アドラー心理学入門 の商品レビュー
アドラー心理学の歴史と概要。 ⚪︎アドラー心理学における育児の目標(行動面) ・自立する ・社会と調和して暮らせる ⚪︎アドラー心理学における育児の目標(心理面) ・私は能力がある ・人々は私の仲間である ⚪︎アドラー心理学ではある行動の理由は「原因」ではなく「目的」にある...
アドラー心理学の歴史と概要。 ⚪︎アドラー心理学における育児の目標(行動面) ・自立する ・社会と調和して暮らせる ⚪︎アドラー心理学における育児の目標(心理面) ・私は能力がある ・人々は私の仲間である ⚪︎アドラー心理学ではある行動の理由は「原因」ではなく「目的」にある(例:怒るのはその方が相手が言う事を聞くから) ・子供が注目を引こうとする行動に注目すると、子供はますますその行動を続ける。適切な行動にだけ注目する。 ・縦の人間関係は精神的な健康を損なう(叱る、褒めるは上から下に見ている縦の関係性) ・私たちは経験によって決定されるのではなく経験に与えた意味によって自分を決める ・嫌な人と付き合う時は、今日初めてこの人と会うと考え過去のことは考えない。
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嫌われる勇気よりも前に書かれたアドラー心理学入門。アドラーの心理学はとても自分に厳しい。実践してなんぼ、の心理学。他者に期待しない。他者の課題に踏み込まない。自分の課題にはもちろん、自分で乗り越える。当たり前といえば当たり前のことだけど、実践するとなるととても難しい。他者への期待...
嫌われる勇気よりも前に書かれたアドラー心理学入門。アドラーの心理学はとても自分に厳しい。実践してなんぼ、の心理学。他者に期待しない。他者の課題に踏み込まない。自分の課題にはもちろん、自分で乗り越える。当たり前といえば当たり前のことだけど、実践するとなるととても難しい。他者への期待。これは私にとってとても難しい。ついつい、期待してしまう。そしてがっかりしたり、イライラしたりしている。自分で自分の枠を作って小さくならずに、私は好きなことを好きなだけできるのだと信じて、まだまだ諦めないでやっていこうと思える本だった。
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岸見先生の『嫌われる勇気』からアドラー心理学に興味が湧いたので本作も読了。内容は『嫌われる勇気』の方が分かりやすかったかなぁと思う。読書慣れしている方なら本作品の方が分かりやすいかも。 個人的には本作品→『嫌われる勇気』の順が良いかと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「嫌われる勇気」を読んで、衝撃を受けてから約8年。巡り巡って、同じ岸見一郎さんが書いた本書に出会った。 それ以上分割することができないという意味での個人心理学、行動は信念(意味づけの総体=ライフスタイル)から出てくる、4〜5歳にはライフスタイルが確立する、目的論の立場にある、愛の感情は結果、コミュニケーションは技術、罰は無意味、普通であることの勇気、喜び共有=勇気づけが大切、横の関係、自分の行動の結末を体験する、与えられたものをどう使うか、自己受容と他者信頼と他者貢献、仕事と交友と愛の課題は不可避、楽観主義、たとえ1人でも…覚えておきたいことだけまとめようとしても、これだけある。 罰に喜びを感じているごく少数の人は、自分もまた同じようにする。 自分は究極的には自分のことを考えて生きている。 わからないと思って付き合う方が、はるかに安全である。 今のように前向きに、楽観的に、それに加えて普通に生きることを頑張りたい。いや、頑張る。 やっぱりアドラー心理学面白い!
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マンガで分かるアドラー心理学を読んでいたので、岸見先生が書いたこちらも読んでみることに。難しかった。アドラーは教育こそが社会を変えられると考えていたことは理解できた。
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BOOK・OFFで80円で売ってたけど、1万円位の値打ちがある1冊だった。 「今したい事をしなさい。自分の課題と相手の課題を分けなさい。優越感や劣等感の危険性」みたいに、内容的には他のよくある自己啓発本と被ってる所は正直多い。だけど、アドラーという偉大な心理学者が理論立てて説明...
BOOK・OFFで80円で売ってたけど、1万円位の値打ちがある1冊だった。 「今したい事をしなさい。自分の課題と相手の課題を分けなさい。優越感や劣等感の危険性」みたいに、内容的には他のよくある自己啓発本と被ってる所は正直多い。だけど、アドラーという偉大な心理学者が理論立てて説明してくれたおかげで、本書でしか得られない納得感を得る事が出来た。 ただ、理論的には正しくてもなかなか実践が難しい事もある。作者は身長155cmだけど、その身長が高いか低いかは、自分が意味づける事だから気にしないらしい。 でも、街を歩いて自分より周りの身長が明らかに大きいのに、平然と居られるのかなあ。常に人に見下されて生きるって、理性では納得出来ても本能的に納得出来ないんじゃないの?
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半年前に「嫌われる勇気」を読んでいたので内容は良く理解出来た。岸見一郎さんの本は自分にはすごく読みやすく合っている。この本を読んで、「嫌われる勇気」を再読したが、新たな発見もあった。アドラー心理学を学んでから自分自身の行動も変わって来た実感がある。
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原因論(決定論)は厳しいように見えるが時に言い訳になりうる。 一方、目的論は希望が持てると同時に自分次第でもあるから、実はより真摯な態度が求められる。
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「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んだのがもう一年以上も前だったので、復習を込めた意味合いで読むことができた。人と人とは分かりあえない。だから、話し合いが大切なのだと説かれているのは非常に納得する。男性は火星人、女性は金星人の逸話も、非常に分かりやすい例えだと感じた。相手の考...
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んだのがもう一年以上も前だったので、復習を込めた意味合いで読むことができた。人と人とは分かりあえない。だから、話し合いが大切なのだと説かれているのは非常に納得する。男性は火星人、女性は金星人の逸話も、非常に分かりやすい例えだと感じた。相手の考え方や感じ方が自分と異なることは当然。だからこそ対話を積み重ね、相手の考えや感じたことを知るようにしていく大切さを感じたし、私の気持ちもちゃんと相手に伝えるようにしていかないといけないなとも感じた。
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アドラーの生い立ち、アドラー心理学の目指すところはよく分かった。著者によれば、アドラーはトラウマやPTSDを、課題を回避するための「人生の嘘」のひとつとしたようだが、PTSDなどの影響を軽視しすぎているように感じる。理論の中身については「なるほど」と思うことも多い。臨床家として、...
アドラーの生い立ち、アドラー心理学の目指すところはよく分かった。著者によれば、アドラーはトラウマやPTSDを、課題を回避するための「人生の嘘」のひとつとしたようだが、PTSDなどの影響を軽視しすぎているように感じる。理論の中身については「なるほど」と思うことも多い。臨床家として、反発を招かないようクライアントに持論を伝えるにはどのようにしていたのか、興味がわいた。理解を深めていきたい。
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