アドラー心理学入門 の商品レビュー
そもそも心理学ではない。出来の悪い自己啓発や宗教の類。 その場しのぎの口当たりの良いことを並び立てて、本書のような薄い内容の中ですら矛盾を起こしている(例えば、権力について。ゆえにアドラーはあまり書を起こすことが出来なかった。)。 著者の言語能力も低く、最後の方は何を言っているの...
そもそも心理学ではない。出来の悪い自己啓発や宗教の類。 その場しのぎの口当たりの良いことを並び立てて、本書のような薄い内容の中ですら矛盾を起こしている(例えば、権力について。ゆえにアドラーはあまり書を起こすことが出来なかった。)。 著者の言語能力も低く、最後の方は何を言っているのかよく分からない。 まぁ、ゴミだな。
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4割アドラー6割著者。アドラーの人物紹介から始まり、著者の体験を交えながらアドラーの教えを紹介していく(教育論?)。最後はほぼ著者。自分が興味を持った内容について2つ記載する。 一つは目的論について、 感情→行動の解釈は一般的には原因論で例えばイライラしたから怒るはその典型である...
4割アドラー6割著者。アドラーの人物紹介から始まり、著者の体験を交えながらアドラーの教えを紹介していく(教育論?)。最後はほぼ著者。自分が興味を持った内容について2つ記載する。 一つは目的論について、 感情→行動の解釈は一般的には原因論で例えばイライラしたから怒るはその典型である。 しかしアドラーの教えではこれは目的論で解釈していて、これは「怒る」という行動を起こすために、「イライラ」という感情を手段として用いているという考え方である。 二つ目は影響因と決定因について、 人はコンプレックスを環境にせいにしがちだが、これはあくまで能力に影響を及ぼすが絶対的な原因ではない。要は言い訳するな。 アドラーの教えは最初の教育論の様なとこを見ると優しい物のように感じるが、続きを見てみるとなかなか厳しい教えだった。 ちな私は環境はかなりの影響があると思う、特に資本主義の中では。 内容は面白かったけどアドラー要素が少ない。嫌われる勇気を見ようと思いました。
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原因論ではなく目的論的な見方で、その考え方自体は、心がけてきた事と通じる部分があるような気がした。今どうしてアドラー心理学が急に評価され始めたのかちょっとわかったような気がした。万能ではないし、ちゃんとしようと思うと厳しいのは他の考え方とも通じるけれど、今までとはまた違う観点なの...
原因論ではなく目的論的な見方で、その考え方自体は、心がけてきた事と通じる部分があるような気がした。今どうしてアドラー心理学が急に評価され始めたのかちょっとわかったような気がした。万能ではないし、ちゃんとしようと思うと厳しいのは他の考え方とも通じるけれど、今までとはまた違う観点なので、今までで行き詰まったなら新しい観点として学ぶのも悪くないような気がする。作者の解釈が大きいので、原典を読んでどう思うのかなというのはある。アドラーのやり方で通してあるので、今の立ち位置からみれば困難に思えたり、難しく思えることも少なからずあるけれど、ギリシャ哲学なんかともリンクしてて面白かった。
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アドラーを知る上で重要な一冊。 アドラーは個人的に人生に多大な影響があった。 そのアドラーの考えをわかりやすく、著者の考えも交えながら伝えている。 必ず読んでおいた方がいい、おすすめの良書。
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入門と言いながら、とても難しいところもあって、読み切るまでに何度も行ったり来たりしました。でも、そのおかげで少し、自分のことを振り返り見て考えるきっかけがつかめたような気がします。 終章の、「実質的な意味での民主主義の重要性」のくだり(p.182)は今現在の日本の政治情勢で非常...
入門と言いながら、とても難しいところもあって、読み切るまでに何度も行ったり来たりしました。でも、そのおかげで少し、自分のことを振り返り見て考えるきっかけがつかめたような気がします。 終章の、「実質的な意味での民主主義の重要性」のくだり(p.182)は今現在の日本の政治情勢で非常に重要な認識だと感じました。 たった一人であってもその力を信じて道を選んでいこうと思います。
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こちらはやや真面目な感じだけど、新書なのでそれなりに平易に書かれてる。アドラーの生い立ちや時代背景にも軽く触れ、より全容に触れるにはよいかと。
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『人を動かす』や『思考は現実化する』等の自己啓発本を読んで、より学問的に物事の捉え方を学んでみたいと思い、本書を手に取ってみた。 そういった点で印象に残ったのは、認知論と目的論だ。 「私たちは経験によって決定されるのではなく経験に与えた意味によって自分を決めるのである」というの...
『人を動かす』や『思考は現実化する』等の自己啓発本を読んで、より学問的に物事の捉え方を学んでみたいと思い、本書を手に取ってみた。 そういった点で印象に残ったのは、認知論と目的論だ。 「私たちは経験によって決定されるのではなく経験に与えた意味によって自分を決めるのである」というのが認知論であり、どういう経験をするかよりもそこから何を学び、どう意味づけしていくかに個性が表れるのだと感じた。 また、目的論では例えば怒りによる行動も、怒りという原因により行動を起こすのではなく、行動を起こす目的のために怒りがあるという考え方があるというのは興味深い視点だと思った。 他にも、「私のことをよく思わない人がいることは、自由に生きている証拠であり代償である」といった提示は、誰からも好かれようとする自分を見直すきっかけになりそうだ。 あと数冊は他著者の心理学論も読んで、自分なりの理解を深めたい。
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「子どもは親や教師を自分と対等である、と考えています。そのような状況にあって旧来の育児や教育はもはや通用しないようになってきている、と思います。」ついつい子どもを大人の形にはめてしまいそうになるけれど、大人は絶えずその目標を達成する方向で子どもを援助する立場として存在しているのだ...
「子どもは親や教師を自分と対等である、と考えています。そのような状況にあって旧来の育児や教育はもはや通用しないようになってきている、と思います。」ついつい子どもを大人の形にはめてしまいそうになるけれど、大人は絶えずその目標を達成する方向で子どもを援助する立場として存在しているのだな。
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本書に出会う前は「アドラー心理学」なる体系があることを知らず。著者は、心理学者ではなく哲学者で、幸福を追求することとアドラー心理学との関係性を考察したうえで入門書を上梓したと書いており、アドラーの考えを実際の場面に当てはめるに際し(時に哲学的で判り難い部分もあったが)参考となった...
本書に出会う前は「アドラー心理学」なる体系があることを知らず。著者は、心理学者ではなく哲学者で、幸福を追求することとアドラー心理学との関係性を考察したうえで入門書を上梓したと書いており、アドラーの考えを実際の場面に当てはめるに際し(時に哲学的で判り難い部分もあったが)参考となった。第五章「人生の意味を求めて」で総括されたとおり、個人の人生は自身で決定し、その責任は自身が負う覚悟が必要であること。他者の助力が必要なら、遠慮することなく求めることなど、実践したいことが多かった。
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以前読んだ同著者の「子育て×アドラー」の本とかぶる個所もあり若干食傷気味。叱らないし褒めないということに関しては二度目でもはっとさせられる。
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