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回転木馬のデッド・ヒート の商品レビュー

3.7

234件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    88

  3. 3つ

    64

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    3

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2013/07/16

原因は一つで結果は無数。ーハンティングナイフ ひとは何かを消し去ることはできない。ー消し去るのを待つしかないータクシーに乗った男

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2013/06/13

高校生のときに挫折した村上春樹、今になってやっと読んだら(短編集ってのもあるかもしれないけど)いいな、と思った。 まあたしかにリアリティがないくらいおシャンティーでやたらモテモテってのが鼻につくのはちょっとわかる気もしないでもない。だけど、やっぱり表現力はすごいと思った。ひれ伏し...

高校生のときに挫折した村上春樹、今になってやっと読んだら(短編集ってのもあるかもしれないけど)いいな、と思った。 まあたしかにリアリティがないくらいおシャンティーでやたらモテモテってのが鼻につくのはちょっとわかる気もしないでもない。だけど、やっぱり表現力はすごいと思った。ひれ伏した。

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2013/05/26

この本に収められている作品は、人から聞いた話をもとに文章にしたものだそうです。 実際あった話と、小説との境目は見た目にはわからないが、「嘔吐1979」や「雨やどり」は、とても村上春樹らしいテイストで面白かった。 「はじめに・回転木馬のデッド・ヒート」もあわせて、これから他の村上...

この本に収められている作品は、人から聞いた話をもとに文章にしたものだそうです。 実際あった話と、小説との境目は見た目にはわからないが、「嘔吐1979」や「雨やどり」は、とても村上春樹らしいテイストで面白かった。 「はじめに・回転木馬のデッド・ヒート」もあわせて、これから他の村上作品を読むうえで、とても貴重なものを読んだような気がする。

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2013/05/21

数年ぶりに読み返した。覚えてる要素もあったけど、大部分を忘れてた。小説だと思って読み始めたくらい。 ジャンル分けのしようのない本だけど、文体は明らかにハルキだった。こういうのも悪くない。

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2013/04/22

春樹には全く触れてこなかったので、一般教養的に読んでいます。そんな中の2冊目。短編集ですね。風の歌~ほどサリンジャーぽかったわけではないですが、やっぱりロストジェネレーションの香りですね。どうしても分析的に見てしまいますが、こう言うものは、解釈を読者に依存している感じがします。メ...

春樹には全く触れてこなかったので、一般教養的に読んでいます。そんな中の2冊目。短編集ですね。風の歌~ほどサリンジャーぽかったわけではないですが、やっぱりロストジェネレーションの香りですね。どうしても分析的に見てしまいますが、こう言うものは、解釈を読者に依存している感じがします。メッセージではなく印象を大切にしている。時代の流れを一人感じています。 13/04/22

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2013/04/21

「男のひとって、村上春樹とか好きそうですね。少々理屈っぽいところとか・・・」。 本屋のアルバイトを辞めて、同じ職場に来た女性はそう言った。 僕は女性ファンの方が多いんじゃないかなと思っていた。 何の根拠も無いけど。 レダーホーゼン(ドイツ人が好んで着用する吊り紐付半ス...

「男のひとって、村上春樹とか好きそうですね。少々理屈っぽいところとか・・・」。 本屋のアルバイトを辞めて、同じ職場に来た女性はそう言った。 僕は女性ファンの方が多いんじゃないかなと思っていた。 何の根拠も無いけど。 レダーホーゼン(ドイツ人が好んで着用する吊り紐付半ズボン)。 父親がそれをおみやげに欲しがったために離婚する話。 母と娘がその感情を理解し合う事が出来たのは、 半ズボンがポイントだと言う。 女性を理解するには人生は短すぎる。 少なくとも僕はそう考えている。

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2013/04/04

村上春樹が出会った人たちのお話。実際に会って話を聞いた、という体で話が進んでいくけど、この人たちは、本当に実在してる人なのかな。さらっと読めるけど、どこか心に引っかかる。

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2013/03/28

これって、村上春樹が実際に体験した(つまり、人から聞いた)話なんでしょうか? 人間って、誰しも説明のつかない出来事ってあると思うんやけど、そういうどことなく不思議感のあるお話の短編集。 村上氏が出会った人たちが、彼に向かって語りかけるいろいろな出来事。 何気ない話ばかりなんや...

これって、村上春樹が実際に体験した(つまり、人から聞いた)話なんでしょうか? 人間って、誰しも説明のつかない出来事ってあると思うんやけど、そういうどことなく不思議感のあるお話の短編集。 村上氏が出会った人たちが、彼に向かって語りかけるいろいろな出来事。 何気ない話ばかりなんやけど、どこか心の隅にひっかかる感じ。 この説明のつかない感じが、なんか癖になるというか。

Posted byブクログ

2013/03/20

著者は長編小説を執筆し出版する時期の間にこの様な短編を綴っているそうです。著者にとってはこの事は車の両輪の様で、いい相乗効果を生み出しているようで、読者にとっても短編と長編ともに楽しむ事ができます。

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2013/01/31

初めて読んだ。実話なのかおはなしなのか、煙に巻かれたような気分が最後まで抜けないままだった。 いまだに謎だけれど、謎のままでいいやと思う。 描写や文章のリズムはやっぱり好き。

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