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現実入門 ほんとにみんなこんなことを?
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現実入門 ほんとにみんなこんなことを?

穂村弘(著者)

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現実入門 ほんとにみんなこんなことを?

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2005/03/25
JAN 9784334974770

現実入門

¥220

商品レビュー

4

97件のお客様レビュー

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2024/08/19

なんだろう。 このクセになる文章は! 歌人の穂村氏。 歌人って風流なイメージなんですが。 ぜんぜん、ちがうじゃないですか··· ダメダメな自分をさらけ出しつつ 次々と新しいことに挑戦。 占い、競馬、物件探し、などなど。 最後の最後に、 ん!!? という展開もあったりして、...

なんだろう。 このクセになる文章は! 歌人の穂村氏。 歌人って風流なイメージなんですが。 ぜんぜん、ちがうじゃないですか··· ダメダメな自分をさらけ出しつつ 次々と新しいことに挑戦。 占い、競馬、物件探し、などなど。 最後の最後に、 ん!!? という展開もあったりして、 この独特な世界に すっかり惹き込まれてしまいました。

Posted by ブクログ

2023/08/06

このまま一生何もせずに終えることはできないー。 「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。 やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ! あいかわらずゆるくて笑える。 でも最後に結婚してしまうとは、おどろいた! てっきり編集者のサクマさんと結婚したの...

このまま一生何もせずに終えることはできないー。 「現実」を怖れ、逃げ続けてきた男が、42歳にして初めて挑む。 やるぞ、献血、合コン、部屋探し、そして遂にプロポーズ! あいかわらずゆるくて笑える。 でも最後に結婚してしまうとは、おどろいた! てっきり編集者のサクマさんと結婚したのかと思いきや、調べたらお相手は別の人らしい。なんだ… それにしても、初体験話はどれもおもしろかった。 私もまだまだ経験値浅いなー。

Posted by ブクログ

2022/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書は、人生の経験値が極端に低い(!?)、歌人の穂村弘さんが、美人編集者のサクマさんと一緒に、様々な初体験に挑戦する、連作エッセイ集(2005年3月発売)となっております。 その初体験の内容が、ありきたりであっても、そこはやはり、ほむほむがすると、ウエディングドレスに対する憧れで、峰不二子(そういえばバイク走らせながら着ていた)と、メーテル(黒しか着ない)を連想したり、大相撲観戦で、「あっ、あの、こっこっこっこっこ」と、ニワトリのようになってしまったりで、面白い。 また、占いでの、「りそな姫」の非現実感の高め方の分析の、あまりの的確さに、うんうん頷いていたら、「サクマさんと私の間にも、本当の恋が生まれたりしないだろうか」なんて、心の中で思ったりして、分かりやすいよね、穂村さんって。 でも、その後のエピソードを読んでいくうちに、なんだか、お二人のやり取りも馴染んできたように感じられ、私も次第に、この二人が結ばれればいいのになんて、思ってきました。 まあ、絶対に無いだろうけどね(笑) また、面白さだけではなく、ブライダルフェスタで涙が溢れる場面や、24年ぶりに祖母に会いに行く場面等、穂村さんの人間味溢れる、心温まるエピソードも印象的だと思っていたら、最後の初体験と、「あとがきにかえて」を読んで、思わず「ええっ!!」って。 そ、そんな、これって、もしかして・・・本当だったの? ということは、これまで読んできた初体験が全て、穂村さんのかけがえのない、人生の一ページだったってこと? ほむらさーーーん!! すごいよ、ドラマティック過ぎる。 なんだか、感慨に浸るというか、呆然自失というか、よく分からない心理状態になりつつ、こんなこともあるんだなあと、改めて、「あとがきにかえて」を読んでみたら、 「えっ!?」 よくよく読んでみると・・・これって、どういうこと? えっ、えっ、えっ!? 『ほんとにみんな こんなことを?』 『現実のなかで生きられない人間も、だからといって死んでしまうわけではない。現実とは少しずれた時空間で、ずれたまま生きていくのだ』 ということは、一日お父さんでの、ナナちゃんとチイちゃんとの、リアルな会話のやり取りも・・・大人の想像のはるか先を行く、子供の発想力の素晴らしさに感動した私の立場は? そういえば、はとバスツアーの最後の行為に、「この人は全く・・」って思いと、「こんなこと本に掲載して、サクマさんは大丈夫なのかなあ」って思いもあったけど・・・そういうことだったのね。 ほむらさーーーーーーーーーん!!! でも、プロポーズのシーン、感動しました。 おめでとうございます(といっても、2005年の話だけど)。

Posted by ブクログ

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