現実入門 の商品レビュー
どこかロマンチックでドリーミー。どこまでも逃げているひとによるエッセイ。 もちろんほむらさん大人なんだけど、言ってることが突然小学生みたいになったり少女のようだったりしてどぎまぎした。こんな大人が、存在していることに。 モデルルームの話がいちばんすきです
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者穂村さんが、これまでなんとなく避けていたいろんなことを初体験する。献血、占いや合コンなど多くの人が経験済みのことばかり。穂村さんの気持ちの表現や行動がおもしろい。 そしてお話終盤では「えっ!」と驚くできごとが。 ん?ん?なんでこんな人と?(おっとこれは失礼か・・・)
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読後、思わず「ミステリー小説かよ」と突っ込みたくなってしまった。 本書は、何かと日常生活において経験が少ない著者、穂村さんがいろいとなことを体験してみるエッセイ。 いろんなことにおどおどし、心の中で突っ込み、混乱し、慌てふためく姿が(おっさんだけど)かわいらしい。 編集者のサクマ...
読後、思わず「ミステリー小説かよ」と突っ込みたくなってしまった。 本書は、何かと日常生活において経験が少ない著者、穂村さんがいろいとなことを体験してみるエッセイ。 いろんなことにおどおどし、心の中で突っ込み、混乱し、慌てふためく姿が(おっさんだけど)かわいらしい。 編集者のサクマさんとのやりとりも面白い。って、なんとなく冒頭から…そうだったのか。これは伏線だったのか。やっぱりこれはエッセイではないのかもしれない。(笑)
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子供との接し方に共感。最後の結婚相手はパーティーで知り合った、寅さん絵葉書の人なんだろうか。それともサクマさんだろうか。サクマさんですよね? 生活といううすのろがいなければ 生活といううすのろを乗り越えて
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穂村さんの夢と妄想の世界。 そして臆病?な穂村さんが様々なことにチャレンジしていくエッセイ本。(エッセイなのか?) 淡々と客観的に綴る文章にくすくすと笑えたり、何故か共感してしまったりと…。 穂村さんの人柄や人物そのものが不思議で、私は穂村さんの作品を読むことに彼の謎が深まります...
穂村さんの夢と妄想の世界。 そして臆病?な穂村さんが様々なことにチャレンジしていくエッセイ本。(エッセイなのか?) 淡々と客観的に綴る文章にくすくすと笑えたり、何故か共感してしまったりと…。 穂村さんの人柄や人物そのものが不思議で、私は穂村さんの作品を読むことに彼の謎が深まります。
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電車で何度もふきだすのを堪えたのに、あとがきまでの話も持ってゆきかたと、オチがヤバい。 どこからどこまで現実なのか、すべて虚構なのか。 エッセイと言うより小説のよう。 いやはや、やられた。
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献血に競馬に部屋探し…私も体験したことのないことが多い。 独りよがりな推測が暴走していくのが楽しかった。 ラストにびっくりした。エッセイなのかファンタジーなのか。
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結婚も離婚もしたことがない、一人暮らしも海外旅行もキャバクラも未経験。 「もしかして俺って経験値が低すぎるんじゃないの?」そんな穂村さん42歳が美人編集者さんと現実で経験値を得るため、色んな試みへレッツチャレンジ! 献血、モデルルーム見学、はとバスツアー…様々な「現実」に挑み...
結婚も離婚もしたことがない、一人暮らしも海外旅行もキャバクラも未経験。 「もしかして俺って経験値が低すぎるんじゃないの?」そんな穂村さん42歳が美人編集者さんと現実で経験値を得るため、色んな試みへレッツチャレンジ! 献血、モデルルーム見学、はとバスツアー…様々な「現実」に挑み、無事レベルアップ?した穂村さんが最後に挑戦したチャレンジとは、そして最後に「現実」で彼を待ち受けていたものとは…? テンポも良く、ユーモラスに進む穂村さんの摩訶不思議体験記あれやこれや。EDでは虚と実が入り乱れ、アレレ?と読み手を混乱させる不思議なオチが待ち構えています。 個人的にはキリンジ(特に兄)が好きな人にお勧め。
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脱力系エッセイ。朴訥な語り口と妄想には参りました。m(_ _)m お家で読書されるコトをお薦めします。(笑)
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穂村さんのような人が身近にいたらなあと思った。 ほんわかして人を傷つけない。 せっかく優しさがあるのに、隠しちゃうのはもったいないけど。 「もてなかった」連呼だけど それはすでに過去形で 今の彼からすれば「もてなかった(笑)」なんだろうなあ。
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