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蒼穹の昴(1) の商品レビュー

4.3

409件のお客様レビュー

  1. 5つ

    186

  2. 4つ

    138

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    1

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2009/12/10

尊敬している方に薦められて読んだ。 正直、始めは気乗りしなかった。 なぜなら、中国の歴史(世界史が苦手><;) しかも、 登場人物・・・多っ! アナタ誰?  コンガラガル~ なんて、しょっちゅう・・・  ここは、 フンバリどころ  

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2012/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひろみGO一押しの作品。 これを映像化するとは。気が遠くなるようなスケールですわ。 「科挙」と「宦官」。これは詳しく調べたくなる面白さ。

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2009/12/04

全4巻 清の中国。 西太后の。 浅田先生はぽっぽやとかメトロとか、 時代物でも壬生義士伝とか 映画っぽいフィクションって印象で避けてた。 初体験。 や。 おもしろい。 ぐいぐいだ。 この時代の知識全然なかったけどすんなり。 中国名のルビが中国読みだったり、 呼び名がしょっち...

全4巻 清の中国。 西太后の。 浅田先生はぽっぽやとかメトロとか、 時代物でも壬生義士伝とか 映画っぽいフィクションって印象で避けてた。 初体験。 や。 おもしろい。 ぐいぐいだ。 この時代の知識全然なかったけどすんなり。 中国名のルビが中国読みだったり、 呼び名がしょっちゅう変わったり、 時代が急に飛んでたり、 幽霊とか出てきちゃうけど、 素直におもしろい。 ただ時代の流れとしてしょうがないんだろうけど 中盤から若干失速。 1巻が一番おもしろかった。 主人公のサクセス。 中盤から主人公忘れられる。 全体的にはやっぱり少しだけ映画っぽい。 でも毛沢東のくだりとか映画っぽいと思いつつも 少し鳥肌が立った。 まあ。 半分フィクションらしいけど。 この時代とかこの人のとか もうちょっと読んでみよう。

Posted byブクログ

2009/12/01

地主の次男、梁文秀(史了)とその地の貧民の子、李春雲(春児)。 科挙登第を経て国政を担うこととなる史了と、宦官という 方法で内廷のトップまで上り詰めた春児。 二人の男(!?)を通して、清代末期西太后が実権を握っていた 王朝内部の動乱とそれにかかわる人々の思惑を描いた 壮大な歴史小...

地主の次男、梁文秀(史了)とその地の貧民の子、李春雲(春児)。 科挙登第を経て国政を担うこととなる史了と、宦官という 方法で内廷のトップまで上り詰めた春児。 二人の男(!?)を通して、清代末期西太后が実権を握っていた 王朝内部の動乱とそれにかかわる人々の思惑を描いた 壮大な歴史小説。 読み進めていく中で感じたのは、日本の幕末との 共通性。もちろん、時間的共通性もあるんだけど、 欧米列強のプレッシャーを受けながら、従来の 権威をいかに保つかという苦心と、国を存続させるためには 改革を進めなければという維新の思いとのせめぎ合い。 違いは、日本が明治維新という中からの改革で国体変化を 成し遂げたということと、日本が列強の側に加わってきたと いうことか。やっぱり中国は大きな国過ぎて、紫禁城の 中にいては危機感が伝わってこないのか。 現代の中国も変革が必要な時期に来ていると思うけど、 そこはやっぱり歴史を学んで、中から変わっていって もらわないと。「党」という「王朝」も絶対ではないのだから。 初めての北京旅行の前に、薦められた本でしたが、 結局、北京旅行前に読むことは出来ず、旅行の 帰りから読み始めました。途中で出てくる地名だとか、 建物の名前は、実際行ったことで具体的にイメージしながら 読めました。そういった意味では、行ってから読んで よかったのかなと思いますが、読み進めるにしたがって、 あっ、ここも行ってみたかったななんて思うところも また出てきたりして。 なので、その翌月にまた故宮を見に、北京旅行してしまいました。 2010年にこの作品もNHKでドラマ化です。 楽しみですね。 http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2008-05-17

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2010/05/09

何度読み返しても、つい急いでページをめくってしまう。じっくりじっくり読みたいのに、難しい。 春児の純真さ、文秀の「まっとう」さ、西太后の人間らしさ、などなど…取り立てたいところが多すぎる。 西太后は世界三大悪女に数えられる…なんていうけど、それは海外から見た印象。西太后が長いこと...

何度読み返しても、つい急いでページをめくってしまう。じっくりじっくり読みたいのに、難しい。 春児の純真さ、文秀の「まっとう」さ、西太后の人間らしさ、などなど…取り立てたいところが多すぎる。 西太后は世界三大悪女に数えられる…なんていうけど、それは海外から見た印象。西太后が長いこと中国の政治の表舞台に立ち続けたということは、それだけの魅力があったはず。そう考えると、この話に出てくる西太后も、一つの説と思える。 日本の明治維新が成ったあとと考えると、それほど昔の出来事じゃない。私が中学時代、全然興味がもてないので捨てていた、近代史のあたり。この本を当時読んでいたら、もうちょっと成績よかったのでは?なんて。 この本を読んで、当時の日本に興味をそそられた。日本から見た日本よりも、海外から見た日本を見てみたい。海外から見たら、変な国…というより、ちょっと不気味な国だったろうと、この本を読んで初めて思った。

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2009/11/19

とりあえずドラマ化楽しみ。 そして最後のオチに超ビックリ。 そこに繋がるのかー!!クァーッ!!っとなった。

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2009/11/18

中国の歴史モノは、名前や役職がむつかしくてなかなか読み進まないんだけど、これはおもしろく一気にいけました。 人としての大事なキーワードがちりばめられてて、ストーリーのテンポよいおもしろさと、わりとずっしりくるせつなさがヨカッタです。 これを機に清朝について読んでみたくなりました。

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2009/11/15

 中国の歴史小説、清の時代の話です。今でも貧富の激しい中国ですが、清の時代に貧しい家で生まれた男の子が生き延びるには、この手しかなかったのか?宦官になることを決心した少年が出世していくお話です。この話を読んで、宦官になる時の様子が初めてわかりました。

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2009/10/29

面白いなあ。 三年に一度、中国全土で300名しか受からないという超難関試験科挙に挑む梁文秀の経緯と合格後の宮廷での様子が生き生きとした筆致で描かれる。 梁文秀と春児が今後どうつながるのかが見物。 中国史を全く知らないので、今後もwikiと顔をつき合わせながら読むことになるだろうな...

面白いなあ。 三年に一度、中国全土で300名しか受からないという超難関試験科挙に挑む梁文秀の経緯と合格後の宮廷での様子が生き生きとした筆致で描かれる。 梁文秀と春児が今後どうつながるのかが見物。 中国史を全く知らないので、今後もwikiと顔をつき合わせながら読むことになるだろうな。

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2011/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

四巻まで一気に読めました。 登場人物みんな印象深いです。 主人公の春雲の健気さと清廉さには胸を打たれます。 李鴻章のかっこよさは異常。

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