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永遠の仔(下) の商品レビュー

4.3

114件のお客様レビュー

  1. 5つ

    46

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2014/07/31

分厚くて、暗そうな内容で、読めるかな?と心配だったけど、どんどん引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。 虐待や心の傷って、ずっとずっと苦しめられる。 笙一郎があんな風になっちゃうなんて思ってなかったよぉ…悲しい。 でも最後の手紙でちょっと救われた。 読み応えのある...

分厚くて、暗そうな内容で、読めるかな?と心配だったけど、どんどん引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。 虐待や心の傷って、ずっとずっと苦しめられる。 笙一郎があんな風になっちゃうなんて思ってなかったよぉ…悲しい。 でも最後の手紙でちょっと救われた。 読み応えのあるとてもいい作品だった。

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2014/07/28

これはミステリーじゃないね 涙・涙・って聞いてたけど、そこまでじゃなかった ただ、読み進めるのはしんどい けど、切なくて止められない ホントに痛い

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2014/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中、文章を読んでいるのか映像を見ているのかわからない錯覚に陥った、 こんな体験は最初で最後だったので星5つ

Posted byブクログ

2014/03/04

一気に読んだ。あーーーー心を閉ざす術が身に付いてなかったら。誤解、思い込みによる罪悪感。悪いのはどうしようも人間性の低い親。言い訳ばかりの親。どの形容詞が当てはまるか分からない涙が溢れた。

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2014/01/02

重い!苦しい!せつない!でも、ページをめくる手は止まらない。最後まで三人を見届けなくては、という使命感。天童荒太との出会いの一冊。

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2013/12/23

重い小説…。虐待や認知症をテーマに、嘘、偽善、欲、闇といった重暗い面ばかり突き付けられ、ズドンと気持ちが落ちる長編でした。 繊細でギリギリな子供心がとてもうまく描かれていて、涙ぐんだり怒りを感じる場面も多々あり、小説には入り込んで読めました。過去と現在を行き来しながらの展開も良...

重い小説…。虐待や認知症をテーマに、嘘、偽善、欲、闇といった重暗い面ばかり突き付けられ、ズドンと気持ちが落ちる長編でした。 繊細でギリギリな子供心がとてもうまく描かれていて、涙ぐんだり怒りを感じる場面も多々あり、小説には入り込んで読めました。過去と現在を行き来しながらの展開も良かった。 問題のある家庭環境や家族関係が、時の流れを経て、親も子も年を重ねるが、時間が経過したからといってそれぞれの成長や関係の回復に向かうとは限らない。その間に許しや共感や愛がなく、歪んだ関係を修復できないまま時間だけ経過すると、やはりどこか、心に歪みが残るんだろうな。 この小説、ドラマ化されてるんですね。知らなかった…。中谷美紀が優希だったらDVD借りてみて見たい!

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2013/07/26

ミステリーよりも社会派に比重が置かれた作品です。 要所要所に、問題提起や感動を呼ぶサイドストーリーが巧く散りばめられて、飽きない構成になっています。質、量ともにかなりヘビーな作品ですが読み応えがあります。 帯の「ミステリーの最高峰」という謳い文句はズレている気がしますが、「心に残...

ミステリーよりも社会派に比重が置かれた作品です。 要所要所に、問題提起や感動を呼ぶサイドストーリーが巧く散りばめられて、飽きない構成になっています。質、量ともにかなりヘビーな作品ですが読み応えがあります。 帯の「ミステリーの最高峰」という謳い文句はズレている気がしますが、「心に残り続ける」は間違っていないと思います。

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2013/07/23

10年前にドラマを見て、いつか読もうと思っててやっと読んだ 今さら感が漂うなぁ まぁ、読んで楽しい本ではないのはわかってたけど、やはり重い でもまぁ、ドラマだと子供視点での印象が強いけど 本で読むと多少は客観的な視点で見られる だからこそ、病院の対応はそんなにひどいものではなか...

10年前にドラマを見て、いつか読もうと思っててやっと読んだ 今さら感が漂うなぁ まぁ、読んで楽しい本ではないのはわかってたけど、やはり重い でもまぁ、ドラマだと子供視点での印象が強いけど 本で読むと多少は客観的な視点で見られる だからこそ、病院の対応はそんなにひどいものではなかったとも思える ってか、それにしても救われない話しだなぁ

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2013/05/22

救い。 …ただ一つの救いを求めて、皆あがいてるんだよなぁ。 ふぅ。 自分もいっそ狂ってしまえたら良かったのに…と 何度も思いながら読んだ。 それは結局、同じ痛みを分かち合える人と出会いたい衝動なんだと 気付けて良かった。気狂いに憧れる訳ではなく…。 そして、それはきっと誰もが...

救い。 …ただ一つの救いを求めて、皆あがいてるんだよなぁ。 ふぅ。 自分もいっそ狂ってしまえたら良かったのに…と 何度も思いながら読んだ。 それは結局、同じ痛みを分かち合える人と出会いたい衝動なんだと 気付けて良かった。気狂いに憧れる訳ではなく…。 そして、それはきっと誰もが強く望むこと。 だからこそ、こんなにも沢山の人が、この本を愛して止まないのだと。 独りじゃないって、全身で叫ぶ、この本に救われました。

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2013/05/16

今までで一番良かった本。 ただ、心に響きすぎて読んでいる間、精神状態がおかしくなり、しんどかったです。

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