模倣犯(4) の商品レビュー
四巻は、被害者や加害者(とされた無実の人)の家族の視点が中心。 無実だけど加害者とみなされてしまった和明の妹、由美子の行動に嫌悪を覚えた。兄の無実をはらすため、必死なだけではあるのだが…。そんな姿に自分が嫌悪を感じること自体、ちょっと考えさせられる。裁判で刑が確定する前に、マスコ...
四巻は、被害者や加害者(とされた無実の人)の家族の視点が中心。 無実だけど加害者とみなされてしまった和明の妹、由美子の行動に嫌悪を覚えた。兄の無実をはらすため、必死なだけではあるのだが…。そんな姿に自分が嫌悪を感じること自体、ちょっと考えさせられる。裁判で刑が確定する前に、マスコミで報道される「犯人だろう」というイメージがいかに影響力があるかということを思い知らされる。 そして、ピースの恐ろしさ。あえて表に出てきてしまうのが迂闊にも思えるが、そうくるかあと思う最後の一行。ラストはどうなるのだろう?結末と、ピースの行動の動機が気になる。
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2012/12/21 キリ番400冊目。 なんやねん、コイツ。 んでどいつもこいつも簡単に騙されんなよ! とイラつくから読むスピードがドンドンあがる。 カズの無実を知っていて、何とか無念を晴らして欲しいと思ってる私でも 由美子の行動には嫌悪感を感じてしまう。 結局その立場にならないと分からないことは痛いほどよくわかってるけど もっとうまくやれんもんかね。 真実を知った由美子はどうなるんだろう。続きが早く読みたい。
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四巻は被害者の家族の目線で構成されている。突然の凶行により家族をなくしたもの達の悲痛が、読んでいて痛々しい。劇場型犯罪の局地ともいえる展開で最終巻に突入。
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とうとう4巻目。もうすでにハマってる。どーっぷり『模倣犯』に浸かってる。 この巻で、とうとう「ピース」が本名で登場。 あの登場の仕方、ゾゾゾ~ッと背筋が凍ったわ。こっわ~~。 でも、好き、こういうの。 これだから、ミステリーはやめられないのよねぇ。 そして、この巻の締めくくり。 あーーー、そうきたか~。 なるほど。武上の同僚が言ってように、「放火犯は、自分が放火したところに戻ってくる。もし、犯人がまだ生きていれば、きっと話さずにはいられない」に、Fitしたね。 この巻では、高井由美子が兄の冤罪を訴えてるのを軸に話が展開してあるんだけど、ほんと高井和明がいい人だっただけあって、このまま犯人にされるのだけはやめて~~。って私でも思った。 ピースが捕まってくれるのを望むよりも、高井和明の冤罪を晴らすことを願ったわ。 だから、あのフリーライターの滋子の偏見的な考えに何度も憤怒したわよ。んなのでライターが務まるのかよ~。てね。 彼女の「自分がこんなこと書いちゃっていいのか」っていう気持ちもわかるよ。でも、やっぱり考え方が柔軟でないと何もうまく運ばないんだよね。 それは、彼女だけでなく、警察だって、被害者の家族だってそうなのかもしれない。 自分で型を作ってしまってその中だけで身動きだけしててもダメなんだね。 それは、ここに登場するキャラクターだけでなく、生きていくうえで必要なことなのかもしれないと思った。うん。 さ~、最終巻。たのしみだわ。
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続きが気になったのでやや斜め読みしちゃいました。 あぁ最後の巻でうまくまとまるのかなぁ Nov, 2012
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読む本がなく、図書館でたまたま手にしたので読んでみた。登場人物がなかなか唐突で、はいりにくいなぁと思いながら読んだら、ん、つづく?、あれ4巻だった。どうりで!今更1から3巻を読むのも結果知ってしまったし、、、。宮部みゆきは、理屈ぽくて苦手だと確認しました。
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ある程度、予想してたけど。 ある意味、予想外の展開。 ハラハラして、次の展開が気になる。 一気に読んでしまいました。 さて、最終巻。 どんな結末なんだろ? 楽しみ♪
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一つの事件に対して何人もの人物のストーリーが 平行して展開していたのがやっとひとつにまとまってきた。 最初のうちは一人ひとりに感情移入するのがだるかったが、 物語がまとまりだしてからはちょっと気分が悪くなるほど 感情移入するくらい面白かった。 それと最後の一行。 あのセリフで終...
一つの事件に対して何人もの人物のストーリーが 平行して展開していたのがやっとひとつにまとまってきた。 最初のうちは一人ひとりに感情移入するのがだるかったが、 物語がまとまりだしてからはちょっと気分が悪くなるほど 感情移入するくらい面白かった。 それと最後の一行。 あのセリフで終わるのはちょっとずるいよなあ。 最終巻が楽しみで仕方がない。
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blogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2011-05-08-1
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犯人と思われる浩美と和明が事故死し、事件は収束していくが・・・ ホントあの時ああしておけばって言うのはあるよなぁ。 ちょっとした誤解が、悲劇につながっていったり、真犯人がわかっているだけに、すごくヤキモキさせられた。
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