現実入門 の商品レビュー
2006.02. 著者の現実への挑戦−献血に部屋探し、合コン・・・。読んでいて気づいてしまった。私もどれにも挑戦したことがない。穂村さんの自分ダメッぷりが、気持ちよく安心して読める。そして、どこまでが現実なのかこちらが違う世界に誘われてしまう(ような気になる)。
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穂村弘のエッセイ。第3弾あたり。いろんな初体験をする、という企画なんだけど、そんなのあってないようなもの。このおっさんはすげえな。面白いな。ただ単に面白いんだけど、この人言語感覚とかも何気ないセンスがあるからすげえよな。どうやったら最大限引き出せるか、って思う。このエッセイに関し...
穂村弘のエッセイ。第3弾あたり。いろんな初体験をする、という企画なんだけど、そんなのあってないようなもの。このおっさんはすげえな。面白いな。ただ単に面白いんだけど、この人言語感覚とかも何気ないセンスがあるからすげえよな。どうやったら最大限引き出せるか、って思う。このエッセイに関しては、サービス精神が過剰すぎるきらいがあって(そこが嫌な人もいると思う)、逆に「世界音痴」は希薄だと思うんだけど、もっといい落としどころを見つけたいなと思った。ラストに一山持ってこれるエッセイもなかなかないね(一回しかつかえない大技をかなりいい使い方をしている・・・うむむ喋りすぎたか?)。アマゾンレビューによると書店に並んだとき、帯でネタバレしてあったらしいけど。あと、彼をお笑い芸人に例えたかったんだけど、誰かな?いそうでいないんだよなあ。
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そこらのギャグ本やお笑いDVDよりも断然笑えた。現実入門と銘打ちつつ、やはりどこかふわふわもやもやした独特の世界が広がっていて、でもそんな空想癖や妄想癖は誰もが持っているものだろうし、それを文字で綴るとこんなにもユルい文章になるんだぁ、などと感心しながら、読みモノとしても結構楽し...
そこらのギャグ本やお笑いDVDよりも断然笑えた。現実入門と銘打ちつつ、やはりどこかふわふわもやもやした独特の世界が広がっていて、でもそんな空想癖や妄想癖は誰もが持っているものだろうし、それを文字で綴るとこんなにもユルい文章になるんだぁ、などと感心しながら、読みモノとしても結構楽しめた。
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フィクションなんだけど、この人大丈夫だろうか・・・と心配になった。でもなかなか面白い。 ☆☆☆☆
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淡々とした妄想を交えながら綴られる初体験記。 占いやら献血やらモデルルーム見学ほかいろいろ。 引いてしまうような妄想の世界や小心者ゆえの心配性な様が病み付きに。 この様…わからないでもない。 読めてたにも関わらず最後の最後にしてやられた感が!
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ごめんなさい。穂村さんとわたし、絶対似ています。なんだか、「決断を避けてきた」っていう言葉がすごく心に思い当たります。あと帰国子女やら留学生やらでいっぱいの学部にいたのに、わたしは日本から出たことなかった(いや一回海外いったんだけどね)ところとか!なんとなく他人事にはしておけませ...
ごめんなさい。穂村さんとわたし、絶対似ています。なんだか、「決断を避けてきた」っていう言葉がすごく心に思い当たります。あと帰国子女やら留学生やらでいっぱいの学部にいたのに、わたしは日本から出たことなかった(いや一回海外いったんだけどね)ところとか!なんとなく他人事にはしておけません。しかし・・・この最後の展開、結局どうなったんでしょう!?
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穂村弘、天才です。これはエッセイなんですが、もう抱腹絶倒の面白さ!心の中で彼のことを「ほむほむ」と呼んで尊敬(?)しております。ただの笑えるエッセイかと思いきや、最後はぐるっと穂村ワールドに巻き込まれました。読んでよかった!!
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