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まだ遠い光 の商品レビュー

4

110件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2014/09/30

2014/09/30 ドラマの最終回を見ちゃってから読むペースが落ちちゃって、ダラダラ読み進めてしまった。 全てが解決とはいかなかったけど、ほんの少し希望が持てる終わり方で良かった。 また明日。いい言葉だと思う。

Posted byブクログ

2014/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

問題のある家庭が次々に現れ、これでもかと問題点を 突きつけられる。どの家族も崩壊寸前だったり、もう既に崩壊していたりするのだけど、その人たちが特別おかしい訳ではない。一歩間違えれば誰でもこうなるのかもしれない・・・そういう恐怖を感じて、なんともやりきれない・・・・・ 愛情の受け止め方や、十分と感じる量なんかも人それぞれ。何を愛情と感じ、何を愛情不足と感じるのかも人それぞれ。本当に難しいですね。 でも子育てって、こんなにも辛く苦しい事ばかりじゃない。単純に子供を「可愛い」と思える気持ちを大事にしていこう。そんな単純な事じゃないけど、でも基本はそこだと思いたい。 感動した!っていうのともちょっと違う、でも確実に読んで良かったと思える作品でした。 第5部のタイトルが「まだ遠い光」。このタイトル通り、本当にまだ遠いんだけど、遠くに光は見えてるんだっていうラストがとても良かったです。

Posted byブクログ

2014/09/03

508ページ。 2014年9月3日読了。 生きるということを考え直させる一冊。極端だからこそ見えてくることもあるのかも。

Posted byブクログ

2014/09/01

ドラマはまだ最終章になってないが、所々内容がかわってる。本と映像だと、断然本の方が事細かな描写があって好きなんだか、このドラマは本とほぼ違和感なかったような気がする。 私は、最後まで馬見原がどうしても好きになれなかった。

Posted byブクログ

2014/08/25

途中でもう犯人が誰だかわかっているのに、冗長すぎる。199頁「不良債券を抱えた」は「不良債権を抱えた」が正しい表記では。

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2014/08/17

読み終えて、長い旅を終えたような気持ちになりました。 不器用な生き方しか出来なかった人たちが、自分と向き合うことで、道が開け、遠くにゆっくり光が見えてくる・・・。 最初から、上手に生きられる人なんかいないのかもしれません。 上手に生きられないからこそ、人との絆が大事...

読み終えて、長い旅を終えたような気持ちになりました。 不器用な生き方しか出来なかった人たちが、自分と向き合うことで、道が開け、遠くにゆっくり光が見えてくる・・・。 最初から、上手に生きられる人なんかいないのかもしれません。 上手に生きられないからこそ、人との絆が大事だと感じさせてくれる作品です。

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2014/08/16

シリアルキラーの動機としては珍しいのではなかろうか。 本人たちが良いことをしているという意識で悪行を繰り広げているところが邪悪。

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2014/08/13

完結。 【まだ遠い光】 遠い、けれど確かに見えていることを希望として、と言うことだろうか。 何にしてもこの作品のテーマに関しては一言じゃあ言い表せないなー。 所々同著者の『悼む人』を思い出させるシーンが見え隠れ。 天童さんの文体は相変わらず読みやすかったです。

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2014/08/11

問題児を抱えている家庭で、無理心中と思われる事件が発生、別の家でも再発し、警官、教師、子供ケアの専門家などの登場人物が、家族を失った人、家族崩壊などの問題を通し家族愛を描く。 著者の家族、社会に対するメッセージを強く感じ、考えさせられる。普通の家族だと思っていても、本当にそうな...

問題児を抱えている家庭で、無理心中と思われる事件が発生、別の家でも再発し、警官、教師、子供ケアの専門家などの登場人物が、家族を失った人、家族崩壊などの問題を通し家族愛を描く。 著者の家族、社会に対するメッセージを強く感じ、考えさせられる。普通の家族だと思っていても、本当にそうなのか?普通の家族という関係を維持することの大変さ。

Posted byブクログ

2014/08/04

結末が何ともいえないというのが正直なところだが、この長編をひとまず読了できたことが充実感につながっているかなと。 印象に残ったフレーズを… 「…あんた、主権在民って言葉、知ってんの。民主主義の国の人間なんだろ。市民の一人一人に主権があるってことはさ、市民より上に偉い奴がいない...

結末が何ともいえないというのが正直なところだが、この長編をひとまず読了できたことが充実感につながっているかなと。 印象に残ったフレーズを… 「…あんた、主権在民って言葉、知ってんの。民主主義の国の人間なんだろ。市民の一人一人に主権があるってことはさ、市民より上に偉い奴がいないって主義だよ。どんな厄介な問題も、あんたに考える責任があるんだ」 「行動は、それぞれの職場の人間がするよ。けど、考えることと、選ぶことには、一人一人責任を持つのが、民主主義だろ。上の言われたとおり動くなら、全体主義の人民じゃないか」 「民主主義ってのはさああ、えらく面倒で、一人一人がしんどいんだよ。世界中で、本当に民主主義が達成できてる国なんて、本当はまだないんだ。お偉いさんに任す、リーダーに導いてもらうなんて言ってる時点で、もう民主主義を放棄してんだから」 「…いろんな人の、どうにもならない悩みを背負ってみなよ。この国の隅っこにいる、弱い人たちの苦しみを、自分のことみたいに担ってゆきなよ。それでも自分には、これしかできないって…恐る恐る足を踏み出す人が、あたしは好きなんだ…」 (以上、p222~p224)

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