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おじいちゃんがおばけになったわけ の商品レビュー

4.3

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

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2013/01/14

せつない 書店で子供にせがまれて買った本です。なにを期待したのかな。「怖いもの」見たさと大好きな「おじいちゃん」のタイトルに興味を持ったのかな。おばけって怖いおばけだけじゃないんだね。言いたいことがあるんだね。大切なもの・・・言い忘れた言葉って・・・子供にとって「せつない」とい...

せつない 書店で子供にせがまれて買った本です。なにを期待したのかな。「怖いもの」見たさと大好きな「おじいちゃん」のタイトルに興味を持ったのかな。おばけって怖いおばけだけじゃないんだね。言いたいことがあるんだね。大切なもの・・・言い忘れた言葉って・・・子供にとって「せつない」という言葉を知る本かな。

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2013/01/10
  • ネタバレ

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 ある日、大好きなおじいちゃんが心臓発作で死んでしまいます。お葬式の日、エリックの部屋におじいちゃんがやってきました。エリックはおじいちゃんのやり残した事を探すお手伝いをします。おじいちゃんの心残りとは、一体何 だったのでしょうか。  一番大切な人に、最後の別れの言葉を伝えることは、とても大切なことだと思いました。  別れの言葉を伝えることによって、エリックは一歩成長します。大好きなおじいちゃんの事を忘れずに、これから頑張っていくエリックは、悲しみから抜け出したのだと思います。

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2012/10/07

「さよなら」を言って別れられるのは、きっと稀なのだろうけど… 心に区切りをつけて、また前に進んでいく主人公に感動です。

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2012/09/13

身近な人=おじいちゃんの死について、孫である主人公がどう向き合うのか? そして消失感からどう立ち直って、また明るく生きてゆけるようになるのか。 ふんわり優しいイラストと温かみのある文章で、子供にも読みやすく 分かりやすいように教えてくれる、素敵な絵本です。

Posted byブクログ

2012/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お母さんは「じいじは天使になった」と言い、お父さんは「じいじは土になった」と言うんだけれど、じいじはおばけになってエリックのところへ!「この世に忘れ物をした・・・」と。 死をこどもに説明するのはなかなか難しいものです。 ほんわかした絵本だけれど、読み終わってやっぱり少ししんみり。

Posted byブクログ

2012/06/16

最初から、答えはでていたようなものですよね。 自分の家でなく、孫の家に、それも、孫の部屋に現れたのですから。 本人が覚えてなくても、それだけで、おじいちゃんが何を求めていたかわかるというものです。 あまりのことに、本人も混乱してしまったのでしょう。 でも、結果として、その方が...

最初から、答えはでていたようなものですよね。 自分の家でなく、孫の家に、それも、孫の部屋に現れたのですから。 本人が覚えてなくても、それだけで、おじいちゃんが何を求めていたかわかるというものです。 あまりのことに、本人も混乱してしまったのでしょう。 でも、結果として、その方が良かった。 いろいろ一緒にできて、良かったですね。

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2012/06/08
  • ネタバレ

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死んだおじいちゃんがおばけになってぼくの部屋にやってきたのは、「さようなら」を言うためでした。 たくさんの思い出をたどった後、さよならをしておじいちゃんは天国へ行きます。

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2012/05/29

なける・・! 死んだおじいちゃんがおばけになって 忘れてたことがなんだったか思い出そうとする それは、孫の男の子に「さよなら」をいうことでした。

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2012/05/07

死んだはずのおじいちゃんが夜になって、エリックのところへやってきました。 この世に忘れものがあるとオバケになると言うのです。 ♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪ 親しい人がオバケなら、怖くないのかなと思わせてくれます。 オバケになった おじいちゃんに壁を通...

死んだはずのおじいちゃんが夜になって、エリックのところへやってきました。 この世に忘れものがあるとオバケになると言うのです。 ♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪ 親しい人がオバケなら、怖くないのかなと思わせてくれます。 オバケになった おじいちゃんに壁を通ってみて。とか 怖い声を出してみて。とか エリックはオバケになったおじいちゃんに 「おもしろいことになったね!」といいます。 でも、オバケのままでは、よくないと思うのね。 オバケになったおじいちゃんとエリックは、おじいちゃんの「忘れもの」を毎晩、探します。 あれかな? これかな? ・・・・・ なるほどね。 てか、大人なら察しつくオチなんだけど、大人だからこそ心が温まります。 デンマークの絵本。 絵がやわらかく、優しげです。 そして、おじいちゃんの言葉も優しく心に残ります。 「こどもは、ぎょうぎよくしなくちゃならないが、しすぎることはないぞ」 ジーン

Posted byブクログ

2014/10/20
  • ネタバレ

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おじいちゃんとお別れする話。 孫がおじいちゃんとお別れする話だけど、おじいちゃんが世界にさよならする話でもある。 「できない」人もいっぱいいるんだろうけど。 おばけのままじゃダメなの?って一瞬思った。天国に行かなきゃ行けない文化の話なのかなと。 でもおじいちゃんがつまらなそうで、エリックには負荷がかかってる。 日本的に言うならば「憑かれた」状態で、どちらも幸せじゃない。 だから、死者と生者の境界は守らねばならない。 気持ちを整理するための儀礼(葬式)が通用しない子供は、大人よりもお別れが大変なのかもな。 死が見えないならなおさら。 息子はいいのかい?(メインじゃないからあえて薄いのかもしれないけれど)とか、優しい親が受容的な親とは限らないんだなとか、ちょっと余計なことを考えてしまった。 絵がやわらかい。

Posted byブクログ