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坂の上の雲 新装版(八) の商品レビュー

4.5

232件のお客様レビュー

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    129

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

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2009/10/07

色々な地名・人数などの数字が多くて読むのが大変だった。 最後の日本海海戦はのめり込んだ。陸戦はホントにひどい。 歴史的勝利を修めた秋山真之の最後の様子が戦争の悲惨さを良く表してると思う。 小説と歴史書の間だと思う。

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2009/10/04

天気晴朗ナレドモ浪高シ。ロシア最強のバルチック艦隊と東郷艦隊が、日本海で激突する。日本の命運をかけた運命の戦いの幕が上がる。 この物語は、戦争を美化したり、賛美しているわけではない。襲いかかる強大な敵を、知力を振り絞り、持てる限りの力で押し返す、極東の小国日本の物語である。日本人...

天気晴朗ナレドモ浪高シ。ロシア最強のバルチック艦隊と東郷艦隊が、日本海で激突する。日本の命運をかけた運命の戦いの幕が上がる。 この物語は、戦争を美化したり、賛美しているわけではない。襲いかかる強大な敵を、知力を振り絞り、持てる限りの力で押し返す、極東の小国日本の物語である。日本人なら読んでほしい物語である。

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2009/10/07

http://blog.livedoor.jp/masahino123/archives/65132524.html

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2009/10/04

今まで学んだ歴史人物がこんなにもつながりがっていたのか、と面白いです。 日露戦争にしてもどんな戦況だったのか、当時の日本政府の状態なども垣間見れて興味深いです。 また、ロシア側のいわゆる机上の空論。日本側の精神力ばかりを重視して、十分な準備や計画を怠っては事を成しえないという...

今まで学んだ歴史人物がこんなにもつながりがっていたのか、と面白いです。 日露戦争にしてもどんな戦況だったのか、当時の日本政府の状態なども垣間見れて興味深いです。 また、ロシア側のいわゆる机上の空論。日本側の精神力ばかりを重視して、十分な準備や計画を怠っては事を成しえないということを考えさせられました。

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2009/10/04

再読 総評? 幕末〜明治の頃の日本人というのはすごいと思うのです。 第2次世界大戦の時だって、色々ひどいこともしているけれど、個人の資質としてみれば(エピソードとか)やはり今の日本人とは違うと思わざるを得ないです。ドキュメント物とか見てるとぜんぜん顔が違うんだもん。 今の日本も...

再読 総評? 幕末〜明治の頃の日本人というのはすごいと思うのです。 第2次世界大戦の時だって、色々ひどいこともしているけれど、個人の資質としてみれば(エピソードとか)やはり今の日本人とは違うと思わざるを得ないです。ドキュメント物とか見てるとぜんぜん顔が違うんだもん。 今の日本も土下座外交だったりアメリカの腰ぎんちゃくかよ?だったり色々あるけど、だからといって日本人が人間的に大きく劣るようになったとは思いたくないものです。 なんかこうね、あの頃の日本はよかったと止まるのではなく、あの頃の日本に負けないようにやってやると思いたいものです。私は後ろ向きに全速前進ですけど。

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2009/10/04

バルチック艦隊に対して日本海軍は、歴史上稀に見る完全勝利を収める。 このおかげで、日本は形だけでも戦勝国として講和に持ち込むことが可能になった。 こうして、日本の国連を賭した戦いが終了するのだが、戦争は負けるよりも勝利した側に強く影響を与える。 この戦争に勝ったために、日本軍の神...

バルチック艦隊に対して日本海軍は、歴史上稀に見る完全勝利を収める。 このおかげで、日本は形だけでも戦勝国として講和に持ち込むことが可能になった。 こうして、日本の国連を賭した戦いが終了するのだが、戦争は負けるよりも勝利した側に強く影響を与える。 この戦争に勝ったために、日本軍の神秘的な強さという幻影を追い続け凄惨な15年戦争をやり遂げてしまう。 明治時代の日本人とは、一人ひとりがその道の先駆者になりえるという非常に面白く、生きがいのある時代を生きた人だと思う。 2008/02/01

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2011/09/09

最終巻は日本海海戦。この本がいつまでも人気を保ち続けている理由が、さっぱり私には理解できない。古き良き日本人に対する郷愁?

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2009/10/07

対馬沖から接近してきたバルチック艦隊は、対馬から来ると完全に推測していた東郷率いる日本艦隊と戦闘を始める。東郷の取舵の指示による敵前回頭は、これまでの経験から踏まえた瞬時の天才的判断と言われている。日本艦隊はロシア艦隊を圧倒し、陸戦、海戦ともに制し、勝利を導いた。正岡子規、秋山好...

対馬沖から接近してきたバルチック艦隊は、対馬から来ると完全に推測していた東郷率いる日本艦隊と戦闘を始める。東郷の取舵の指示による敵前回頭は、これまでの経験から踏まえた瞬時の天才的判断と言われている。日本艦隊はロシア艦隊を圧倒し、陸戦、海戦ともに制し、勝利を導いた。正岡子規、秋山好古、秋山真之に注目した一時代が終結する。

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2009/10/04

本日天気晴朗ナレドモ浪高シ この文章も、日露戦争(ルースカ・イポーンスカヤ・ヴァイナー)の日本海海戦の話を読むとよく意味がわかってきます。日本に恩寵をあたえた状況。 真之の軍人でありながら持っている脾弱さと鬱情を考えると、彼が坊主になった背景もわかる。 司馬遼太郎が5年...

本日天気晴朗ナレドモ浪高シ この文章も、日露戦争(ルースカ・イポーンスカヤ・ヴァイナー)の日本海海戦の話を読むとよく意味がわかってきます。日本に恩寵をあたえた状況。 真之の軍人でありながら持っている脾弱さと鬱情を考えると、彼が坊主になった背景もわかる。 司馬遼太郎が5年をかけて準備をして5年の執筆を続けたこと。人とできるだけ会わないでこの大作をつくりあげたことの偉大さが伝わる。 http://www.russojapanesewar.com/index.html

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2009/10/04

全八巻、長かった。明治維新後のめまぐるしい日本の発展の中で起こった日露戦争。その中で、時代が求めるままに自分の人生を全うした明治人に焦点を当てて司馬さんが書いたもの。日本のことや人間の生き方について考えさせられるものだった。この当時の人たちのように、今の自分も同じようにできている...

全八巻、長かった。明治維新後のめまぐるしい日本の発展の中で起こった日露戦争。その中で、時代が求めるままに自分の人生を全うした明治人に焦点を当てて司馬さんが書いたもの。日本のことや人間の生き方について考えさせられるものだった。この当時の人たちのように、今の自分も同じようにできているのか、そうでなくても、なにか目標とすることを追っかけれているのか。 答えはまだわからない。 けど、自分がどういうふうに生きたいか、どんな人生をおくりたいか、どんな生き様を示したいか、ということがわかった。 「武士道というのは身を殺して仁をなすものである。武士道は自分を犠牲にして人を助けるものである」

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