて本が終わる。本当なのかサクマさん...

こつこつとトイレのなかで読み続け、ついに読了。現実にたいしてレベル1程度の筆者が現実社会の様々な難問(普通の人には普通のこと)を体験してレベルを上げていくリアルドラゴンクエスト。一番最後の章で、本当なのか嘘なのか全くわからないが、えっ!と驚かされて本が終わる。本当なのかサクマさん。前に読んだものよりもずっと読みやすく、入り込みやすい内容。この筆者の文体、さすが短歌の世界に生きる歌人だけありリズムがいい。この筆者のぜひ違う本もトイレ本として入手しておきたい。

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2016/03/12

人生の経験値が人より足りない、大きなのび太君のような筆者が編集者の才女サクマさんと共に色々なことに挑戦していくエッセイ・・・と見せかけた妄想フィクションです。 作者は実際のところ相当経験値は高そうな気がしますが、あえてウブな中年のオッサンという視点から初体験の数々が面白おかしく描...

人生の経験値が人より足りない、大きなのび太君のような筆者が編集者の才女サクマさんと共に色々なことに挑戦していくエッセイ・・・と見せかけた妄想フィクションです。 作者は実際のところ相当経験値は高そうな気がしますが、あえてウブな中年のオッサンという視点から初体験の数々が面白おかしく描かれている。前半のテイストの方が好きで、後半に行くにつれてややコンサバになったと感じました。最後はサクマさんと結ばれたことにしておきたいなぁ。

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2016/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん。 色々初体験してみたってことみたい。 女性編集者サクマさんは結局妄想の産物なのかはっきりと書いてないけど、全部妄想って言われてもやっぱりねって言っちゃいそう。 読み終わろうと頑張った。 マス席で相撲観戦はしてみたい。一緒に見てくれる人いるかな。。

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2016/02/16

冴えないおじさんのリアル。 考えすぎるタイプ。ちょっとマイナス思考で。大人しい。 そんな人が頭の中で考えてることを全部書いてる本。 こういうの、けっこう好きだと思ってたんだけど、半分くらいで挫折。まあ読んでて楽しい本ではない。

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2015/11/29

 人生の経験値の低い穂村さんが、合コン、はとバス、モデルハウス等々を経験していくエッセイ。穂村さんの相変わらずの空想家っぷりが面白いのは言うまでもないが、美人担当編集者さん・サクマさんとのやり取りも、ちぐはぐのような、それでいて相性の良いような感じがして楽しかった。本作の最後の方...

 人生の経験値の低い穂村さんが、合コン、はとバス、モデルハウス等々を経験していくエッセイ。穂村さんの相変わらずの空想家っぷりが面白いのは言うまでもないが、美人担当編集者さん・サクマさんとのやり取りも、ちぐはぐのような、それでいて相性の良いような感じがして楽しかった。本作の最後の方では「えっ、どういうこと!?穂村さん!」となること間違いなし。すごく真相が気になる…。

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2015/09/27

本当は「本当は違うんだ日記」を借りにいったのになかったので代打でお借りした作品。 ゆるい文体や妄想は好きなんだけど、どうもハマらなくて…多分コンテンツのせいだと思う。私がほぼ経験してしまっているせいで…汗 結局健康ランド直前で一旦“読了”とさせていただきました、ごめんなさい(´...

本当は「本当は違うんだ日記」を借りにいったのになかったので代打でお借りした作品。 ゆるい文体や妄想は好きなんだけど、どうもハマらなくて…多分コンテンツのせいだと思う。私がほぼ経験してしまっているせいで…汗 結局健康ランド直前で一旦“読了”とさせていただきました、ごめんなさい(´-ω-`) 他の作品に期待。 -- 歌人・エッセイストとして活躍しているだけでなく、詩集も童話も短歌入門書も翻訳書も発表し、会社員として総務課長まで務めているにもかかわらず、穂村弘の「人生の経験値」は、異常なほど低かった――。 自称「極端に臆病で怠惰で好奇心がない性格」ゆえに、結婚も離婚もしたことがなく、子供もいなければ独り暮らしをしたこともない。骨折も手術も経験がないし、ソープランドにも海外旅行にも行ったことがない。 そんなないない尽くしの穂村氏が、必死の思いで立ち向かう「現実」の数々を綴った、現実と非現実のあわいを漂う一冊。

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2015/02/12

もう売ろうかと思ってたけど、入院中のお供に再読したら、やっぱ持ってたいなぁ 後半につれてしどろもどろが加速して面白くなっていく あとやっぱラストが堪らない 分かってても、キューとなる

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2014/11/30

ほむほむが 献血してるー笑 合コンしてるー笑 「ぼ、ぼくはメモ帳がないとご飯が食べられないんです」って!!笑笑 おばぁちゃんの病室にお見舞いに行くのは、わたしもいつもどきどきして、なんとも言えないきゅうっとした気持ちになるものだ。いつも饒舌にちょっと違う位相のことを面白く書いて...

ほむほむが 献血してるー笑 合コンしてるー笑 「ぼ、ぼくはメモ帳がないとご飯が食べられないんです」って!!笑笑 おばぁちゃんの病室にお見舞いに行くのは、わたしもいつもどきどきして、なんとも言えないきゅうっとした気持ちになるものだ。いつも饒舌にちょっと違う位相のことを面白く書いている穂村さんが、現実にしか触れていなくてドキッとした。 そしてオドオドしながら部屋を借り、 そして、親へ挨拶……! 妄想と現実の区別がさっぱりつかないのが、 いつも以上でした。 まぁそんなことはどうでもいい。 ほむほむ頑張った。 ほっこりしたぁ〜。 私も、自動車教習所に入った時は、 ほんとにみんなこんなことを? と思ったものだ。 みんなこんなにも面倒くさい過程を経て免許をもっているのかと。 現実って改めて直視してみると、なかなか大変だーね。

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