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行動分析学入門 の商品レビュー

3.6

95件のお客様レビュー

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2020/01/27

行動を強める:好子の出現,嫌子の消失 行動を弱める:好子の消失,嫌子の出現 行動随伴性, 条件性刺激によるコントロール 納得できるのだが,奥底では納得できていない自分を感じる。 行動とは何か。死人にできないこと。

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2015/10/08

B・F・スキナーによって創始された心理学の一体系である行動分析学(behavior analysis)が分かりやすく解説されている。 行動分析学の真骨頂は行動随伴性と説かれている。 行動随伴性とは、行動の原因を分析する枠組みで、行動とその直後の状況の変化との関係を指す。 ・好子出...

B・F・スキナーによって創始された心理学の一体系である行動分析学(behavior analysis)が分かりやすく解説されている。 行動分析学の真骨頂は行動随伴性と説かれている。 行動随伴性とは、行動の原因を分析する枠組みで、行動とその直後の状況の変化との関係を指す。 ・好子出現の強化:行動の直後に好子が出現すると、その行動は繰り返される。 ・嫌子消失の強化:行動の直後に嫌子が消失するとその行動は繰り返される。 ・嫌子出現の弱化 ・好子消失の弱化 この原理は、自分の行動変容にも有用であると思われる。実践してみようと思わせる内容であった。

Posted byブクログ

2015/09/01

新書にしては随分教科書的な内容になっているけれど、行動分析学の基本的な考え方について要点を絞りながら、教科書以上に噛み砕いた説明がされている。学習心理学の授業などで煮詰まってしまった人にも読んでほしい。

Posted byブクログ

2015/05/11

レビュー見ると「専門的」と書いている人が多かったけど、メリットの法則を読んだあとだとちょっと物足りない感じ。

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2015/04/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「行儀が悪い」「だらしがない」だとか、「意志が弱い」「やる気がない」「欲求不満」などの理由づけは本当の意味ではなくて、それは行動にラベルを貼ったにすぎない、となる。タバコをやめられないのは意志が弱いからだ、と、心というものに原因を持たせるのは間違いだということ。ただ行動にラベルを貼ったにすぎないものを、原因としてとらえるのが不幸の始まりなんですね。

Posted byブクログ

2015/04/13

心とか意志とか性格というあやふやな実体を説明には用いず(あくまで日常の語彙に限定する)、行動を説明しようとする。 行動と前後の状態の変化(行動随伴性)で考える。好子/嫌子が増えたり/減ったりすることで行動は規定される。あくまでその前後と強化・弱化だけを考えることを徹底する。 言語...

心とか意志とか性格というあやふやな実体を説明には用いず(あくまで日常の語彙に限定する)、行動を説明しようとする。 行動と前後の状態の変化(行動随伴性)で考える。好子/嫌子が増えたり/減ったりすることで行動は規定される。あくまでその前後と強化・弱化だけを考えることを徹底する。 言語もlangageではなくverbal behaviorと規定し、行動として考える。 個人的な関心として、日常の言語使用がじゃあ全く本質を反映していない無意味なものかというと分からないし、内面から離れて行動主義的な記述が可能なのは何でなの、とか思う。引き続き勉強が必要。

Posted byブクログ

2015/03/18

行動分析学入門とありますが、かなり詳しく書かれています。 行動の原理や言語活動の部分はとても参考になりました。 「行動とは死人にできない活動のこと」というリンズレーの定義には、とても納得です。

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2014/12/14

 行動分析学という心理学があるというのを最近知りました。心の問題を直接取り扱うというよりは、行動を分析することに重点を置くもので、一見すると心理学には思えないところがあります。  個人的には、全てにおいてこういった行動分析で人間そのものが理解できるとは思えないのです。何故ならば、...

 行動分析学という心理学があるというのを最近知りました。心の問題を直接取り扱うというよりは、行動を分析することに重点を置くもので、一見すると心理学には思えないところがあります。  個人的には、全てにおいてこういった行動分析で人間そのものが理解できるとは思えないのです。何故ならば、人間の心や頭脳が、動物と同じように出来ているとは思えないから。しかし、ある面では人間も動物も同じ生物であり、共通点もたくさん持っているのだから、徹底的に行動にこだわることも全く無理な話ではないと思う。  そのあたり、自分の中にはぎくしゃくした理解の狭間の溝がある。しかし、これも一つの人間を理解しようとする試みであって、一つの有効な手段なのだろうと思う。自分のクセや、周りの人の不可解な行動なども、行動分析を使ってみるとけっこう説明がつくことがある。そういった点ではとても具体的な学問です。  さらに、そういった具体的な分析が出来ると、今度は対処方法が見つかります。これもまた具体的です。  何となくやっているように見える行動も、実は理由がある。その理由を見つけ出し、そして具体的な解決策を施す。この視点の基礎として、行動分析学という学問が役に立つというのが本書の主旨であり、読む価値ではないだろうか。 書評ブログ『本でもって』内のレビュー http://booklife.hatenablog.com/entry/2014/12/14/205147

Posted byブクログ

2014/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『メリットの法則』の流れで読む。 同書を読み返しているようなタッチを感じ、行動分析学者がこのように書く随伴性は何だろう?などと思った。 心理学であること、創始者のスキナーの実験や言語行動の紹介などの内容が違う点。 行動の原因を考える因果関係だが、その原因が過去(レスポンデント行動)だけでなく、むしろ行動の直後の変化にあるオペラント行動という捉え方に興味をもった。 14-172

Posted byブクログ

2014/09/05

大学生の授業の最初に読むには良いが、特に理論を学びたいわけではない人にはまどろっこしい。わかってもどうにもならない。できないから悩んでるんだ!

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