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永遠の仔(1) の商品レビュー

4

129件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2013/08/01

TVドラマにもなった作品 幼少期のトラウマを抱えた者たちのお話 しかし 私は 参考文献を見て びっくりした 専門の人や心の傷に興味がない方は 素通りかもしれない しかし 興味がある人にとっては 虐待やトラウマに関する本がほとんど網羅されていたから その参考文献をみただけで ...

TVドラマにもなった作品 幼少期のトラウマを抱えた者たちのお話 しかし 私は 参考文献を見て びっくりした 専門の人や心の傷に興味がない方は 素通りかもしれない しかし 興味がある人にとっては 虐待やトラウマに関する本がほとんど網羅されていたから その参考文献をみただけで 驚愕したのだ (どこ見てんだよ・・・かもしれないけど) どこかで【天童 荒太】がインタビューに答えていて うろ覚えなんだけど・・・ 「ひとつの現実として書き続ける過程はキツかった 自分が、笑えなくなっちゃう 登場人物になりきっていると、どこへも行きたくなかった。 まったく外に出たくなくなった 主人公の三人ともが虐待を受けていましたから 結婚式だったか お祝いコトに どうしても行けなかった。 からだが動かないし心が拒否しちゃってた 晴れやかな場所に 優希をはじめジラフ、モウルといった 登場人物のあの子たちは行けないんだから。 そこで「おめでとう」とか言うことがとてもできない状況に、 ぼく自身がなってしまった 虐待経験のある人たちの日常の現実も そうしたものかもしれないと、 一般の人たちに理解してもらいたいから・・・」 こんな感じのコトを言っていて その言葉だけで 辛い経験がある人は 救われるんじゃないかな、って思った

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2013/07/24

子供の頃にあることを共犯した3人の話。過去と現在を行き来して話が展開。まだまだ秘密だらけ。先が非常に気になる。

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2013/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

出版の際に分割されている長編のレビューをどうするか考えましたが、ま、一冊ずつ書いていって、最後にまとめてまた書けばいいかと思ったのでそうします。 社会派・・・のミステリーなんですが、かなり好きなジャンルです。 しかも天童荒太さんの状況の描写力が素晴らしくて、物語に引き込まれる感覚がすごいです。 情報の出し方がうまく、関係性を大体は把握できるんだけど、核心はなんなのだろうという興味を常にそそられながら読んでいくことになります。 この小説、テーマが児童虐待なのですが、かなり重いです。ミステリーにくっつけた裏テーマとかじゃなく、真正面から向き合っていくテーマです。むしろミステリーがただの手法に過ぎないのかって気がします。 (まだ1巻だから、勝手なことは言えないけど) 児童虐待がこどもに与える心の傷、それが繰り返される悲しさ、救いを求める姿、社会のゆがみや悲しさ、人間のエゴ・・・ 自分に照らし合わせる点も多く、これを読み切る頃にはかなりの影響を受けていそうな予感を与えられる、第1巻です。 最後に救いはあるのでしょうか?

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2013/06/02

親に虐待されていた三人の子供たちが、17年後再会し・・・ 会わない方がよかったのに、会わずにはいられないんだな、まだまだ序盤。

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2013/04/26

まだまた序盤。主役たちの出会いと再会のシーンとをを回想を混じえながら彼らの自身や家族との関わりの説明している感じ。

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2013/04/11

1巻を読み終えたが、全5巻なのでまだまだ謎が多い。17年前に何が起きたのか、そして彼らはなぜ精神を止むことになったのか。ぼんやりとは分かるがまだ先が読めない感じだ。ともすれば暗く沈み投げ出してしまっても不思議のない内容だが、天童荒太の見事な描写で続きを良いたいと思わせるのは左さす...

1巻を読み終えたが、全5巻なのでまだまだ謎が多い。17年前に何が起きたのか、そして彼らはなぜ精神を止むことになったのか。ぼんやりとは分かるがまだ先が読めない感じだ。ともすれば暗く沈み投げ出してしまっても不思議のない内容だが、天童荒太の見事な描写で続きを良いたいと思わせるのは左さすがだ。

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2013/01/28

瀬戸内海に浮かぶ離島にある病院には、心に問題を抱えて、周囲の人間と共に社会生活を送ることが困難になった子供達が入院する病棟があった。幼少期の一時期をそこで共に過ごした優希、笙一郎、梁平の3人は、ある共通の秘密を抱えながらも、退院後は別々の道を歩んでいた。 しかし別離から18年後、...

瀬戸内海に浮かぶ離島にある病院には、心に問題を抱えて、周囲の人間と共に社会生活を送ることが困難になった子供達が入院する病棟があった。幼少期の一時期をそこで共に過ごした優希、笙一郎、梁平の3人は、ある共通の秘密を抱えながらも、退院後は別々の道を歩んでいた。 しかし別離から18年後、3人は運命のように再会する。そしてそれは、新たな悲劇の幕開けに過ぎないのだった……。 *** 日本推理作家協会賞受賞作品だそうです。 テーマは「救い」でいいんでしょうか。 とにかく重い内容です。しかも全5巻。読むのには結構気力が要りました。 主人公達が子供の頃の過去の章と大人になった現在の章が交互に描かれているので、物語の運びは比較的ゆっくりとした印象でした。 どんな家庭にも他人には見えない何かや問題があると思いますが、ここまで酷く心身を追いつめられたら、まだ成長途中の子供は一体どうしたらいいんだろうと思わずにはいられません。

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2012/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ序盤なので、過去と現在が交互に語られだしたって段階なので、面白さはまだ感じられない。でも読みにくくもない。

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2012/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

虐待を受けていた3人。特殊病院で一緒。タバコの吸い殻を背中にあてる母親。二人きりになると自分を犯す父。次々と男を連れ込む母に押入れに入れられる。女の子を守る為に父親殺害を計画。退院の時に上る山で突き落とす。男子二人は押してなかった。互いに相手は押したと思っていた。女子は父を守ろうと手を近づけたら落ちたので自分が殺したと思っていた。 真犯人は母。父に犯されたことを告白したが守れず。山を登りの最中、子供達が夫を殺そうとしているの気づき、自分が押した。 17年後、看護婦、刑事、弁護士になり再会。男子は看護婦のそばで働いていた。女子の弟が弁護士を目指していることを知る。司法試験合格すると雇った。男出入りの激しい母がアルツハイマーになる。女子のいる病院に入院させる。弁護士は精神病を再発。子供を虐待する母親を殺していく。刑事も病院にやってくる。弁護士は不能だった。 刑事は居酒屋のママとつきあっていた。妊娠を知り、堕胎を頼む。それを知った弁護士。ママは看護婦に包丁を持って会いにいく。 弁護士はママとSEX。首をしめて殺す。

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2012/09/17

読みました…発行当時。 出来は良いんですが。 衝撃的な過去を抱えた少年少女が大人になり… ドラマも見ましたが。 今さら読み返すのは辛いなあ… 記録のために、リストアップ。 ベストセラーと「このミステリーがすごい!」上位を振り返っております。

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