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坂の上の雲 新装版(八) 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | 長引く戦争で、国力の尽きつつある日本。そんな中、ロシア帝国のバルチック大艦隊が日本海に姿を現す。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。国家の命運を賭けた大海戦の火蓋が今切られる。明治を生きた「日本人」の生き様が語りかける感動の完結編!司馬遼太郎、渾身の壮大な物語であり、国民的文学ともいえる作品です。 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1999/02/09 |
JAN | 9784167105839 |
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坂の上の雲 新装版(八)
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商品レビュー
4.4
236件のお客様レビュー
全八巻ついに完結です…
全八巻ついに完結です。長いあとがきも必読です。全巻を読んだあとに横須賀に戦艦三笠を見に行きましたが、艦橋に立って感動に浸りました。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
秋山兄弟と正岡子規を主人公に置いて、日清戦争から日露戦争へと向かう明治の日本を描いた歴史小説。日露戦争についての細かい知識が無い状態で読んだため、物語の展開を素直に楽しむことができた。また、各人物のキャラクターがハッキリしていて、なおかつ印象に残るフレーズも出てくるため、長さの割りには飽きずに読めた。もっとも、元が連載小説であるためか、同じ説明が何度も繰り返される点は、冗長に感じた。 読後、坂の上の雲の内容は、司馬史観と呼ばれ、批判されていることを知った。司馬遼太郎が描く明るい明治と暗い昭和の対比は、たしかに現代日本人にとってしっくりくる感じがある。しかし、それが本当に正しい見方なのかを疑うことも必要では無いか、などと考えさせられた。 色々な批判はあれど、坂の上の雲で描かれる明治日本の疾走感や、各人物の生き方には、勇気や戒めをもらえた。長かったが、読んで良かったと思う。
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ようやく読破。達成感が半端ない。 東郷率いる日本艦隊とロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊がついに日本海にて合間見える。日本側はバルチック艦隊が対馬側か宗谷、津軽側で来るのか直前まで迷い索敵などのおかげで対馬で待ち受けることができたのがこの戦いのポイントだろう。地理や天候な...
ようやく読破。達成感が半端ない。 東郷率いる日本艦隊とロジェストウェンスキー率いるバルチック艦隊がついに日本海にて合間見える。日本側はバルチック艦隊が対馬側か宗谷、津軽側で来るのか直前まで迷い索敵などのおかげで対馬で待ち受けることができたのがこの戦いのポイントだろう。地理や天候などを考えたら対馬側から来る確率が高いが敵側の艦隊全てを沈没させることが勝利の絶対条件だった日本側は迷いに迷った。あの冷静な真之ですら直前まで北側からくるかもしれないと思っていたほどに。海戦が始まると日本側の統率の取れた艦隊運動、射撃能力をしてロシア軍を圧倒し歴史上稀に見る完勝を果たす。射撃に関しては当時では珍しく指揮官の命令により一斉射撃をする方式を取りこれにより命中率が格段と上がった。砲門の数で言えばロシアの方が多いが実際に当たる弾の数の方が大事であることを東郷が感じており、実際にそうなっている。この時のためだけに維新後から富国強兵をしてきたと言っても過言ではない。 この戦争に勝ったことでロシアの植民地になることは避けたが逆に日本軍の神格的な強さみたいなのが生まれてしまい40年後には太平洋戦争を引き起こしてしまうと考えると勝利時にあくまで辛勝で日露戦争があれ以上長引けば逆に負けていたということを国民自体が気づいている必要があったんだな、 こんな長編を書くにあたって作者は10年くらいかけているとあってさすがだなと。
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