ポケットに名言を 改版 の商品レビュー
私にはあまり合わなかったかな あまりぐっと来る言葉が見つけられませんでした やっぱり、自分で探していこう
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本の中から自分で自分にとっての名言を発掘する作業が好きなので、 名言集というものははあまり好きじゃなかったんだけど、 アメトーークで紹介されたのをきっかけに購入。 確かに、時折本棚から取り出して読み返したくなる本だ。 「(前略)詩をあきらめたわたしは、空想の食事を追って散文をあ...
本の中から自分で自分にとっての名言を発掘する作業が好きなので、 名言集というものははあまり好きじゃなかったんだけど、 アメトーークで紹介されたのをきっかけに購入。 確かに、時折本棚から取り出して読み返したくなる本だ。 「(前略)詩をあきらめたわたしは、空想の食事を追って散文をあさり、いたるところに卑小な名作を見つけ、それから、“人類よりも偉大となるべく誠実に努力したごく少数の人びと”を見つけた。わたしの空腹を満たすものは、かれらの悪戦苦闘だけだ。」 「『…したい』などという心はみな捨てる。その代りに、『…すべきだ』ということを自分の基本原理にする。そうだ、本当にそうすべきだ。」
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第二図書館から選んだもの。 まったんがなにを気に入って、どこをどんな風に楽しんでるか最近わかるようになってきた。やばい。徐々にまったんの女にふさわしくなってる!!! ヤクザのスラングがおもしろかった。 言葉のアウトロー!今もこれって現実に使われているの? これからスラングを...
第二図書館から選んだもの。 まったんがなにを気に入って、どこをどんな風に楽しんでるか最近わかるようになってきた。やばい。徐々にまったんの女にふさわしくなってる!!! ヤクザのスラングがおもしろかった。 言葉のアウトロー!今もこれって現実に使われているの? これからスラングを憶えてちょっとアウトローな自分をつくりにいこう。1番気に入ったのは、ペテポウ。 ああ、親愛なる父よ、さびしい顎鬚よ あらゆる時代の冷凍食品を味わう 勘定場を通りぬけ 僕はホイットマンの本にさわり、スーパーマーケットの僕たちのオデッセイを夢見、そしておかしさを感じる 太宰の女生徒からの引用も多かった。 残念ながら私にはよくわからない名言も多かったが、これはこれでいいんじゃないかな。 きみは孤独か?寒気をおぼえているか? きみは心得ているか? 人間はどれほどまでに「きみ自身」であるか? 愚かで? そして 裸であるか? 2012.10.5
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いつか、何かで紹介されており読んでみたいと思い 手に取った作品。 寺山修司さんの主観であるがためか、グッとくる名言と 巡り合えたものではなかった。 しかし、名言になるものは言葉の入れ替えができる程の ちからを持ち合わせていると感じ取ることができた。 作品中にでてくる書物に興味をも...
いつか、何かで紹介されており読んでみたいと思い 手に取った作品。 寺山修司さんの主観であるがためか、グッとくる名言と 巡り合えたものではなかった。 しかし、名言になるものは言葉の入れ替えができる程の ちからを持ち合わせていると感じ取ることができた。 作品中にでてくる書物に興味をもてるものであった。 私も、今までの人生で影響をうけた言葉は多くあるだろう。
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H24.8.25 あの青い空の波の音が聞こえるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまったらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立ったら 僕は余計に悲しくなってしまった 谷川俊太郎 が気に入った。あと、太宰治が読みたくなった。
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劇作家、寺山修司が個人的嗜好の下に集められた名言集。そのため、万人受けする著作ではないですし、読んで力が出るタイプの名言集でもありません。 ただ、一つ一つ噛みごたえのある名言が揃っているので、夜眠りにつく前にパラパラとめくると素敵な時間を過ごせる一冊ではないかと思います。
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いいです。が、寺山さんの主観での名言ですので、読んでいてやる気がみなぎったりする効果はありませんでした(笑)。 肩の力を抜いて、暇なときにぱらぱら読むのがいい楽しみ方かもしれません。
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寺山修司のアフォリズムはどれも好きですが、一番思い入れがあるのがこれ。 中学生の時、角川ポケット文庫?という、200円で買える手のひらサイズの文庫でこれを読みました。 冒頭の 「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。 それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だと言うことに...
寺山修司のアフォリズムはどれも好きですが、一番思い入れがあるのがこれ。 中学生の時、角川ポケット文庫?という、200円で買える手のひらサイズの文庫でこれを読みました。 冒頭の 「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。 それは、旅路の途中でじぶんがたった一人だと言うことに気がついたときにである。」 から始まり、 「(ボクサーになることを諦めた)そのかわり私は、詩人になった。 そして、言葉で人を殴り倒すことを考えるべきだと思った。 詩人にとって、言葉は凶器になることも出来るからである。 私は言葉をジャックナイフのようにひらめかせて、 人の胸の中をぐさりと一突きするくらいは朝めし前でなければならないな、と思った。 だが、同時に言葉は薬でなければならない。 さまざまの心の傷手を癒すための薬に。 エーリッヒ・ケストナーの「人生処方詩集」ぐらいの効果はもとより、 どんな深い裏切りにあったあとでも、その一言によってなぐさむような言葉。」 「時には、言葉は思い出にすぎない。 だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。 そして、そんな言葉こそが「名言」ということになるのである。」 言葉というものに対する価値観が、この時に完全に変わったと思います。 日本語という言葉を読み書きし、聞いて話せることが素晴らしいと思いましたし、 言葉の持つ力というものを、何度読んでも気づかせられます。 丁寧に考え、慎重に扱えば、言葉は毎日人に贈るプレゼントにもできますし、 雑に、一人よがりで使えば相手に泥水をかけたり、 場合によっては後に残るような傷を負わせてしまうこともある。 自分にとっての戒めにもなります。
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寺山修司がまとめた名言集 気に入ったものを3つ挙げる。 花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ。 火を消すには、火をもって為せ。 鉄砲丸が遠くまでとぶのは方向が限られているからさ
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グッと来るものもあるが、自分には、難しい詩が多い。 しばらく寝かして、また改めて読んでみようと思う。
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