1,800円以上の注文で送料無料

まだ遠い光 の商品レビュー

4

110件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/07/20

ドラマは1話目でめげたが、本は最後まで読みきった。後半は先行きが気になって悪くはなかったし、後味もさほどは悪くない。しかし、困った問題だ。現実にいるよね、こう云う連中、沢山・・・

Posted byブクログ

2014/07/18

重いテーマでしたが、続きが気になってあっという間に5部まで読んでしまいました。凌作が変わっていくのがいいですね。

Posted byブクログ

2014/07/13

ドラマが始まるとのことで、読んでみた作品。 今まで本屋さんでも目に留まることがなかった。 「家族狩り」というタイトルならもっと目に留まったかもしれないが、それぞれのタイトルにあまりインパクトが感じられなかったからか? しかし、読んでみたらとても読みやすい。 中高生でも自然に情...

ドラマが始まるとのことで、読んでみた作品。 今まで本屋さんでも目に留まることがなかった。 「家族狩り」というタイトルならもっと目に留まったかもしれないが、それぞれのタイトルにあまりインパクトが感じられなかったからか? しかし、読んでみたらとても読みやすい。 中高生でも自然に情景が頭に入ってくるような読みやすさではないかと思う。 5冊のボリュームもあって、しっかり登場人物像も頭に入り、話の展開も次々へと進む感じが良かった。 今まで天童さんの作品は一作も読んだことが無かったが、また別の作品を読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2014/07/07

5部にわたる長編ということで、登場人物一人一人が丁寧に描かれていた。 はじめはそれぞれが軽率で自分勝手に行動しているように感じて読んでいて苛立ったが、段々その人の人となりが分かるにつれて理解できるようになった。(理解できても好きになれない人物が多かったが…) 家族だからこその難...

5部にわたる長編ということで、登場人物一人一人が丁寧に描かれていた。 はじめはそれぞれが軽率で自分勝手に行動しているように感じて読んでいて苛立ったが、段々その人の人となりが分かるにつれて理解できるようになった。(理解できても好きになれない人物が多かったが…) 家族だからこその難しさがひしひしと伝わってきて、終始辛く重たいものが肩にのしかかってくる作品だった。 家族を思う気持ちがあっても、関わり方が下手だったり、少しすれ違ってしまったりするだけで、大きくズレてしまう様子が切なかった。

Posted byブクログ

2014/06/07

7月からドラマがはじまるみたいで とても楽しみだ。 崇高な犠牲のドミノみたいな考え方は、私には理解できないし 理解しようとも思わない。

Posted byブクログ

2014/05/27

久しぶりに読み終わりたくない気持ちに。白夜行以来かも。次々に投げかけられる問題に、親として娘として妻として考えながら五部作あっという間に読んだ。哀しく辛い話だけど、読んで良かった。

Posted byブクログ

2014/05/22

5部作あっという間に読みました。 登場人物を広げ過ぎず、ひとりひとりが丁寧に書かれていてすごくよかった。

Posted byブクログ

2014/05/18

天童作品満喫。 五部構成の最終巻。読み応え十分の五冊だった。 登場人物それぞれに感情移入でき、没頭できた。すごい。繰り返し読むことになりそう。

Posted byブクログ

2014/04/23

他人を理解することがどれだけ難しいことか、どれだけ不可能に近いことなのかが思い知らされる作品。 誰にでも生まれた時には家族があって、そこは“帰る場所”であり続けることを私も望む。 様々なケースがあるので、「できることなら」である。 登場人物ほぼすべての「主観」に納得してしまっ...

他人を理解することがどれだけ難しいことか、どれだけ不可能に近いことなのかが思い知らされる作品。 誰にでも生まれた時には家族があって、そこは“帰る場所”であり続けることを私も望む。 様々なケースがあるので、「できることなら」である。 登場人物ほぼすべての「主観」に納得してしまったのは著者の文才によるものか、私自身が自己を確立できていないからか。 今後もこの作品のフィルターはしばらく私の視野に貼りついているだろう。 それだけ衝撃をおぼえた作品であったから。

Posted byブクログ

2014/01/03

浚介は游子の病室を訪れた。二つの心は、次第に寄り添ってゆく。山賀と大野は、哀しみを抱えた家の扉を叩く。ふたりの耳は、ただひとつの言葉を求めている。冬島母子をめぐり争い続けてきた、馬見原と油井。彼らのお互いへの憎しみは、いま臨界点を迎えている。悲劇によって結ばれた人びとは、奔流のな...

浚介は游子の病室を訪れた。二つの心は、次第に寄り添ってゆく。山賀と大野は、哀しみを抱えた家の扉を叩く。ふたりの耳は、ただひとつの言葉を求めている。冬島母子をめぐり争い続けてきた、馬見原と油井。彼らのお互いへの憎しみは、いま臨界点を迎えている。悲劇によって結ばれた人びとは、奔流のなかで、自らの生に目覚めてゆく。

Posted byブクログ