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黒い家 の商品レビュー

4

1046件のお客様レビュー

  1. 5つ

    326

  2. 4つ

    402

  3. 3つ

    200

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2022/04/12

こわかったー。 映画になっていると知り、途中で見てしまう。  大竹しのぶさん、イメージより若いかな?と思ったけど、さすがの迫力!!  後半は大竹しのぶさんに変換して読む。 ただただ、怖さを楽しんだ一冊。

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2022/04/08

作者の貴志祐介氏は保険会社の経験があるようだ。舞台も縁のある京都である。題材は保険金であるが、内容は人間の奥底にある怖さがテーマのように感じる。 はじまりは、菰田重徳(こもだ)幸子夫妻と息子和也をめぐり、保険会社の若槻が独自の調査を展開していく。若槻の行動に、もどかしさを感じる...

作者の貴志祐介氏は保険会社の経験があるようだ。舞台も縁のある京都である。題材は保険金であるが、内容は人間の奥底にある怖さがテーマのように感じる。 はじまりは、菰田重徳(こもだ)幸子夫妻と息子和也をめぐり、保険会社の若槻が独自の調査を展開していく。若槻の行動に、もどかしさを感じる。 行き場を無くした生の思いはどこへ向かっているのか?サイコパスは誰なのか?刺激的な作品である。

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2022/04/05

何を考えてるのか分からない人間が1番怖い。 この本には怖すぎて出会わなければ良かったと思う半面、リアルすぎる描写や戦うシーンに心奪われた。もう二度と読み直す勇気はないが、最高に面白かった。

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2022/04/05

完全にホラーだと思い込んでいたけどまた別の怖さで最後まで面白かった。終わり方も◎。初めが長いので少しエンジンかかりにくかったが、半ばから面白すぎて一気に読み終わった。ある程度状況が読めたところはありながらも描写の誘導が良くて引き込まれた。その人物の持つ恐ろしさが伝わってくるほど。...

完全にホラーだと思い込んでいたけどまた別の怖さで最後まで面白かった。終わり方も◎。初めが長いので少しエンジンかかりにくかったが、半ばから面白すぎて一気に読み終わった。ある程度状況が読めたところはありながらも描写の誘導が良くて引き込まれた。その人物の持つ恐ろしさが伝わってくるほど。犯罪心理学や昆虫学を挟んでくるところも個人的に良かった。読み終わった後の表紙がより怖い。

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2022/04/04

10年以上前の作品ですか。あまりにも有名な話で、怖いかどうか不安でしたが、シリアルキラー描写に凄みがあって読み応えありました。 四白眼という文字列がこうも怖いとは。至る所での主人公の悪手の引きっぷりはどうよと思うが、見えない恐怖に対峙するとこんなもんかもしれない。映画も見る。

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2022/03/28

ホラー小説を初めて読んだ 映像作品のように音や視覚で恐怖を与えられないのにかかわらずしっかりと怖かった 特にエレベーターと階段の件は忘れられない

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2022/03/28

半端なく面白かった。 この本読む前に死ななくてよかった。 個人的にはラスボスがはっきりと存在する物語が理解しやすくて好きです… 他の貴志祐介さんの作品もぜひ読んでみたくなる傑作!

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2022/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悪の教典を読み、かなり好きな作品になったためこちらも読んでみた。 だが、期待しすぎた。 ストーリーはすごく面白かった。保険会社の話で自分の知識が浅いため、専門用語が多く出てきた本書では、読み進めるうちに飽きてしまった。 もっと度の強い狂人が出てくるのかと思っていたらそこそこの狂人おばさんと従順な気持ち悪い旦那しか出てこずあっけらかんとしてしまった。 だが、後半のスピード感は好きだった。 前半は人間心理の説明が多かったりと前置きが長かったため、若槻と菰田幸子の戦闘シーンはスリル満点で面白かった。 最後はハッピーエンドでは無いが、主人公に何もなかったから胸糞悪く終わらずに済んで良かった。 別の作品も読んでみたい。

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2022/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出版社が角川ホラー文庫で、ホラーという名前がついているため内心ビクビクしながら読んだがめちゃくちゃに不快感を感じたり、ビックリしたシーンはなかったので安心した。 沢山の人が残虐な殺され方をし、読んでいて決して楽しい気分になるものではないが、殺される人は主人公があまりいい印象を持っていない人や、好意を抱いている人ではないので、そこまで気を落とさずに読み進めることができた。いい意味で淡々としている。ねちっこくない。 また、本書の登場人物間の会話にはかなり専門的な内容が多く含まれており、普通なら読むのに時間がかかってしまいそうに思うが、不思議とスラスラと理解する事ができた。 貴志祐介の本は初めて読んだが、人に読ませる文章の書き方を勉強し尽くしているように感じた。 作者自身、血の滲むような努力で勉強をしているのだろう。 主人公の恋人が無事なまま物語が終わった点で、かなり作者に好感が持てる。

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2022/03/04

15年程前、20歳頃に同作者のクリムゾンの迷宮を読んだ。 初めてホラー(サスペンス?)を読んだ。 『なんて恐ろしいんだろう。 続きが気になる。 恐ろしい表現がうますぎる。 難しい言葉が多いけど意外とするする読めるな。 ロマンスシーンの表現がエロティックより主人公のドキドキや見える...

15年程前、20歳頃に同作者のクリムゾンの迷宮を読んだ。 初めてホラー(サスペンス?)を読んだ。 『なんて恐ろしいんだろう。 続きが気になる。 恐ろしい表現がうますぎる。 難しい言葉が多いけど意外とするする読めるな。 ロマンスシーンの表現がエロティックより主人公のドキドキや見える景色(相手の背景に見える月とか)がリアル。 嫌な予感を感じさせるのが上手いし、それがじわじわ迫ってきているのがわかる書き方がたまらない。 読む手が止まらない。 2ヶ月も夢に見る…二度とこういう本は読むまい』 とこんなに思って、タイトルも忘れられず、手放せず手元に置いてるのに読み返しもせずいた。 のに、今回勧められて渡された本。 作者名に覚えがあって調べたら『お前か!!!!!』となった。 主人公と同年代になり、作中の年が自分の10歳頃。 覚えのある言葉が沢山あって懐かしかった。 O-157のせいで給食の千切りキャベツが茹でられてて嫌だったな、なんて思い出した。 文章はやっぱり読みやすく、やっぱり怖くて、リアルで、 『ああ、こういうやり方で怖がらせてくるんだったなぁ……』と思い出した。 残すところ1/3で寝不足になるのも構わず深夜から一気に読んだ。 クリムゾンの迷宮も、そうだったと思う。 うますぎる。怖すぎる。 また読みたくなるのかな……。 二度と読むまいと思って、また運命的に読んじゃうのかな……。

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