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きみの友だち の商品レビュー

4.4

297件のお客様レビュー

  1. 5つ

    150

  2. 4つ

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  3. 3つ

    32

  4. 2つ

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2023/09/15

思春期の頃、似通った事は多かれ少なかれ、あったような気がします。 友達との関係に悩んで、邪魔くさくなったり。 「ほんとうに悲しいのは、悲しい思い出が残ることじゃないよ。思い出がなにも残らないことがいちばん、悲しいんだよ。だから、わたしは、いま幸せだよ」っていうフレーズ。 なんか...

思春期の頃、似通った事は多かれ少なかれ、あったような気がします。 友達との関係に悩んで、邪魔くさくなったり。 「ほんとうに悲しいのは、悲しい思い出が残ることじゃないよ。思い出がなにも残らないことがいちばん、悲しいんだよ。だから、わたしは、いま幸せだよ」っていうフレーズ。 なんか良かった。 「きみ」が色々入れ替わりながら話が進むのが少しややこしかったかな。

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2023/09/06

時に切なく、時に痛快な内容でとても良かったです。…が、ラストが綺麗すぎるかなあ?という気がしないでもないです。

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2023/08/12

友達に正しい形がなく、それが不安で 学校という環境では友達や属するグループがその世界のすべてのように感じるけれど、社会人になって、友達だけが人間関係ではないことを知ってから読んだ。 学校という狭い環境で迷っていたころの自分が読んでいたら、どのように感じただろうか。

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2023/07/29

どの登場人物にも共感を覚えて、(キラキラしたブンちゃんとモトくん以外、、)一気に読み終えました。 恵美ちゃんと由香ちゃんが、お互いに心を通じ合わせる場面は、とても温かい気持ちになりました。 私も多くの友達より、少なくても心を通わせられる友達がほしい派です。 思春期真っ只中の...

どの登場人物にも共感を覚えて、(キラキラしたブンちゃんとモトくん以外、、)一気に読み終えました。 恵美ちゃんと由香ちゃんが、お互いに心を通じ合わせる場面は、とても温かい気持ちになりました。 私も多くの友達より、少なくても心を通わせられる友達がほしい派です。 思春期真っ只中の娘にも読んで欲しい一冊でした。

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2023/07/02

子供に勧められて読んだ 読む前にあらすじを聞かせてくれて、最後号泣しながら本当にお勧めだから読んでと。 1話ごとのお話も難しい友だち関係を上手に纏められていると思うけれど、1冊のお話としても時が前後し、視点が色々変わり良かった。 でも「花いちもんめ」に入ったら、もうそんな冷静...

子供に勧められて読んだ 読む前にあらすじを聞かせてくれて、最後号泣しながら本当にお勧めだから読んでと。 1話ごとのお話も難しい友だち関係を上手に纏められていると思うけれど、1冊のお話としても時が前後し、視点が色々変わり良かった。 でも「花いちもんめ」に入ったら、もうそんな冷静に読んでいられなくなり、涙が止まらなかった。 そして最終話まで読んで、恵美ちゃんがこのお話を届けたかった子が我が子だったのかと思うと胸が辛くなる。 でもこのお話に出てくる子達が、恵美ちゃん由香ちゃんに救われたように我が子が救われたならいいなと思った。 単行本になる前の原作もぜひ読んでみたい

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2023/05/21

ずっと子どもの頃の記憶と重なってた。理解できない物語(出来事)は一つもない。みんなもそうだと思う。切なくて残酷で、悔しくて恥ずかしい。読みながら寝落ちして怖い夢を見た。懐かしく心の傷が痛み続けた。

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2023/05/20

えみちゃんとゆかちゃんを軸に"きみ"としてオムニバスに巡っていく話。誰もが経験する人間関係の葛藤と思春期の脆さにすごく共感した。4.5

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2021/08/22

魔法の薬屋 魔法の小瓶さんから紹介していただいた本です。『小中学生が主人公の本』というリクエストで選んでいただきました。小瓶さん、ありがとうございました。 松葉杖の恵美と、その弟・ブンを中心とした小中学生のお話です。 四年生の時、交通事故で松葉杖生活になった恵美は、それ以来友だ...

魔法の薬屋 魔法の小瓶さんから紹介していただいた本です。『小中学生が主人公の本』というリクエストで選んでいただきました。小瓶さん、ありがとうございました。 松葉杖の恵美と、その弟・ブンを中心とした小中学生のお話です。 四年生の時、交通事故で松葉杖生活になった恵美は、それ以来友だちとギクシャクしてしまい孤立してしまう。でもたった一人、友だちができた。 九つの短編と後日談で構成された一冊。 それぞれの短編は恵美やその周りの子たち、ブンやその周りの子たちを主人公に年齢は小学生の時だったり中学生の時だったり。 ブンのパートの時は成長した恵美が登場して、自分の経験から弟やその友だちに深みのある言葉をかけてくれるのです。これがグッときます。 色々なタイプの子たちが主人公になるので、感情移入できる話が誰でも一つは見つかるのではないでしょうか? 小中学生の時の学校でのやり取りがリアルに描かれているので、なんだか読んでいてソワソワしてしまいました。 あ、こういう子いた‥‥とか、あ、私もこんなこと言っちゃったことある‥‥とか。 私は『ぐりこ』の話が好きだったなぁ。 ジャンケンして、ぐりこ、ちよこれいと、ぱいなつぷる。たまにしか勝てないのにグーでしか勝てない。なんだか損した気持ちになる。でも「ゆっくりでいいじゃん、ちょっとずつで」 全編を通して全ての主人公に『きみ』と語りかけるのがとても優しくて、あぁ重松清さんだなぁ、と、とても優しい気持ちで本を閉じました。 本当に読んで良かった!小瓶さんありがとうございました!

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2021/05/10

以前からいろいろな方がブックリストに登場させてた重松さんの作品が読んでみたいと思って始めて読みました。 中学生や高校生の時にみんな悩んだ事が描かれいてとても共感できまさした。コロナ禍の今にも通じる人間関係がとても面白かった。恵美さんの生き方がすき好きです!

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2020/11/22

小学生の時に手に取って、それからずっと大好きな1冊。 青春のもどかしさと高慢と切なさと儚さと… 読む度になんとも言いがたい気持ちでいっぱいになります。 重松清さんの絶妙な心理描写には毎回引き込まれます。 人生で1回は手に取って欲しい本です。

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