太陽の簒奪者 の商品レビュー
野尻抱介初。久しぶり大興奮したSF。え、こういうハードSF作家だったのか!何となく食わず嫌いだった。これを10年も未読だったなんてなんともったいない。あとがきにも指摘されたレム世嫡の面あるな。
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異種知性体との接触までは、 なかなか良く考えられていて面白かった。 考えもつかなかったが、そういうこともありえるなと。 しかし、接触後はなんか勢いが削がれてしまった感じがした。
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なんのてらいもない直球ハードSFです。 主人公は白石亜紀。 17歳から52歳までをファーストコンタクトに捧げる。 人類が初めて出会う地球外知的生命体とは? 水星に向かう彼等の意図とは? 果たしてファーストコンタクトは成功するのか? アーサーCクラークを彷彿させる正統派SF。 エピ...
なんのてらいもない直球ハードSFです。 主人公は白石亜紀。 17歳から52歳までをファーストコンタクトに捧げる。 人類が初めて出会う地球外知的生命体とは? 水星に向かう彼等の意図とは? 果たしてファーストコンタクトは成功するのか? アーサーCクラークを彷彿させる正統派SF。 エピローグが素晴らしい!読むべし。
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むかしNHKのラジオで聞いた。その時は異星人との接触であまりに呆気なく終わった感じがしたけど、エピローグあったのかな?小説読んで、人間側のエゴがけっこー描かれてる感じがしたのが良かったかな。
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めちゃくちゃ楽しかった~!九回二死満塁フルカウントで投げたボールはストレート!みたいなガチンコ王道ファーストコンタクト。未知の事象、未知の技術、宇宙戦艦、そして地球外生命体。緻密に積み上げられた設定と、謎が謎を産んでいく物語の展開に一気読み! 太陽が簒奪される流れ、地球に起きること、簒奪への対抗策……このくだりを読んだだけで一冊読み終わったかのような充足感があったのに、更にその先、簒奪者との邂逅へと至る道筋には手に汗を握る。 「ファーストコンタクトもの」って既にたくさん描かれているけれど、時代と共にどんどん新しいものが描かれて欲しいなと思わせられた。異星人をどう表現するかって、人類が「知性」だったり「意識」だったりをどう理解しているかの鑑になってると思う。時系列で並べたらきっとそれも面白いはずだ。
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専門的な話が多く、実際7割くらい理解できてなかったんだけど、最後まで飽きずに読めた。それだけ読ませる力のある文章だったのだと思う。
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福井旅行中に、電車と宿で。野崎抱介つながりで。 精神と肉体・環境は不可分であるという結論が出ることが分かっていたが、それでも意外でおもしろかった。非適応的な知性に移行し、より深い思索を行えるようにする。さらに拡張し高次の知性へ。そこまで拡張し、生物であるという意義は存在するのでしょうか。
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他者の存在を認めることで生まれるものは、悦びか苦痛か。 コミュニケーションを持つことの難しさとその意義。 どこまでセンシティブになるか、或いはどこで切り捨てるか。 興味深く面白く、示唆に富んだ物語。
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ファーストコンタクトもの。 主人公の動機付け含め、かなりドライかつ淡白な印象。認識の定義が異なるもの同士のコンタクトを図ろうとする動きは面白い。
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王道コンタクトハードSF。突如として太陽の周囲に生成された超巨大リング。その影響によって地球全土の日照は減少し、人類は危機を迎えていた。その意図は?そもそも何者が?主人公の亜紀は、研究者/知性体/人類の救世主という複数の立場にあることによる矛盾に悩まされながらも、その強大な問題に...
王道コンタクトハードSF。突如として太陽の周囲に生成された超巨大リング。その影響によって地球全土の日照は減少し、人類は危機を迎えていた。その意図は?そもそも何者が?主人公の亜紀は、研究者/知性体/人類の救世主という複数の立場にあることによる矛盾に悩まされながらも、その強大な問題に立ち向かっていく。物語は亜紀という一人の女性科学者を軸にしながらも、あくまで客観的に物語の顛末を描くため、専門用語が飛び交う大きなスケールの物語ながらも、熱い人間ドラマも織り込まれていて感情も移入できる。クラーク好きは読むべき名作
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