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行動分析学入門 の商品レビュー

3.6

95件のお客様レビュー

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2013/05/15

横書きである。 心理学であるようだ。書いてあること、例示されることは感覚的に分かる。⇒それが行動学ということ。分析学となると難しい。行動の原因を考える=(心理学)。行動の実験分析=(行動分析学)。行動を起こさせるための原理=行動原理。 好子(よい結果)が出現する⇒強化(たくさん起...

横書きである。 心理学であるようだ。書いてあること、例示されることは感覚的に分かる。⇒それが行動学ということ。分析学となると難しい。行動の原因を考える=(心理学)。行動の実験分析=(行動分析学)。行動を起こさせるための原理=行動原理。 好子(よい結果)が出現する⇒強化(たくさん起こる)。嫌子(悪い結果)が消失する⇒強化(なくなることが多い) 好子と嫌子は著者の造語である。 心理学的 ・般化 もともと強化された刺激だけではなく、それに似ている刺激に対しても、行動を起こした。 ・行動をどのように変えるか 技能的、シェピング(形作る)、チェイニング(つなげる)、随伴性を変える、抹殺・消去、代替行動など ・消去抵抗は 連続強化<部分強化でおこる バースト(エスカレートする) ・言語行動 学問としてみると難しい。言語オペラントの種類。 マンド・タクト・エコーイック・ティクテーション・コピーイング・テクスチュアル・イントラバーバル。

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2020/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 行動のすぐあと、あるいは行動と同時に起こる状況の変化と行動の関係が、行動随伴性である。  「行動は、行動のもたらす効果によって影響を受ける」というのは、行動随伴性によって行動を見ようとする行動分析学の根本的な考え方である。  行動の直後の状況の変化によって行動の回数が増えることを、専門用語では「強化」という。  人間の行動は、行動の直後に出現の変化が起こると強化される、そして、この時出現したものを専門用語で「好子(こうし)」という(好子出現の強化:行動の直後に好子が出現すると、その行動は将来繰り返される)。  行動が強化される時に行動の直後に消失するものは、「好子」の逆の性質を持つもの、すなわち「嫌子(けんし)」である(嫌子抄出の強化:行動の直後に嫌子が消失すると、その行動は将来繰り返される)。  意識されなくても、随伴性が行動を制御しているのである。  行動しても何も起こらなければ、いずれ行動はしなくなる。強化されない行動はしないのである。強化随伴性がなければ、行動は消えてなくなる。

Posted byブクログ

2013/04/29

ゴールデンウィーク恒例、知識拡大読書。 実は、行動経済学と間違えて購入した書籍。 本書で扱う、行動分析学とは 心理学の一つ。 入門書だけあり、学問の経緯や解説について多くのページを割いている。 よって実用的な心理学を求める、他分野パーソンには物足りないかも。

Posted byブクログ

2013/04/18

へーなるほどなるほどと軽く関心しながら読んでいた。 と、数時間かかった鳩の調教を一羽数分で終えることが出来るようになった、というむねの一文が目に入る。 これには、マジか!、と驚いた。熟達した行動分析術師やべえと思ったね。 善良な学生を嘘つきに変える実験の話も面白かった。

Posted byブクログ

2013/02/20

行動分析学とは 行動の原因を解明し行動の法則を発見する基礎科学 現実社会において人々の行動の問題を基礎科学で発見された法則に基づいて解決していく応用科学 の2つの側面を同時にあわせもつ心理なのである。

Posted byブクログ

2013/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

純粋に心理学の本と思い、手にしましたが。 人の行動を科学的な見地から解析した本でした。 マントや好子や嫌子と言った著者特有の専門用語や抽象的な説明も多く、手ごわい本だと思いました。 しかし実例で、電気を付けると、電気を消すことが、前者は自らの欲求を満たすことになり、後者が他者のことを考えた事。また、 喫煙をすることは体に悪いが、なぜやめられないかは、それが瞬時に結果として出ないからというのもなるほどと納得してしまいました。 人の行動を分析するのは面白いですね。

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2012/08/13

人間と他の動物に共通する行動原理として、 好子出現の強化:行動の直後に好子が出現すると、その行動は将来繰り返される 嫌子消失の強化:行動の直後に嫌子が消失すると、その行動は将来繰り返される 嫌子出現の弱化:行動の直後に嫌子が出現すると、その行動は将来しなくなる 好子消失の弱化:行...

人間と他の動物に共通する行動原理として、 好子出現の強化:行動の直後に好子が出現すると、その行動は将来繰り返される 嫌子消失の強化:行動の直後に嫌子が消失すると、その行動は将来繰り返される 嫌子出現の弱化:行動の直後に嫌子が出現すると、その行動は将来しなくなる 好子消失の弱化:行動の直後に好子が消失すると、その行動は将来しなくなる というのが挙げられている。 父の作ってくれたカレーを「ウンコカレー」と冗談で言った数日後に食べたレトルトのカレーにウンコが入っていたので、その後カレーとウンコを結びつけて喋るのをやめたのは「嫌子出現の弱化」なのだろう。 読んだ本の中に、自分の中のいまだ言語化されてない思いに類似した表現を見つけて、引用改造して表現する事を繰り返しているのは「好子出現の強化」なのだろう。 自分の表現で他者からいい反応をもらったからその表現や似た表現を繰り返すのは、「好子出現の強化」なのだろう。 mixiで日記を書いても反応をもらえないと日記を書き込むのをやめるのは「好子消失の弱化」なのだろう。 魅力の高低と他者の反応を行動分析学的に語る人はいないのかな。

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2012/08/02

読みやすく、行動分析学についてその概要をつかむことができました。 行動分析学では、意志、欲求、自尊心などの言葉は用いないというのが大変興味深かったです。 限られた言葉で、状況を丁寧に分析していくこの視点は、日常にも役立ちそうです。 早速、活用していこうと思いますw

Posted byブクログ

2012/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

期待していた内容とは違うものだったが とても読みやすく理解しやすい内容だった。 あの人は熱い人だからよくしゃべる という言葉をよく口にしていたが この「熱い人」というのは その人の属性であって よくしゃべるという行動の原因ではない。 行動分析学では人の行動の原因を 行動の前後の事物の変化に注目している。 非常に感銘を受けた。 想像上の心理学とはまた違った 新しい視点を与えてくれる一冊。

Posted byブクログ

2012/04/23

大変わかりやすくて、読みやすい入門書だった。元々興味のあった分野に、専門的な知識が裏付けされて大変快い読了感であった。

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