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蒼穹の昴(1) の商品レビュー

4.3

409件のお客様レビュー

  1. 5つ

    186

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

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2010/01/16

春児すっかり春児に夢中になった。 健気で可愛くて利発で、勇気があって・・ 貧しい糞拾いの春児・・ 幼馴染の兄貴分の文秀・・・ 二人が占い師白太太の予言通りの道を進むことになるとは。 しかも、それぞれの道が決して交わってはならない道。 それにしても、宦官と言うものの意味は知って...

春児すっかり春児に夢中になった。 健気で可愛くて利発で、勇気があって・・ 貧しい糞拾いの春児・・ 幼馴染の兄貴分の文秀・・・ 二人が占い師白太太の予言通りの道を進むことになるとは。 しかも、それぞれの道が決して交わってはならない道。 それにしても、宦官と言うものの意味は知っていたけれど、なんと恐ろしいことをするんだろう。 浄身・・春児が自らの手でこれをやってのけた。 まだ少年の春児が。 白太太の占いを信じて。 でも、彼は導かれるように、予言通りになりつつある。 文秀も悪い評判とはまったく違った、優秀な進士になった。 この二人の運命はどうなるのか・ しかし、この国は宦官とか纏足とか、理解し難い。

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2012/08/02

自分の知らない世界が広がっていました。中国の言葉が多く、辞書にも載っていない言葉が多いので想像で補う部分が多いですが、面白かったです。 まだ一巻であるためか少々物足りない感じもしますが、飽きることなく一気に読み進めました。 全体的に中国的な思想に包まれている感じがする一冊でした。

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2009/10/04

待機中 【引用】 汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう ―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。 都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。 万人の魂...

待機中 【引用】 汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう ―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。 都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。 万人の魂をうつべストセラー大作。

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2009/10/07

-ああ、これはいったい・・・乾いた胸に命の水が満ちまする。生きる希が、力が、勇気が、泉のごとく湧き出でまする!- 著者が「この物語を書くために私は作家になった」といいきるだけあり。名作。西太后を筆頭に歴史上の人物が、頬に赤みのある生きた物として目の前に現れた錯覚をおこす、卓越し...

-ああ、これはいったい・・・乾いた胸に命の水が満ちまする。生きる希が、力が、勇気が、泉のごとく湧き出でまする!- 著者が「この物語を書くために私は作家になった」といいきるだけあり。名作。西太后を筆頭に歴史上の人物が、頬に赤みのある生きた物として目の前に現れた錯覚をおこす、卓越した人物描写。「夢」「義」「仁」など、生きる原泉となる感情が揺り動かせられる。ぜひ一読を!

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2011/09/17

清朝末期を舞台にした壮大な大河ドラマ。極貧の生活から西太后の側近く仕える宦官へと栄達する少年、科挙に受かって沈みゆく清朝と皇帝に必死に仕える青年を軸に、様々な権力闘争にからむ人間群像を味わえる。物語は科挙試験に挑む若者から始まるのだが、千年以上続く超難関試験の様子が克明に記されて...

清朝末期を舞台にした壮大な大河ドラマ。極貧の生活から西太后の側近く仕える宦官へと栄達する少年、科挙に受かって沈みゆく清朝と皇帝に必死に仕える青年を軸に、様々な権力闘争にからむ人間群像を味わえる。物語は科挙試験に挑む若者から始まるのだが、千年以上続く超難関試験の様子が克明に記されていてとても面白かった。西太后と光緒帝を囲む官人、軍人、宦官と権力闘争内憂外敵、まさに末期状態の清朝をさまざまな人間の視点から読み進んでいくのがとても面白くて途中で到底やめられない。天命、運命、意志が絡み合い、それぞれの未来が分かれていく様々な人生を存分に堪能させてもらった。個人的に西太后が可愛かったのが意外で、だからこそ楽しかったかな…李鴻章との因縁はいろいろ妄想したら面白いかも(笑)このシリーズはこれで綺麗な終わり方だとは思うが龍玉の行方も気になるしこれの続編「中原の虹」も借りて読んでみよっと。やっぱり浅田次郎は凄いなあ☆ 

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2009/10/04

1〜4巻まで。 もう歴史認識云々関係なし! 中国が好きになる本。西太后の苦悩、変法運動の青年たち、 そして主人公の一人、春児のサクセスストーリーたるや、 現在の中国の活力の原典ではないかと感じる一冊。 フィクションであってもフィクション以上の感動とリアルがあります!

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2009/10/04

あんまり歴史モノとかって読まないんだけど 友達にすすめられてよんでみました。 歴史モノにしては、かたくるしくなくて、 キャラクターもわかりやすくて、おもしろい。 あと、時代背景がとても綿密なかんじがする。科挙とか宦官とかすごくリアル。 若い子が読むには、ちょっと渋いかもってか...

あんまり歴史モノとかって読まないんだけど 友達にすすめられてよんでみました。 歴史モノにしては、かたくるしくなくて、 キャラクターもわかりやすくて、おもしろい。 あと、時代背景がとても綿密なかんじがする。科挙とか宦官とかすごくリアル。 若い子が読むには、ちょっと渋いかもってかんじはしますが(笑) 続き気になるので、2巻も借りてみます (09/04/12)

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2009/10/04

初浅田作品。中国を舞台にした物語ということで最初は小難しい中国の制度や時代背景についていけるか心配だったが、それにも勝る内容の濃さ。 登場人物一人一人が特徴的であり、魅力的。すぐに物語の世界へ引き込まれてしまった。春児と文秀の運命はどうなるのか、気になって仕方がない。

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2009/10/04

汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。...

汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう―中国清朝末期、貧しき糞拾いの少年・春児は、占い師の予言を通じ、科挙の試験を受ける幼なじみの兄貴分・文秀に従って都へ上った。都で袂を分かち、それぞれの志を胸に歩み始めた二人を待ち受ける宿命の覇道。万人の魂をうつべストセラー大作。 ※感想は4巻分まとめて(4)に書きます。

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2009/10/04

やっぱり浅田次郎は面白い。 しかし、中国語にカタカナがふってあるのがどうも読みにくい。そこだけが難点。雰囲気は分かるけど、でも、やっぱり読みにくい。苦笑。

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