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ポケットに名言を 改版 の商品レビュー

3.5

165件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/06/14

寺山修司は、本当に屁理屈野郎。 自分のことしか考えたくないから本当は名言だなんて思ってないとおもう。

Posted byブクログ

2014/03/29

世に名言集の類は多けれど、作家の手によって編まれるそれはなかなかないだろう。 作家寺山修司がその青春時代より、映画や本から一つ一つ紡ぎ、蒐集してきた千疋万疋にもかえがたい輝かしい言葉の数々を、一堂に会したのが本書『ポケットに名言を』である。 突然だが、わたしは名言は「た...

世に名言集の類は多けれど、作家の手によって編まれるそれはなかなかないだろう。 作家寺山修司がその青春時代より、映画や本から一つ一つ紡ぎ、蒐集してきた千疋万疋にもかえがたい輝かしい言葉の数々を、一堂に会したのが本書『ポケットに名言を』である。 突然だが、わたしは名言は「たま」だと思っている。 切っ先鋭く、社会や人へと突き付けられる批判的な箴言は、さながら銃の「弾」。 きらびやかに煌めき、わたしたちの生活に潤いと彩りを与えてくれる金言は、さながら宝石の「珠」。 軽快でユーモラスで、小気味良い韻律によってわたしたちをうきうきとさせてくれる洒落は、さながら遊戯の「球」。 そうした数々の「たま」がこの本には洋溢して零れ落ちんばかりだ。寺山の言う通り、この本を片手に、名言をカジュアルに着こなし、街を颯爽と歩きたい。この本を読み終えた今はそういった所感。

Posted byブクログ

2014/03/25

「名言」などは所詮、シャツを着るように軽く着こなしては脱ぎ捨ててゆく、といった態のものであることを知るべきだろう。(改訂新板のためのあとがきより) このあとがきの一文が一番グッときた。 衣替えをするときにでも、読み返したらいいのかな〜

Posted byブクログ

2014/03/17

名言集。取り上げられ方が多種多様。 太宰が結構取り上げられてて嬉しかった。どれも面白い。きっとお気に入りの名言が見つかるはず。

Posted byブクログ

2013/12/17

書を捨てたくはないし、町へ出たくないし、寺山は別に好きではないし、寺山を好きな奴はいけすかないのだけれど、なかなかに良い言葉を選ぶものだなあ。と、思った。

Posted byブクログ

2013/10/20

心に引っ掛かることばが、寺山氏とは違うのか、 彼独特の感性で選ばれた言葉に、あまり惹かれなかった。 人それぞれ、でもいいものは多少はあるのだ。 引用されている何冊かは読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2021/09/11

寺山修司の本は初めてですが、 「なんか、きいたことある」という懐かしさがあった。 名言集 言葉を友達としてもてたら、きっとひとりだと感じないですむだろうか(疑問形) 2013.10.17(1回目)

Posted byブクログ

2013/09/07

1回読んだぐらいでは足りない。もともと「持ち歩く」感覚のもの。最初の「言葉を友人に持ちたいと思うことがある。」に惹かれた。自分の中にも名言はあるが、それらはただ過ぎ去ったものが多い。しっかり噛み締めながら再読を繰り返そう。「頭で考えるな、肌で掴め」自分の中の名言が入っていた。

Posted byブクログ

2013/07/08

ひとつも心に響かなかったということはないのだけど、「名言」はやはり人それぞれ。筆者もあとがきで述べているように、自分にとっての名言がそのまま、ほかの人にとって名言になるかどうかはわからない。ポケットに入れるなら自分なりの名言集がいいな。

Posted byブクログ

2013/06/19

映画や本から抜粋した寺山修二さんが思う名言を羅列した名言紹介集。“名言”とその出典が書かれたシンプルな作品です。 その時々の心持ちによって、自分の琴線に触れる言葉や文章は違います。沢山の“名言”を前に、いま自分がこんな言葉に傾くんだという発見もありました。 名言自体を楽しむとい...

映画や本から抜粋した寺山修二さんが思う名言を羅列した名言紹介集。“名言”とその出典が書かれたシンプルな作品です。 その時々の心持ちによって、自分の琴線に触れる言葉や文章は違います。沢山の“名言”を前に、いま自分がこんな言葉に傾くんだという発見もありました。 名言自体を楽しむというより、名言をきっかけに読みたい本が増えるというブックリスト的使い方が私にはベストな作品でした。 ============================== 人は仰いで鳥を見るとき その背景の空を見落とさないであろうか 三好達治『鳥鶏』 どうか僕を幸福にしようとしないで下さい。それは僕にまかして下さい アンドレ・レニエ『半ばの真実』

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