間宮兄弟 の商品レビュー

江國香織(著者)

2012/08/01

モテないけど本人たちは幸せな日々の間宮兄弟、フツーな女子たちはちょっと楽しくない日々。そんな対比が面白い。
兄弟の好きなモノ、好きな空間に対する描写の積み重ねによって、だんだん「この人達ヘンかもしれないけど悪くないよね」という気分になってくる。
徹底的にインドアで多趣味な兄弟、いいっすねー。

2012/07/31

冴えない兄弟2人暮しの日常。情けなくも滑稽でもあるんだが、兄弟2人の暮しを見ていると、微笑ましくホッとする。居心地が良い部屋と時間で癒された。

2012/07/27

江國香織の梅雨時みたいな文章は、男性が主人公のほうがくどくならなくていいと思う。
ちょっと病的で繊細な女性が主人公で、しかも不倫とかしちゃってると、もう文章と相乗効果でだらだら続く霧雨みたいな感じになっちゃうから。

そんな江國香織が、こんなさえない３０代独身の兄弟の日常を描くのは新鮮でおもしろかった。

それも意外とわかってるっていうか、本当にこんな思考回路なんだろうなぁって思えるからすごい。

うん、がんばれ間宮兄弟。
ものすごくさえないし、実際いたらやだけど、愛嬌あるよ。

2012/07/07

映画化されたよね、これ。
なんでもない、間宮兄弟の日常が描かれている。
兄弟の思考に一部同調できる部分もあり。
だらだら〜っと読んで終わったf^_^;)

2012/12/07

今まで読んできた江國香織と何だか違う、でもやっぱり江國香織だっていう感想です。（分かりにくい・・・）
この兄弟がリアルで側にいたら、きっと気持ち悪いなって思うと思います。でも、それが何だか憎めないな～かわいらしいなって思っちゃうところが、江國さんなんだろうか？
映画は見ていないので、機会があれば見てみたいです。

2012/05/04

いる、いる、こういう男性。

と、思わず思ってしまった。

でも、こんな兄弟がいて、
一緒に暮らしているのなら、
そのまま独身っていいなと思った。

2012/04/11

呼んで、映画もみたい！と思った

地に足がついている感じが、日々を丁寧に楽しく過ごしている感じがとても良かった。

太いパイプで繋がった人が居る。って、やっぱり心強いだろうな

2012/04/08

半年前ぐらいに図書館で予約したのがやっと来た。
さえない二人暮し兄弟の日常。
なんか自分が二人いる気がした。（気のせいだと思いたい。）
彼らはいい人かもしれないけど、実際に出会ったら嫌かも。
まあ、彼らのようにアンマリ力まず生きていくことも大切だと思う。

2012/02/12

お友達から借りて読みました。
全体に流れる、ゆる～く、どこか懐かしい感じ。

普段自分で選ぶ系統の本ではなかったので、世界が広がりました。
もっと、小説読んでみようかな～と思いました。

江國さんの本は、細かな描写が目に浮かぶようで好きです！

2012/01/13

映画化もされてる本。
たしか佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地？
もう完全にそのイメージで読んじゃいました。

感想はふつー。
おもしろくなくはないけど、波がない。しかもほっこりするかというとそうでもない。
ださくて仲のいい男兄弟の話。。。
終わり方もあっさりしていてよくわかんなかった。