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現実入門 の商品レビュー

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97件のお客様レビュー

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2014/12/01

いくつもの「現実」に向かわずに暮らしてきた著者が「合コン」「はとバス」「献血」「健康ランド」などなどの異世界に立ち向かう。 わかる、こういうのすごくわかる。 なんとなく知ってはいるけど、やったコトない。 なんとなく聞いたことあるけど、行ったコトない。 そういう世界は、少しおそろし...

いくつもの「現実」に向かわずに暮らしてきた著者が「合コン」「はとバス」「献血」「健康ランド」などなどの異世界に立ち向かう。 わかる、こういうのすごくわかる。 なんとなく知ってはいるけど、やったコトない。 なんとなく聞いたことあるけど、行ったコトない。 そういう世界は、少しおそろしい。 そういう異世界への挑戦の軌跡。 だんだんと応援する気持ちになっていての、このラスト。 なんだか嬉しくなってしまった。

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2014/10/18

「がーん」としないバージョンの穂村さん(ってなんだろう)。相変わらず考えすぎで、かわいい。 もしやこの人実在しないのではあるまいな、とニヤニヤしながら読んでいたらその遥か斜め上をゆくラストにどきどき。 現実ってなにかしら。

Posted byブクログ

2014/09/18

人生の経験値の低い著者が献血や競馬、コンパや一日お父さんなど、数々の経験に挑む。健康ランドの入り口で歌を歌わされ、村上春樹の髪は真っ白になっていた…で爆笑。

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2013/12/31

穂村弘がいろんなものをはじめて体験する迄のエッセイ。体験するまでのほぼ被害妄想に近い妄想や、あまり考えなさそうな突拍子もない想像力が面白い。献血と占いの話は吹き出しそうになった。笑わせるように書いてないと思うけど笑ってしまう、少し安堵する1冊。

Posted byブクログ

2013/11/25

あらゆることの経験値の足りない穂村さんが、現実的なことをひとつひとつ踏みしめていくエッセイ…のはずですが、これは本当にドキュメンタリーなのかフィクションなのか?えっ?えっえっ?なにそれ?そういうこと?うそー。あれ?わーすごーい!え?です。

Posted byブクログ

2013/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初・穂村弘。 この人のエッセイ、もっと読んでみよう。 ところどころ声を出して笑い、 ところどころ身につまされながらの時間だった。 「人生の経験値が低」かったのは、「生活や現実から逃げてきた」から。 結婚は現実、生活、決断。そこから逃げてきた。 ここに私がいる。似ている。 いろんな現実に触れ、体験することで、 現実や生活をする決断ができるようになるのかな。 それは結婚につながっていくのかな。 最後は、虚構と現実の区別がつかない! よく計算されている。面白い。

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2013/08/18

40歳前後の人生にも未経験は山積み。その未経験を経験してみようという内容で、編集者のサクマさんと取材を始める。 何の疑問も持たずに経験を積んでゆく人の中に、疑問をいっぱい持った穂村氏の困惑の様子。 穂村氏がとても魅力的に見える。が、実際の「生活」の中ではどうだろうか?と疑問も感じ...

40歳前後の人生にも未経験は山積み。その未経験を経験してみようという内容で、編集者のサクマさんと取材を始める。 何の疑問も持たずに経験を積んでゆく人の中に、疑問をいっぱい持った穂村氏の困惑の様子。 穂村氏がとても魅力的に見える。が、実際の「生活」の中ではどうだろうか?と疑問も感じるのだ。でも非常に興味の湧く人ではある。そして、サクマさんの存在も気になるのだ。

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2013/04/25

オビにオチ??が書いてあったのが、ちょっと残念ですが。 体験エッセイのような、妄想小説のような…夢か現か、その線引きが よく判らない感じが良かったです(*^^)v 『ダ・ヴィンチ』の連載が好きで、この本も読んでみましたが、当たりでしたね☆

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2013/02/11

エッセイ、なのか? あとがきにかえて、の恋文的文章にぎゃふんとなりましたーー にやける! 42歳で人生経験値が低い「私」の現実入門。 献血、占い、葡萄狩り… ただの体験エッセイかと、思いきや? 別のひとのレビューで、 花荻窪とゆう地名はないと、書いてありました。 ない...

エッセイ、なのか? あとがきにかえて、の恋文的文章にぎゃふんとなりましたーー にやける! 42歳で人生経験値が低い「私」の現実入門。 献血、占い、葡萄狩り… ただの体験エッセイかと、思いきや? 別のひとのレビューで、 花荻窪とゆう地名はないと、書いてありました。 ないんだ! じゃあサクマさんは! 天使は! どこまでがフィクションですか! ほむらさん! と、混乱。 でも、天使、にょっ記に出てくるし! ほむらさんの仮想世界では花荻窪もあるのだ。 そこでは、「私」がハーブに水をあげたりしてるんだろう。 あと「一日お父さん〈夜の部〉」で、 タイミングをみて高い高いをしちゃうところにきゅんとしてしまいました! おじさんがかわいくみえるってすごいなぁーーー

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2013/01/02

現実からはずれた時空間を生きる男。 「人生経験値」の低い穂村弘が色んな初めてに挑戦する体験エッセイ。 私が体験したことがあるのは ・占い ・アカスリ(健康ランドではなく韓国旅行にて) ・相撲観戦(マス席ではなかったので心付けは必要なかった) ぐらいだろうか。 おっかなびっく...

現実からはずれた時空間を生きる男。 「人生経験値」の低い穂村弘が色んな初めてに挑戦する体験エッセイ。 私が体験したことがあるのは ・占い ・アカスリ(健康ランドではなく韓国旅行にて) ・相撲観戦(マス席ではなかったので心付けは必要なかった) ぐらいだろうか。 おっかなびっくり、余計な妄想を繰り広げながら初体験に挑戦する 穂村さんの様子が面白い。 でも、物件探しで「花荻窪」という地名がでてきて、「あれ?」と思う。 そんな場所あったっけ?そして結局…。 不器用な穂村弘に親近感を抱いていたけど 本当はとても頭の良い遠い存在なのだ。 地に足をつけてなんでもそつなくこなす人より いちいち怖れ、戸惑う人の方が人間らしくて好感が持てる1冊。

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