行動分析学入門 の商品レビュー
結構かっちりしてて、用語に慣れるのにしばらくかかったものの、行動分析学自体は一つの世界観が確立されており物の見方が増えるのと、望ましいあり方へのプレッシャーに弱い人へのワクチンたりえるなあと思うた。
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http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-08-720307-7&mode=1
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ひさしぶりに熟読した。 『メリットの法則』から派生したが、それゆえに行動分析学についてより理解が深まったと実感する。 おそらくこういう分野に興味のない人間にとってはまったく意味のない本。 目の前に課題が山積だからこそ、★5つ。 『メリットの法則』と同じ内容を違う例や表現で描かれているため理解しやすい。 再読必須。 専門書も読んでみようと思った。
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行動の原因を「意思が弱い」「怠惰である」といった内面ではなく、外部刺激などに求めて分析していく学問、かな。本当に入門の入門で、こんなことやってる学問なんだよーと紹介するにとどまる。大学で言えば講義1回目のガイダンスのような感じ。 難しそうではあるが、ただ我々も普段自然と実践していることでもある。『やってみせ、いって聞かせて、させてみて、 褒めてやらねば人は動かじ』ではないが、それに近いことではないかなという印象を受けた。
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○行動分析学の研究者である杉山尚子氏の著作。 ○行動分析学の日本での研究の第一人者である著者による、行動分析学に関する基礎知識を盛り込んだ入門書。 ○私も何の前提知識も無いまま読んだが、分かりやすい説明と例示により、理解が進んだ。 ○この分野の研究は、まさに途上であるが、これからも関連する文献を読みたいと思った。初学者には取っつきやすい内容。
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私の人間観はかなり揺さぶられた。 行動分析学の「一般向けかつある程度アカデミックな入門書」というと、本書が唯一の存在のようだ。 読み物としては独特の固さというか滋味があって読みにくく、時折混ざる皮肉たっぷりのジョークに愛想笑いを返す必要もあってなかなか進まない。ただ、学習参考書と...
私の人間観はかなり揺さぶられた。 行動分析学の「一般向けかつある程度アカデミックな入門書」というと、本書が唯一の存在のようだ。 読み物としては独特の固さというか滋味があって読みにくく、時折混ざる皮肉たっぷりのジョークに愛想笑いを返す必要もあってなかなか進まない。ただ、学習参考書としては悪くない。 行動分析学は、心理学の一分野でありながらココロ(気持ち、性格)を取り上げることを拒否する。 「あの人がだらしない理由は?→よく持ち物をなくすから→その理由は?→だらしないから」これは循環していて説明になってないし、改善の糸口も根性論しかない。「気をつける」ことほど実効性の乏しい対策もない。 じゃあ一体どう分析してどのような対策を取るべきか。これを扱うのが行動分析学。ココロ(性格、気持ち)ではなく行動を観察し認知(の変化)を読み取る。分析例応用例を読んでいくと感慨深い。 人間は、思った以上に単純で、思った以上に複雑だ。 人間は、思った以上にバカだし、思った以上に賢い。 人間は、思った以上に動物的で、思った以上に人間的だ。 この分野は引き続きウォッチしていこう、と思ったので、入門書としては成功している。
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「行動分析についてこれから勉強しよう!」と思っている人にはわかりやすい内容かな、と思いました。 行動分析に苦手意識を感じていましたが、この本は事例なども書いてあってすごく読みやすかったです。 ただ物足りなさは感じるので、行動分析をちゃんと勉強したい人は他の本も読むべきなのかな、...
「行動分析についてこれから勉強しよう!」と思っている人にはわかりやすい内容かな、と思いました。 行動分析に苦手意識を感じていましたが、この本は事例なども書いてあってすごく読みやすかったです。 ただ物足りなさは感じるので、行動分析をちゃんと勉強したい人は他の本も読むべきなのかな、とは思います。
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本書にも書いてあるが、難解な行動分析学の入門書。 決して実践解決のための心理学が書かれている本ではない。 行動分析学をこれから勉強しようと思う人向け。 行動分析学の考え方。
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対人援助技術は、行動分析学の理論がベースになっていたことに改めて気づかされた。『行動随伴性』(行動の結果として起こる状況の変化)というキーワードを核として、とてもシンプルかつロジカルに解説されている。具体例も豊富でイメージが湧きやすかった。自己や他者の行動の原因を"心"に求めず、...
対人援助技術は、行動分析学の理論がベースになっていたことに改めて気づかされた。『行動随伴性』(行動の結果として起こる状況の変化)というキーワードを核として、とてもシンプルかつロジカルに解説されている。具体例も豊富でイメージが湧きやすかった。自己や他者の行動の原因を"心"に求めず、行動分析学的にクールに見る習慣を身につけたい。
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心理学のひとつである行動分析学の概要を理解することができた。 行動の原因を随伴性で考えることができれば、物事の対応も変わってくると思う。 特に、子供への対応には行動分析学が役にたつだろう。 今までと違った観察をしていきたい。
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