ポケットに名言を 改版 の商品レビュー
寺山修二ですよぉー(^-^; まさか、ね。 この私にも、寺山修二を読んでみたい気分な時が訪れるとは(笑) 名言集と言っても。 サルトルとか、そういう哲学者なんかの言葉も入ってはいるけど、 歌謡曲とか、映画の中のセリフからの言葉なんかもあって。 ホントに、ノートや日記帳に書き留め...
寺山修二ですよぉー(^-^; まさか、ね。 この私にも、寺山修二を読んでみたい気分な時が訪れるとは(笑) 名言集と言っても。 サルトルとか、そういう哲学者なんかの言葉も入ってはいるけど、 歌謡曲とか、映画の中のセリフからの言葉なんかもあって。 ホントに、ノートや日記帳に書き留めていた言葉を 一冊の本にまとめてみました・・的な、とっつきやすさがありました。 死んだ女より もっとかわいそうなのは 忘れられた女です ・・っていう言葉、マリー・ローランサンの言葉だそうですが。 染みるわぁ・・・ 全く、その通り。 死んでもなお、そのヒトの心の中で ありありと生き続ける女がいる一方で。 生きていても。 すっかり死んだように、 思い出されない女もいて。 例え死んだとしても、 男の心の中、という場所で永遠に生きながらえることが出来た女は、 やっぱり幸せなんじゃないかと思う。 カラダが、ただのこの世での入れ物で。 魂だとか心が、そのヒトそのもの、なんだとすれば。 まさに、不老不死。 その女は、一番美しかった時の 一番輝いていた表情を 男は思い返してくれるわけだから。 だから、かな。 「死んだヒトにはかなわない」ってよく言うけど。 ちなみに。 後妻にだけは、行くなって・・ウチの死んだじーちゃんがよく言ってたな(^-^; ひとつひとつの言葉に、寺山修二の解説みたいなものがあるわけではなく。 テーマごとに、言葉がずらずらと並んでいるだけだったりするところもあるんだけど。 それがまた、逆によくて。 2〜3行読むごとに。 口の中であめ玉を転がすときのように、 じっくり味わってみたり。 ヒトに寄って、ずいぶん読み方が変わってくる本じゃないかな?と思います。
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最初から最後まで順番に読まなくなっていい。 なんとなく開いたページからがはじまり。 ポケットにキラキラした言葉とつめて歩きたくなる。
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言葉の宝探し。 1つの確かな言葉のために私は本を読む。1つの確かなものを探すためにわたしは物語をみる。それが集約されたのがこの本。この本からはじめよう。
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おかしい話ですが背表紙買いをしてしまった作品。こういう本から意味も理解せず名言を引用するのもアレですが(いやでも著者的にはそれもありなのか)、いろんな本を読むキッカケにはなりますよね、素敵だ 冒頭の「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ(井伏鱒二)」という一文は最近「にほ...
おかしい話ですが背表紙買いをしてしまった作品。こういう本から意味も理解せず名言を引用するのもアレですが(いやでも著者的にはそれもありなのか)、いろんな本を読むキッカケにはなりますよね、素敵だ 冒頭の「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ(井伏鱒二)」という一文は最近「にほんごであそぼ」でさらりとコニちゃんが呟いていたので驚きました
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古今東西の文学、演劇、映画の中の一言が抜き出されている。でも、やっぱり、最後にまとめられた筆者自身の言葉がやっぱり一番いかしていたな。
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読んだのはこちらの装丁ではなくてイラストの装丁の方。 イラストの方がなんだか 官能的で(エロくないけど)いい。角川は装丁を可愛くして 昔の作家の文庫本を売ろうとしている・・・ 本の中身はというと あたしは名言とかを すぐ忘れてしまうので あまり意味がないかもしれない・・・ 名言...
読んだのはこちらの装丁ではなくてイラストの装丁の方。 イラストの方がなんだか 官能的で(エロくないけど)いい。角川は装丁を可愛くして 昔の作家の文庫本を売ろうとしている・・・ 本の中身はというと あたしは名言とかを すぐ忘れてしまうので あまり意味がないかもしれない・・・ 名言の種類が 映画や哲学、音楽など いろんなところからひっぱってきているのがいい。
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