デザインの輪郭 の商品レビュー
学生に幸せを感じた瞬間を書きなさいというような宿題を出してたんだけど、 それらの回答が日常の延長で、 通り過ぎてしまうくらいの小さいものだったんだけど とてもキラキラしていて くすりとしてしまうようなものだった。 そんなものが日常を幸せにするし、 彩を与えるし、デザインなのかも...
学生に幸せを感じた瞬間を書きなさいというような宿題を出してたんだけど、 それらの回答が日常の延長で、 通り過ぎてしまうくらいの小さいものだったんだけど とてもキラキラしていて くすりとしてしまうようなものだった。 そんなものが日常を幸せにするし、 彩を与えるし、デザインなのかも。 そんな瑣末な幸せを感じとりたい。 本全体的に抽象的で何を言っているか理解が追いつかないところもあったけど、 これがセンスなのか、、、
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デザインのセンスないだよなー、というずっと自分に持っていたネガティブなものをそんなこともないかもと思わせてくれた本。
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共感するところと、深澤さんらしいなと思うところと、、、 でも、今までの自分の見え方が偏りがあるかもしれないと思わせてくれる 定期的に読むのがいいかもしれない
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抽象的で観念的な表現が多いのだが、斯界の泰斗は具体と抽象を思考の中で往復させているのがよくわかった。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA74648933
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読書メモ 世界的な工業デザイナー・深澤直人によるモノローグのような写真、エッセイ、インタビュー集。 「デザイン」という言葉からは、一見「クリエイティブで目立つ表現であること」が一番に求められているように感じる。デザイナーは、自分だけの個性やスタイルを持ち、それを表に出していく...
読書メモ 世界的な工業デザイナー・深澤直人によるモノローグのような写真、エッセイ、インタビュー集。 「デザイン」という言葉からは、一見「クリエイティブで目立つ表現であること」が一番に求められているように感じる。デザイナーは、自分だけの個性やスタイルを持ち、それを表に出していくことを重要視されがちだが、このエッセイからは、余計な要素を削ぎ落とした先にある本質的に大事なことを形にする、深澤直人の引き算の美学のようなものを感じた。 特に印象に残ったのがIDEOでのデザイナー向けのワークショップのエピソード頭の中で描いたイメージを形に落とし込む力と同じくらい、目の前の人を観察して、観察して、観察し抜くことが大事で、その無意識に行っている行動の中から、新しく、ちょっと幸せになるアイデアが生まれることに気付かされた。 デザインの輪郭は、日常の中に溶け込んで見えないものから、色々な要素を繋いでいくことから見えてくるのかもしれない。
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環境に溶けるデザインという考え方に共感しました。物単体として捉えるのではなく、そのモノが置かれる空間、人の行動パターンにまでも思い巡らせ、存在を意識されることはなくとも、確かに暮らしの中に「ふつう」に溶け込むモノこそ、いいデザインだと言える。
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「デザインがなくても、人間は既に、環境にあるものをその状況に応じて価値に変換している」と説く。ありふれたふつうの光景から、無意識の現れ・行為・意味を感じ取る触覚が、著者の経験・考え、俳句や写真とデザインの共通性といった様々な角度から刺激される本でした。
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誰かが紹介してたんだっけか。 面白い章がたくさんあった。 自分で経験して感じるものすべてが情報で、情報がないなんてことはないこと。ふつうに感じていること(感じていることにすら気づかないようなこと)に目を向けるって考え方が印象的だった。 アメリカやイタリアでも活躍されているとのこ...
誰かが紹介してたんだっけか。 面白い章がたくさんあった。 自分で経験して感じるものすべてが情報で、情報がないなんてことはないこと。ふつうに感じていること(感じていることにすら気づかないようなこと)に目を向けるって考え方が印象的だった。 アメリカやイタリアでも活躍されているとのことだが、実はベースの思想は強く東洋っぽいんだろうな。
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vol.20 人が求めている視点とは?http://www.shirayu.com/letter/2009/000065.html 【芝蘭友のトップストーリーニュース】
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