回転木馬のデッド・ヒート の商品レビュー
冒頭にある「話の中に奇妙な点や不自然な点があるとしたら、それは事実だからである」というのが印象に残った。
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事実に即したスケッチのようなもの、と著者は言っているが、それでも小説のように不思議で面白い。 こういったことの積み重ねが長編小説につながっているのだな、と感じた。 この人の目や感受性や人に「話したい」と思わせる力は、他の人と違うものをもっているのだな、と思わせる。
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長篇における世界観の断片がところどころに見える気がする。特に前半部の数篇は面白かった。しかし、最後の話「ハンティング・ナイフ」だけがどうもわからなかった。(06/1/9)
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短編集。かなり抽象的な話が多いですが、感覚としては掴めます。日常という回転木馬に、乗せられているのか踊らされているのか。
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