黒い家 の商品レビュー
某カレー事件の犯人を彷彿とさせるような。こわい。でも面白かった!一気に読んだ サイコパスに目つけられるとろくなことがないですね
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長編だったが、テンポ良く読み進められた。期待していたほどの怖さはなかったが、文章を通じてそれぞれの場面がとてもよく想像できたのが素晴らしかった。
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ホラー自体あまり得意な方ではなかったがまあ文章なら大丈夫だろうと読んでみた。 テンポ良く、すぐに話に引き込まれて行った。 ただやはり私にホラーは向かないらしく、中盤以降は心臓がどきどきしっ放し。 ページを繰る手がぶるぶる震えてしまい、読後は若干胸が悪くなってしまった。 しかしそ...
ホラー自体あまり得意な方ではなかったがまあ文章なら大丈夫だろうと読んでみた。 テンポ良く、すぐに話に引き込まれて行った。 ただやはり私にホラーは向かないらしく、中盤以降は心臓がどきどきしっ放し。 ページを繰る手がぶるぶる震えてしまい、読後は若干胸が悪くなってしまった。 しかしそんな状況でも放棄せず最後まで一気に読み切ってしまえるくらい面白い。 話の展開、テンポなどは凄く面白かったが もう二度と読み返したいとは思えなかった。夢に出そう。
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こえーーーーーーーー 結局怖いのは、幽霊とかじゃなくて生身の人間。 なんて使い古された言葉を使いたくなる。 よく考えればその通りだよな、幽霊だって元は生きていた人間なんだし。 怨念の篭った手の触れ合うことの出来る人間の方がよっぽど怖いよ。 途中から、相手がハイパーおばちゃんに変...
こえーーーーーーーー 結局怖いのは、幽霊とかじゃなくて生身の人間。 なんて使い古された言葉を使いたくなる。 よく考えればその通りだよな、幽霊だって元は生きていた人間なんだし。 怨念の篭った手の触れ合うことの出来る人間の方がよっぽど怖いよ。 途中から、相手がハイパーおばちゃんに変貌したのは少し笑えたが 文章から伝わる緊張がヤバイ。 主人公に優柔不断な考えをさせるから緊迫感が伝わってきてヤバイ。 で、この小説がただ単にヤバイだけじゃないのは、小説のディティールがしっかりと詰められていること。保険という仕事に関する知識とそれへの思想(実際に働いている人からすれば陳腐に思えるかもしれないが)。 それらによる現実味溢れる出来事。 いや現実なのかもしれない。 つまり、自分たちが住むこの世界にこの小説と全く同じ出来事が起こっているかもしれないという怖さ。 そして多少残虐性に差はあれど、同様の出来事が起こっているという事実。 それが一番ヤバく感じた。 自分が住む世界に大きな危機感を抱かせてくれる作品でした。
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保険金詐欺にからむ殺人と黒い不気味な家にまつわる暗い噂。生命保険会社の保険金審査部に勤める主人公がうなされる夢。 気持ち悪いなあ。でもホントに保険金を騙し取る人ってこんなにいるのかしら。絶対に保険会社の審査部なんかで働きたくない。
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和歌山毒物カレー事件で話題になったので。同時期に読んだ『天使の囀り』は腑に落ちないところがあったけれど、こちらの作品はなかなか好きです。多くの方のコメントにもありますが、貴志祐介さんの作品はジャンルはホラーというよりも、サスペンスとかサイコに近いかな?
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保険会社で査定を行う主人公が巻き込まれる常軌を逸した殺人事件。菰田幸子が怖すぎます。 まさに真綿で首を絞められるような、じりじりとした恐怖感がに包まれながら読みました。映画でしか「黒い家」を知らない方はぜひ小説を読んでいただきたいです。
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保険金目的の事件を恐ろしく書いている。 保険会社の内情など詳しく書かれており、実際こんなことってあるのだろうか、と現実の保険社会に恐怖を感じる。 3分の2くらい読んだ辺りから徐々に恐ろしくなり、映画ミザリーのような恐怖感だった
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生命保険の仕組みや それを使って悪事を働く人たちの様子が 詳しく書かれていて難しく感じつつも 面白かったです。 最初は静かに怖かったけど 後半はしっかり怖かったです。 (ネタバレ的なもの) 事件の真相を暴きたかった主人公の 気持ちはもちろん解るのだが 「手紙」を出したことで ...
生命保険の仕組みや それを使って悪事を働く人たちの様子が 詳しく書かれていて難しく感じつつも 面白かったです。 最初は静かに怖かったけど 後半はしっかり怖かったです。 (ネタバレ的なもの) 事件の真相を暴きたかった主人公の 気持ちはもちろん解るのだが 「手紙」を出したことで 死ななくて良かった人も 悲惨に亡くなってしまったのでは… と、ちょっと複雑な思い。
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この作品は、自分で購入しました。(とは言っても古本屋さんですが) 特にひきつけられたわけでもなかったのですが、 「貴志 祐介」さんの名前見たことがあったので買ってみました。 そういえば青の炎を映画で見たことがありますね。 さて、この作品は最近読んでた乙一さんの作品と違っ...
この作品は、自分で購入しました。(とは言っても古本屋さんですが) 特にひきつけられたわけでもなかったのですが、 「貴志 祐介」さんの名前見たことがあったので買ってみました。 そういえば青の炎を映画で見たことがありますね。 さて、この作品は最近読んでた乙一さんの作品と違って現実味が濃いです。 生命保険会社で働いている主人公でしたが、本当にその仕事内容が細かくて…。 買ってから読み始めるまでにネットでレビューを見てたのですが、 「怖い」とかそういう類の感想が多かったので、すごい期待してたのですが 思っていたよりも全然怖くなくてちょっとそこががっかりだったり・・・。 でも終盤の部分ではドキドキしました。 しかも一件落着かと思ったら・・・。 面白くない、って事はないのですが、 やっぱりもう少し私には刺激が足りなかったです。 …とは言うものの、私が今の所最近読んだもののなかで 一番身近に起こりうるかも知れない物語で、現実味もあったので 後で思い出すと犯人がどこかから現れるんじゃないかという恐怖を、 一人でひしひしと味わう羽目になってます(苦笑) (2006/04/28)
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