1,800円以上の注文で送料無料

恋人たちの森 の商品レビュー

3.6

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2012/07/09

夢見心地とはこの事、溢れるロマンにうっとり。 これが耽美の世界なのか! お洒落で美しい言い回しも濃密・濃厚に描かれる描写も 全てが美しい、美しい世界。

Posted byブクログ

2012/03/12

古典BL。三島とか森茉莉とか、赤江爆とか。BLじゃなくて、耽美ですね。BLじゃなくてJUNEでもない頃の文学的香りが高尚なかんじ。何度も読み返しては、外来語の漢字表記と、ドロドロの同性愛にうっとりしたのでした。 森鴎外も偉大ですが、娘も堂々と耽美に身を投じているところが尊敬。BL...

古典BL。三島とか森茉莉とか、赤江爆とか。BLじゃなくて、耽美ですね。BLじゃなくてJUNEでもない頃の文学的香りが高尚なかんじ。何度も読み返しては、外来語の漢字表記と、ドロドロの同性愛にうっとりしたのでした。 森鴎外も偉大ですが、娘も堂々と耽美に身を投じているところが尊敬。BLの先駆者。

Posted byブクログ

2012/03/01

最初に思ったことは、「うわっ、濃厚・・・・・」ということでした。 文体とかストーリーは好きです。表現が詩的でとても綺麗なのが印象深いですね。 ただ、内容にはかなり作者の好みが反映されている上、最初に書いたように濃厚、というか濃密というか・・・ それから、かなり強い同性愛要素。 苦...

最初に思ったことは、「うわっ、濃厚・・・・・」ということでした。 文体とかストーリーは好きです。表現が詩的でとても綺麗なのが印象深いですね。 ただ、内容にはかなり作者の好みが反映されている上、最初に書いたように濃厚、というか濃密というか・・・ それから、かなり強い同性愛要素。 苦手、好きじゃない、という人は読むのかなりきついんじゃないのかな、と思わせられます。 読者を選ぶ本、というのでしょうか。 私もちょっときつかった。

Posted byブクログ

2012/02/21

物語としてはチープだけど、この森茉莉さんの描く世界特有の第三者的万能感がよいです。 エーテルが支配してる世界みたいな。 すべては可視出来る範囲で過不足なく始まって終わる。

Posted byブクログ

2012/03/24

噂ほど面白い・良いとは思えなかった。 百聞は一見にしかず。 ▼2012年3月24日追記 【日曜日に僕は行かない】を再読。 二度目にして伴朱の色気と魅力に気付いた。 ★一つ追加。

Posted byブクログ

2012/08/11

昔家にあった本のような…気がしてたけど、全然違った。大ハズレ。 違うとわかった途端に読む気がしなくなったので、パラパラとしか読んでないけれど、内容は「だから何?」って感じ。どこの国の人ですか一体。

Posted byブクログ

2011/09/23

一度挫折したのを、自分内環境を整えて再読。 うーん、正直面倒くさい奴らだなぁと思います。 登場人物全てから「どう?僕達美しいでしょ、愛し合ってる僕達って本当に美しいし、悩んでいる僕達も美しいし、破滅に向かう僕達も美しい…」みたいなアピールを感じるんですよね。 森茉莉さんの「美...

一度挫折したのを、自分内環境を整えて再読。 うーん、正直面倒くさい奴らだなぁと思います。 登場人物全てから「どう?僕達美しいでしょ、愛し合ってる僕達って本当に美しいし、悩んでいる僕達も美しいし、破滅に向かう僕達も美しい…」みたいなアピールを感じるんですよね。 森茉莉さんの「美男子たちが破滅していくって素敵…」みたいな陶酔も感じられてね、もうなんかほんまメンドくさいやっちゃなぁ、と。 なんというか、様式美なんですがちょっとやりすぎ。 全身柄物ファッションがださい、に似た、足し算を繰り返し過ぎてちょっと残念になってしまった様に思いました。 11.09.21(再読) 森茉莉さんの小説を読む時は、気分をお耽美方面に整えておかないと話が上滑りしてぜんぜん入ってこないですね。 準備してもっかい読む事にします。 11.07.20

Posted byブクログ

2011/07/29

頽廃と純真の綾なす官能的な恋の火を、言葉の贅を尽して描いた表題作、禁じられた恋の光輝と悲傷を綴る「枯葉の寝床」など4編。

Posted byブクログ

2011/05/28

最初の一遍以外はサドスティックにホモホモしかった(なにそれ)。 だから一番好きだったのは一番最初の話でした。ちょっとしたシーンだけど、主人公の女の子(名前失念…)が振り返るところなんかは画が浮かびました。綺麗。 「枯葉の寝床」は展開にびっくりした。背表紙にあらすじ書いてたのに(...

最初の一遍以外はサドスティックにホモホモしかった(なにそれ)。 だから一番好きだったのは一番最初の話でした。ちょっとしたシーンだけど、主人公の女の子(名前失念…)が振り返るところなんかは画が浮かびました。綺麗。 「枯葉の寝床」は展開にびっくりした。背表紙にあらすじ書いてたのに(読んでなかっただけじゃん)。

Posted byブクログ

2011/04/09

「ボッティチェリの扉」「恋人たちの森」「枯葉の寝床」「日曜日に僕は行かない」 4編中3編が同性愛もので、耽美的な世界だった。 私は…正直つらかった…読むのが… 読んでるはずなのに、目線が字面を追うだけになっちゃって、ん?これどんな話だっけ?となってしまう…独特の文体、漢字の読み...

「ボッティチェリの扉」「恋人たちの森」「枯葉の寝床」「日曜日に僕は行かない」 4編中3編が同性愛もので、耽美的な世界だった。 私は…正直つらかった…読むのが… 読んでるはずなのに、目線が字面を追うだけになっちゃって、ん?これどんな話だっけ?となってしまう…独特の文体、漢字の読み方、仏蘭西ぽい雰囲気、読点の打ち方…なかなか私にはまだ理解できない世界だった。 でも、「枯葉の寝床」だけはなぜかしっかり読めて、結構面白かった。 全体的に、超金持ちハイソな男と、生活能力はゼロだけど美少年、そして最後は愛憎の色々で死んでしまったり、殺されてしまったり… みたいな… こてこてBL小説みたいな話…いやむしろこれが先駆けなのか… 描写の一つ一つが、耽美で、こういう世界観が好きな方だったらきっと楽しいんだろうなあ… 私にはちょっと…こってりすぎた。 もう少し、こういう感じのに慣れてからもう一回しっかり読みたい。

Posted byブクログ