黒い家 の商品レビュー
最初から何か悪い予感が 付き纏い、ハラハラしっぱなしで 先が先が気になり一気読み。 本能的に関わってはいけない と分かっていても、仕事において 関わらなければいけない現実。 何がきっかけで標的にされるか分からない。 ただ、ただ人間って色んな人がいて怖い。 昆虫を用いた描写や夢...
最初から何か悪い予感が 付き纏い、ハラハラしっぱなしで 先が先が気になり一気読み。 本能的に関わってはいけない と分かっていても、仕事において 関わらなければいけない現実。 何がきっかけで標的にされるか分からない。 ただ、ただ人間って色んな人がいて怖い。 昆虫を用いた描写や夢の内容もなんだか 想像できてしまい、恐ろしかった。 やはり、自分がなんだかこれは 関わらない方がいいという本能や直感は 大事にした方がいいと思う。 中にはうまく取り繕っている場合もあるが。
Posted by
恐ろしいなぁ。 本当に怖いのは、魑魅魍魎でも奇々怪界でもなく、私達の一番身近にある存在なのでしょうか? 人は複雑であり、更に変わっていくから怖いのかな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルから屋敷で恐ろしい出来事が起こる物語かと思っていたが、保険会社の支払い査定者が主人公で半沢直樹風の設定を感じさせ、イメージと違った。主人公が首吊りの現場を目撃するところから物語が進んでいき、当初明らかに犯人だと思われていた容疑者の周辺を調査していくごとに違和感が膨らんでいった。物語の後半で容疑者の奥さんが犯人ではないかと思われた辺りから、奥さんの異常ともいえる言動が表に出てきた。最後の幸子と若槻とのやりあいは恐怖やドキドキの感情で小説に入り込み、たまらなく面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こ、怖かった…笑 猫好きには少々厳しい描写もありますが、 そこを除けばノンストップで読めてしまうものの ずっしり感があります。 狂った人間相手が一番怖い。
Posted by
とってもホラーな一冊ですが、なにより良かったのは保険に少しだけ詳しくなって知識が増したことかなと^^; この本を読んでから偉そうに、保険の約款の…とか言ってしまうのです(^o^; と、言うことで今まで口にしたこともない、やっかんなんて言葉を使うようになったのでした
Posted by
怖い。ほんと怖い。 主人公、自分の置かれている危険に鈍すぎる。逃げて逃げて、って何度も心で叫んでた。 生命保険と心理学について勉強になるし、もっと知りたくなるストーリーでした。
Posted by
ずーっと読みたかった作品を遂に読了。 前半〜中盤にかけては進み方がややスロー。 保険についての説明など読むのがめんどくさくなった時もあったけど、後半にかけて怒涛のパニックが起こるので読めた。 後半は一気読み! 虫を用いた比喩表現や家についての描写が、臭いや感触が伝わってくるほど...
ずーっと読みたかった作品を遂に読了。 前半〜中盤にかけては進み方がややスロー。 保険についての説明など読むのがめんどくさくなった時もあったけど、後半にかけて怒涛のパニックが起こるので読めた。 後半は一気読み! 虫を用いた比喩表現や家についての描写が、臭いや感触が伝わってくるほど生々しくてゾッとした。 完全にヒトコワなホラー。 日常にこんな人間が潜んでいるかもと思うと怖すぎる…!
Posted by
生命保険会社の査定主任として働く主人公の身に降りかかる、恐怖の物語。犯人のような人たちは一定数存在すると思う。こういった人たちを生み出さないためにも、私たち一人ひとりが意識し社会を変えていく必要があると思った。 「日本の社会全体が巨大なモラルの崩壊に直面している。精神的な価値を...
生命保険会社の査定主任として働く主人公の身に降りかかる、恐怖の物語。犯人のような人たちは一定数存在すると思う。こういった人たちを生み出さないためにも、私たち一人ひとりが意識し社会を変えていく必要があると思った。 「日本の社会全体が巨大なモラルの崩壊に直面している。精神的な価値を軽視し金がすべてという風潮。思考力や想像力の衰退。社会的弱者に対する思いやりの欠如。生まれつきの犯罪者はいない。劣悪な環境と幼児期に受ける精神的外傷こそが、犯罪を生み出す温床であり、人間にレッテルを貼るのはまちがいだ」
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
#読了 本当に人間って怖いよねっていうタイプのホラーだった。生命保険会社の職員に降りかかる真綿で首を絞められるような恐怖。じりじりと思いつめられていくような閉塞感に息が詰まった。終盤はサイコパスの犯人とのパニックホラーだったけど、ハモ切り包丁ひっさげて徘徊するおばちゃん怖すぎ。
Posted by